科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
精神医学Ⅱ 【作】/Psychiatry Ⅱ |
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授業コード /Class Code |
B700852001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
水1(後期)/WED1(AUT.) |
単位数 /Credits |
1.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
阪井 一雄/SAKAI KAZUO |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 《専門基礎分野》/*** MAJORS *** 《BASIC SCIENCES》 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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阪井 一雄/SAKAI KAZUO | 作業療法学科/Occupational Therapy |
授業の方法 /Class Format |
講義 及び 演習 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、学部DP 2 を達成することを目指す。 精神医学Ⅰあるいは精神医学総論で学んだ知識を前提にして、リハビリテーション場面で必要な精神医学の知識を、臨床心理学・神経学・神経内科学・薬理学といった周辺領域の知識とも関連づけて、各種精神障害について作業療法士として最低限必要な知識を付けるだけでなく、卒業後実際に作業療法士になった折に、新しい治療法や概念等が現れた場合、それに対して批判的な考察が出来るように、精神医学において今だ議論のあるような特定の問題について批判的に考察する。 また、精神医学を理解するには、中枢神経解剖学、神経学、神経内科学(臨床神経学)、臨床心理学の知識が不可欠である。これらの精神医学関連領域の基本的知識を再確認する。 この授業の担当者は、精神科医として30年以上の実務経験のある、医師、精神保健指定医、日本精神神経学会専門医、日本老年精神医学会専門医、臨床心理士(公認心理士試験合格済 現在申請中)であり、現在も認知症疾患医療センター等で診療実務を行っている。実際の診療経験にも言及しながら、実戦的な学習へと繋げていくことを目標とする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
基本的な脳構造やその役割を理解することを目標とする。 |
授業のキーワード /Keywords |
神経解剖学、神経内科学、臨床心理学 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義に用いるpower pointのfileをuploadしておく。それを主に用いる。一部の時間は問題演習にあてる。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
解剖学・生理学で学んだ神経系に関する内容を復習しておくこと。 講義資料のupload先 https://kobegakuin-my.sharepoint.com/:f:/g/personal/rk121203_reha_kobegakuin_ac_jp/En8YbYQ-ydFHklrAzCJOSHUBVYJSrACIOxtUariPMjzTug?e=bihqiz |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
各回の講義で実施される内容について、予習と復習行うこと(各60分程度)。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
小テスト以外の提出課題は無い |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
講義中に行う小テストで成績を決定する。 正答率6割を合格ラインとする。(但し、正誤式のテストを行った場合は、偶然でも5割の正答率を期待できることから8割を合格ラインとする。) 4回目の小テストに関しては必ず受験すること(理由のある欠席に対しては、再試を行う) 後期中に対面講義に移行し、対面で数回の小テストを行うことを前提としているが、COVID-19の感染蔓延状況によって全て遠隔講義になった場合Microsoft Formsを用いた試験を行う可能性があるので、Moodle等を随時確認すること。 |
テキスト /Required Texts |
講義の性格上、教科書が無くても受講は可能ですが、今後の実習や国家試験を考えると、参考図書に記載したテキストの購入を強く勧めます。 担当となった発表内容については、図書館の蔵書等を調べてください。 |
参考図書 /Reference Books |
JJNブックス 絵で見る脳と神経 しくみと障害メカニズム 医学書院 ISBN978-4-260-00816-7 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 神経学の基礎 | 神経の定義、神経系の最小単位である神経細胞(ニューロン)の働きについて理解する。 | |
2 | 第2回 | 中枢神経系の構造 | 中枢神経系の基本的な構造について学習する。 | |
3 | 第3回 | 中枢神経系の構造 大脳皮質 | 大脳皮質の基本的な構造について理解する。 | |
4 | 第4回 | 中枢神経系の構造(大脳辺縁系) | 大脳辺縁系について学習する。 | |
5 | 第5回 | 中枢神経系の構造(大脳基底核) | 大脳基底核について学習する。 | |
6 | 第6回 | 中枢神経の構造(間脳) | 間脳(視床・視床下部)について学習する。 | |
7 | 第7回 | 中枢神経の構造(小脳 脳幹) | 小脳と脳幹について学習する。 | |
8 | 第8回 | 中枢神経の構造(髄膜と脳循環) | 髄膜と脳循環について理解する。 | |
9 | 第9回 | 錐体路 | 錐体路について学習する。 | |
10 | 第10回 | 後索系と前外索系 | 後索系と前外索系について学習する。 | |
11 | 第11回 | 脳神経1 | 脳神経(第一脳神経から第六脳神経)について学習する。 | |
12 | 第12回 | 脳神経2 | 脳神経(第七脳神経から第十二脳神経)について学習する。 | |
13 | 第13回 | 皮質核路 | 皮質核路について学習する。 | |
14 | 第14回 | 精神医療に関係する心理学 | 精神医療に特に関連する心理学・臨床心理学について学習する | |
15 | 第15回 | まとめ | 今までの学習を振り返り、脳構造が人間の運動機能精神機能に与える影響を学習する |