科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
義肢装具学実習 【作】/Prosthetics and Orthotics Therapeutic Practice |
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授業コード /Class Code |
B701431002 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
月3(前期),月4(前期)/MON3(SPR.),MON4(SPR.) |
単位数 /Credits |
1.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
大庭 潤平/OBA JUNPEI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 《専門分野》/*** MAJORS *** 《SPECIALIZED FIELDS》 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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大庭 潤平/OBA JUNPEI | 作業療法学科/Occupational Therapy |
授業の方法 /Class Format |
講義・演習 対面にて講義・演習を実施します 対面での講義が困難な場合は、オンデマンド授業を予定しています。 資料配布は以下にアクセス先 適時お知らせします。 リモートの場合の特別警報(すべての特別警報)または暴風警報発令の場合(大雨、洪水警報などは対象外)の本科目の取り扱いについて→オンライン授業の場合は実施します。ただし、避難指示、避難警告が発令されていいる場合はご自身の安全を最優先にし、自治体の指示に従ってください。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、学部DP 2,3,4 を達成することを目指します。 義手・義足・装具は作業療法にとって重要な分野であり、その知識と技術は患者、障害者の障害を軽減することに役立つ大切な手段である。この領域は学際的な分野であるがため、作業療法士、医師、理学療法士、義肢装具士、エンジニア、ソーシャルワーカー、保健婦、行政、メーカーの密接なチームワークのもとで障害者および家族、ときには会社の上司も巻き込んで本当のニーズにあったものを種々の検討で定め、処方、製作、仮合せ、適合判定を行って本当に使える状態にして提供する。義肢・装具について作業療法士にとって必要な知識として義肢の歴史と切断、義手、義足の分類、義手の構成要素と機能、義手装着訓練、チェックアウト、装具の役割、目的と分類、チェックアウト訓練、疾患と装具について学生が理解できた後、技術としての仮義手製作、スプリント製作実習を行い学生が製作できるようになることを目標とする。この科目は、学部DP2,3,4を達成することを目指しています。 なお、この実習の担当者は、兵庫県立総合リハビリテーションセンターの作業療法士、研究員として、義肢装具を使用者に適応、訓練、開発する実務を10年以上経験している。その経験を活かした実習を行います。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
作業療法士の担当分野の知識「知識」、技術がわかる「技能」。福祉・保健制度の動向、技術革新についても理解できるようになる「知識」。 |
授業のキーワード /Keywords |
義肢・装具・適応・操作 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
義肢装具学において基礎理論を学び、本義肢装具学実習において実際の義肢や装具を使って実習を行う。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
運動学・解剖学の基礎知識と、各疾患特性の知識を復習しておくこと |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
各回の実習で実施される関連科目・講義について予習を行うこと(60分程度)。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
レポート、上腕ソケット製作物、スプリント製作物など。レポートは個別またはグループごとフィードバックする。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
試験60%、授業への取り組み(発言)10%、レポート・製作物30%によって総合的に評価する。 |
テキスト /Required Texts |
義肢装具学と共通(義肢装具と作業療法 評価から実践まで 大庭潤平、西村誠次、柴田八衣子編著 6,600円+税 医歯薬出版) |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1-4回 | 義手のチェックアウト | 能動義手の適応について、その目的と方法について理解し、実施できる | |
2 | 第5-8回 | 上腕義手の仮義手ソケット製作 | 上腕義手のソケット(オープンショルダー)をギプスシーネなどを用いて、製作を行う。ソケットの役割について理解する。 | |
3 | 第9-12回 | 義肢装具製作過程について | 義肢装具製作所にて、義肢装具の製作過程や修理場面を見学し、義肢装具の役割や使用に関する課題などについて理解する。 | |
4 | 第13-15回 | 義手・義足の操作訓練 | 模擬義手や模擬義足の体験を行う。義手の装着前訓練、義手装着訓練を理解して説明できる。 | |
5 | 第16-18回 | スプリント製作 | スプリント製作を行い、上肢装具ならびにスプリントの役割や目的を理解して、スプリントの製作過程について学ぶ。 | |
6 | 第19-22回 | 義肢装具の事例 | 義肢装具使用者の講義・実演を通して、義肢装具の意義・効果・課題を学ぶ |