科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
運動療法学/Therapeutic Exercise |
---|---|
授業コード /Class Code |
B700991001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
月2(前期)/MON2(SPR.) |
単位数 /Credits |
1.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
大久保 吏司/OKUBO SATOSHI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 《専門分野》/*** MAJORS *** 《SPECIALIZED FIELDS》 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
大久保 吏司/OKUBO SATOSHI | 理学療法学科/Physical Therapy |
授業の方法 /Class Format |
講義 |
---|---|
授業の目的 /Class Purpose |
本科目は、本学部のディプロマ・ポリシーである、「幅広い知識に基づいて、他者および異文化を理解することができる」、「さまざまな問題を発見し、それを解決する方策を導くことができる」、「獲得した知識や技能を社会に役立てることができる」の3つにつながる科目である。基本的な運動療法を理解するための知識を身につけ、機能障害に応じた運動療法の目的と方法が修得できることを目的とする。この科目の担当者は、理学療法士としての臨床実務経験が20年で、臨床における知識と技術を基礎として学修を進める。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
理学療法学における主要科目の一つである運動療法学の歴史的変遷と種々の疾患に対する運動の意義について種々の角度から考察して、運動療法学を幅広く理解できることを目標とする。具体的には以下の項目を到達目標とする。 ・機能障害に応じた運動療法の目的を列挙することができる。 ・機能障害に対する運動療法の効果を説明することができる。 ・機能障害に対する具体的な運動療法の方法を説明できる。 ・各運動療法の適応と禁忌を述べることができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
機能障害、運動障害、運動療法 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
スライドを用いた講義を中心に進めるが、運動療法の模擬体験を通じて授業内容の理解を図ることがある。また、前回の復習を兼ねた小テストをすることがある。テキストを持参してください。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
授業計画を参考にして、講義内容をしっかりと理解してください。本科目は、2年後期の「運動療法学実習」に繋がる内容で構成されています。また、運動学などで既に学修した事柄と併せて、テキストと授業配布資料に基づき、各回における講義内容の予習と復習をおこない基本的な運動療法の内容を理解できるようにしてください。テキスト以外の参考図書なども参考にして学習してください。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
各回の講義で実施される内容について、テキストを読み、予習と復習を行うこと(各60分程度)。 参考図書についてもテキストと共に学習の理解を深めるため活用することが望ましい。 また、1年生で学んだ運動学や解剖学の復習は、本授業の理解を促進させてくれることでしょう。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
授業の中でこれまでの内容に関する小テスト、中間テスト等を実施することがあります。 フィードバックは、授業の中で解説します。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業中の小テストや中間テスト、授業に対する積極性や態度および定期試験によって総合的に判定する。 中間テストおよび定期試験にて概ね65%以上の正答率を合格基準とする。 |
テキスト /Required Texts |
シンプル理学療法学シリーズ 運動療法学テキスト(改訂第3版) 監修 細田多穂 南江堂(5000円+税) |
参考図書 /Reference Books |
Crosslink 理学療法学テキスト 運動療法学 メディカルビュー社 5720円(税込み) 運動療法学 各論(第4版)2017年 医学書院 運動療法学 文光堂 (本体7,000円+税) |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 第1回4月10日 | 運動療法総論 | 本科目の進行内容全体についてオリエンテーションを行う。 運動療法の定義・目的・対象疾患・方法・分類・適応・禁忌・注意点・リスク管理について理解する。 ・事前学習:該当範囲のテキストと資料を読む(約30分)、事後学習:授業の内容の整理(約30分) |
|
2 | 第2回4月17日 | 運動療法に必要な運動学の基礎 | 運動療法に必要な運動学の基礎について理解する。 ・事前学習:運動学のテキストと資料を復習すること(約30分)、事後学習:授業の内容の整理(約30分) |
|
3 | 第3回4月24日 | 運動と生体反応① | 運動によって生じる身体への影響、生理学的反応について理解する。 主に呼吸機能への影響について理解する。 ・事前学習:該当範囲のテキストと資料を読む(約30分)、事後学習:授業の内容の整理(約30分) |
|
4 | 第4回5月1日 | 運動と生体反応➁ |
運動によって生じる身体への影響、生理学的反応について理解する。 主に循環・代謝機能への影響について理解する。 ・事前学習:該当範囲のテキストと資料を読む(約30分)、事後学習:授業の内容の整理(約30分) |
|
5 | 第5回5月8日 | 関節の機能と障害 | 運動療法の基礎となる骨・関節の構造、バイオメカニクスについて理解する。 ・事前学習:該当範囲のテキストと資料を読む(約30分)、事後学習:授業の内容の整理(約30分) |
|
6 | 第6回5月15日 | 関節可動域に対する運動療法① | 関節可動域運動について理解する。 ・事前学習:該当範囲のテキストと資料を読む(約30分)、事後学習:授業の内容の整理(約30分) |
|
7 | 第7回5月22日 | 関節可動域に対する運動療法➁ | ストレッチ、関節モビライゼーションについて理解する。 ・事前学習:該当範囲のテキストと資料を読む(約30分)、事後学習:授業の内容の整理(約30分) |
|
8 | 第8回5月29日 | 前半の復習 | 前半までの講義内容について、資料、テキスト、参考図書等を読んで復習する(約60分) | |
9 | 第9回6月5日 | 筋の機能と障害 | 筋の機能と筋機能異常について理解する。 ・事前学習:該当範囲のテキストと資料を読む(約30分)、事後学習:授業の内容の整理(約30分) |
|
10 | 第10回6月12日 | 筋力・筋持久力増強運動① | 筋力増強運動について理解する。 ・事前学習:該当範囲のテキストと資料を読む(約30分)、事後学習:授業の内容の整理(約30分) |
|
11 | 第11回6月19日 | 筋力・筋持久力増強運動➁ | 筋持久力・全身持久力・体力向上について理解する。(ウォーミングアップ・クーリングダウンの生理学的特性、有酸素運動を中心に至適運動強度の推定とその調整について理解する。) ・事前学習:該当範囲のテキストと資料を読む(約30分)、事後学習:授業の内容の整理(約30分) |
|
12 | 第12回6月26日 | 基本的運動療法-協調性運動 | バランス運動・協調性運動について理解する。 ・事前学習:該当範囲のテキストと資料を読む(約30分)、事後学習:授業の内容の整理(約30分) |
|
13 | 第13回7月3日 | 基本的運動療法-神経障害、バランス障害に対する運動療法 | 中枢神経障害やバランス障害に対する運動療法について理解する。 ・事前学習:該当範囲のテキストと資料を読む(約30分)、事後学習:授業の内容の整理(約30分) |
|
14 | 第14回7月10日 | 基本的運動療法-姿勢・基本動作・歩行① | 姿勢・基本動作に関連する運動療法について理解する。 ・事前学習:該当範囲のテキストと資料を読む(約30分)、事後学習:授業の内容の整理(約30分) |
|
15 | 第15回7月17日祝日授業日 | 基本的運動療法-姿勢・基本動作・歩行➁、まとめ | 基本姿勢や正常歩行について理解する。また種々の歩行様態に対応する運動療法について理解する。またこれまでの講義のまとめを行う。 ・事前学習:該当範囲のテキストと資料を読む(約30分)、事後学習:授業の内容の整理(約30分) |