科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
障害者福祉論/Social Services for the Disabled |
---|---|
授業コード /Class Code |
B700802001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
火4(前期)/TUE4(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
藤田 裕一/FUJITA YUUITI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育分野】 《社会福祉専門分野》/*** MAJORS *** 《社会福祉専門分野》 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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糟谷 佐紀/KASUYA SAKI | 社会リハビリテーション学科/Social Rehabilitation |
川本 健太郎/KAWAMOTO KENTARO | 社会リハビリテーション学科/Social Rehabilitation |
藤田 裕一/FUJITA YUUITI | 社会リハビリテーション学科/Social Rehabilitation |
授業の方法 /Class Format |
講義 |
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授業の目的 /Class Purpose |
本科目は、学科DP4に掲げる社会問題に関心を持ち、人々の生活課題を発見・把握し、それに対応するための思考力・判断力を身につけることを目指している。またこの科目は社会福祉士、精神保健福祉士受験のための必修科目であり、学科DP3に掲げる社会福祉士・精神保健福祉士の国家資格を取得できる知識・技能の取得も目指している。具体的には、次の3点を中心に学習することが目的となる。 1、障害者の生活実態とそれを取り巻く社会情勢や福祉(地域移行や就労の実態を含む)について理解できること。 2、障害者福祉制度の発展過程ならびに障害者福祉の諸概念について理解できること。 3、相談援助活動において必要となる障害者総合支援法や障害者の福祉、介護に関する他の法制度を理解できること。 なおこの科目の担当者はそれぞれ、障害者関連のソーシャルワーカーの実践経験かつ身体障害者当事者としての経験(藤田)、ユニバーサルデザイン関連の実践経験(糟谷)、障害者関連の社会的起業の実践経験(川本)をそれぞれ持ち、これらの経験を踏まえた授業を行う。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
①障害の概念と特性を踏まえ、障害者とその家族の生活とこれを取り巻く社会環境について理解し、説明できる。 ②障害者福祉の歴史と障害観の変遷、制度の発展過程について理解し、説明できる。 ③障害者に対する法制度と支援の仕組みについて理解し、説明できる。 ④障害による生活課題を踏まえ、社会福祉士及び精神保健福祉士としての適切な支援のあり方を理解し、説明できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
障害特性、障害者福祉の理念と歴史、生活実態と社会環境、法制度、障害者支援と家族支援 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義を中心に進めるが、ゲストスピーカーの話を聞き、ディスカッションを行う回が2回ある。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
新聞等などから、障害者に関する情報を日々確認するなど、障害者に関する関心を持つ。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
事前学習としておおむね1時間、事後学習としておおむね1時間を必要とする。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎回出席カードに感想等を記入したものの提出を求めるほか、担当教員の課すレポート課題の提出がある。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
藤田担当分50%(=期末試験)、糟谷担当分35%(=期末試験25%∔レポート10%)、川本担当分15%(=レポート)の合計(期末試験75%、レポート25%)による総合評価。詳細は初回時に伝える。 |
テキスト /Required Texts |
日本ソーシャルワーク教育学校連盟(編) 最新社会福祉士・精神保健福祉士養成講座8『障害者福祉』(中央法規、2021年、2500円+税) |
参考図書 /Reference Books |
必要に応じて各教員が適宜紹介する。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 障害概念と特性 | 障害者の定義、障害特性、国際生活機能分類(ICF)、障害の社会モデルについて学ぶ (藤田) | |
2 | 第2回 | 障害者福祉の理念① | 障害観の変遷について学ぶ(藤田) | |
3 | 第3回 | 障害者福祉の理念② | 障害者福祉のさまざまな理念について学ぶ(藤田) | |
4 | 第4回 | 障害者福祉の歴史① | 明治以前~現代までの障害者福祉の変遷について学ぶ(糟谷) | |
5 | 第5回 | 障害者福祉の歴史② | 当事者運動、障害者権利条約、障害者基本法について学ぶ(糟谷) | |
6 | 第6回 | 障害者の生活実態とこれを取り巻く社会環境と課題① | 障害者の生活実態、障害者と家族について学ぶ(糟谷) | |
7 | 第7回 | 障害者の生活実態とこれを取り巻く社会環境と課題② | 障害者を取り巻く社会環境と課題について学ぶ(糟谷) | |
8 | 第8回 | ゲストスピーカーの講話① | ゲストスピーカーの話を聞く(糟谷) | |
9 | 第9回 | 障害者に対する法制度① | 身体障害者福祉法、知的障害者福祉法、精神保健福祉法、発達障害者支援法について学ぶ(藤田) | |
10 | 第10回 | 障害者に対する法制度② | 障害者総合支援法、児童福祉法、障害者虐待防止法、障害者差別解消法について学ぶ (藤田) | |
11 | 第11回 | 障害者に対する法制度③ | バリアフリー法、障害者雇用促進法、障害者優先調達推進法について学ぶ(藤田) | |
12 | 第12回 | 障害者と家族等の支援にお社会的起業、SDGsと障害者 | 障害者に関する社会的起業やSDGsについて学ぶ(川本) | |
13 | 第13回 | ゲストスピーカーの講話② | ゲストスピーカーの話を聞く(川本) | |
14 | 第14回 | 障害者と家族等の支援における関係機関と専門職の役割 | 障害者と家族等の支援における関係機関や専門職の役割について学ぶ(藤田) | |
15 | 第15回 | 障害者と家族等に対する支援の実際 | 障害者と家族に対する支援の実際について学ぶ(藤田) |