科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
小児理学療法学 【20~】/Pediatric Physical Therapy |
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授業コード /Class Code |
B701142001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
金1(前期)/FRI1(SPR.) |
単位数 /Credits |
1.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
南 哲/MINAMI SATOSHI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 《専門分野》/*** MAJORS *** 《SPECIALIZED FIELDS》 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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南 哲/MINAMI SATOSHI | 理学療法学科/Physical Therapy |
授業の方法 /Class Format |
対面授業、および対面授業が実施できない場合は遠隔授業(オンライン授業とオンデマンド授業)の併用ならびに授業中に課す自己学習を通じて学びます。 オンライン授業は、以下のzoomミーティングを用いて行いますので、必ず参加すること。 zoomによるオンライン授業接続先: https://zoom.us/j/98472380239?pwd=LzJncEs4SjFCRVZDZFlXR0FnTHl6QT09 ・ミーティングID: 984 7238 0239 ・パスワード: 060640 ・担当教員メールアドレス:minami@reha.kobegakuin.ac.jp ・特別警報(すべての特別警報)または暴風警報発令の場合(大雨、洪水警報等は対象外)の本科目の取扱いについて⇒授業を実施します。ただし、避難指示、避難勧告が発令されている場合はご自身の安全を最優先にし、自治体の指示に従って行動してください。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
・発達領域の理学療法治療の基盤となる正常運動発達を復習する ・発達領域の理学療法の主な対象者である脳性麻痺児・者の障害像の復習と、その治療を学ぶ ・その他の発達領域の理学療法対象疾患(二分脊椎、筋ジストロフィーなど)の障害像の復習と、その治療を学ぶ ・本学部のディプロマポリシーにも挙げられている、理学療法士の国家資格を取得できる、発達領域の理学療法に関する知識を身につけることを目的とする ・当該科目は、教育職員以外にも、重症心身障害児・者施設や小児科・児童精神科診療所、特別支援学校の非常勤講師などにおける理学療法士の実務経験が15年ある教員が担当する。また、発達領域の疾患を持つ患者に対するリハビリテーションについて、教科書の内容のみならず、臨床で経験した事象も含め教示する、実践的教育から構成される授業である |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・小児科領域の主な疾患の病理や、疾患から生じる一次・二次障害について説明できる。 ・小児科領域の主な疾患に対する障害別の理学療法の概要を説明できる。 ・理学療法士国家試験の小児領域問題に対応できる知識を養える |
授業のキーワード /Keywords |
脳性麻痺、筋ジストロフィー、二分脊椎 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義形式のような一方向性の受動的な学習ではなく、授業の形式としてアクティブ・ラーニングを採用し、より「能動的な学習」を進め、上記の教育目標を効果的に達成していく。そのために、具体的には以下のような事項を授業の中で行っていく。 ①講義などで得た知識や思考を、書く・話すという形でアウトプットして整理する ②学生同士のディスカッションや教員のフィードバックにより、他者の視点を取り入れ、自己の理解を相対化させる ③課題などの授業外学習で理解を深め、同時に自ら調べることを経験する ④小テストやレポートなどにより理解度を確認する |
履修するにあたって /Instruction to Students |
運動学で学んだ発達に関する知識の確認と整理、および運動障害学で学んだ各疾患の障害像についての理解を深めることを、事前に自ら積極的に行っておくこと。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
各回の講義で実施される内容について、予習と復習行うこと(各60分程度)。 教科書を必ず購入し、次回の授業内容の個所を事前に熟読しておく。 また、復習としてノートに授業内容をまとめて整理し、何度も見返し知識を修得する。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
授業時に実施した小テストは、次の授業以降に正解(模範解答)を提示し、解説、講評を行います。 授業時に課したレポートは、次の授業以降に講評を行います。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
テストおよびレポート 100% |
テキスト /Required Texts |
・「Crosslink 理学療法学テキスト 小児理学療法学 」 編集 藪中良彦 他(メジカルビュー社) |
参考図書 /Reference Books |
・「運動療法学」 編集:市橋則明(文光堂) ・Life Span Motor Development. K. M. Haywood 他著(HUMAN KINETICS) ・脳性まひ児の運動スキルガイドブック. Sieglinde Martin原著,山川友康ほか監修(医歯薬出版) |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1・2回 | 正常運動発達と疾患が運動発達に与える影響 | 運動学の発達の範囲で、これまで学んだ正常な運動発達について復習し、疾患が運動発達に与える影響について考える。 | |
2 | 第3・4回 | 運動学習理論と課題志向型アプローチ | 運動発達に重要な要素である運動学習の理論の復習と、運動学習理論に基づいた理学療法アプローチとしての課題志向型アプローチについて学ぶ。 | |
3 | 第5・6回 | 脳性麻痺の障害像とその理学療法① | 脳性麻痺の障害像に対する理解を深め、脳性麻痺に対する理学療法評価について学ぶ。 | |
4 | 第7・8回 | 脳性麻痺の障害像とその理学療法② | 脳性麻痺に対する理学療法アプローチを学ぶ。 | |
5 | 第9・10回 | 筋ジストロフィーの障害像とその理学療法① | 筋ジストロフィーの障害像に対する理解を深め、その理学療法評価について学ぶ。 | |
6 | 第11・12回 | 筋ジストロフィーの障害像とその理学療法② | 筋ジストロフィーの理学療法アプローチについて学ぶ。 | |
7 | 第13・14回 | 二分脊椎の障害像とその理学療法① | 二分脊椎の障害像に対する理解を深め、その理学療法評価について学ぶ。 | |
8 | 第15回 | 二分脊椎の障害像とその理学療法② | 二分脊椎の理学療法アプローチについて学ぶ。 |