科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
高齢者福祉論/Social Services for the Elderly |
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授業コード /Class Code |
B700782001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
木1(前期)/THU1(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
水上 然/MIZUGAMI TSUZURU |
科目区分 /Course Group |
【専門教育分野】 《社会福祉専門分野》/*** MAJORS *** 《社会福祉専門分野》 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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水上 然/MIZUGAMI TSUZURU | 社会リハビリテーション学科/Social Rehabilitation |
授業の方法 /Class Format |
教員による講義を中心とした科目である。一部、学生によるグループワーク、オンデマンド授業を取り入れる。オンデマンド教材保管のonedriveのURLは下記に示す。 https://kobegakuin-my.sharepoint.com/:f:/g/personal/rt162133_reha_kobegakuin_ac_jp/Ev09bJfJ6lFMoQ4TR-1gjasBxkUZ0fo9k2qNE95maBhFjA?e=3eDNmp |
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授業の目的 /Class Purpose |
本科目は、社会リハビリテーション学科の卒業必修科目に位置付けられている。社会福祉士国家試験受験資格を得るための必須科目でもある。本講義科目では、高齢者福祉の理念、意義、方法について習得することを目的とする。特に、高齢者福祉の変遷や、介護保険法をはじめ関連法規については、時間をかけ学習する。 この科目は学部DP2を達成することを目指している。 なお、この講義の担当者は介護老人保健施設や精神科診療所等で10年以上のソーシャルワークの経験を有している、実務教員であるので、より実践的な観点から高齢者福祉について解説できる。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
①高齢者の定義と特性を踏まえ、高齢者とその家族の生活とこれを取り巻く社会環境について理解する。 ②高齢者福祉の歴史と高齢者観の変遷、制度の発展過程について理解する。 ③高齢者に対する法制度と支援の仕組みについて理解する。 ④高齢期における生活課題を踏まえて、社会福祉士としての適切な支援のあり方を理解する。 |
授業のキーワード /Keywords |
介護保険法、老人福祉法、高齢者福祉の歴史、高齢者への社会福祉士の支援、権利擁護 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
パワーポイントを利用し解説を行う。講義と対応する教科書の部分をシラバスに記述している。パワーポイントの資料だけでなく、教科書をよく読んでおいてください。パワーポイントには教科書に含まれない内容も加えている。映像学習はオンデマンドも活用する。 授業内に適宜課題を出す。課題のフィードバックは授業内で行う。一部、グループワークを行う。授業内容等の質問は、教員に直接問い合わせること。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
予習復習は、テキストの該当ページを学習する。介護保険制度は、定期的に見直されているため、厚生労働省の介護保険に関するページをチェックし学習することが必要である。http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/index.html 当科目は、講義が中心であり、テキストの内容を主に学習する。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
講義前に教科書を読む。高齢者福祉に関する施策動向を新聞、ニュース、厚生労働省のホームページなどから学ぶこと。講義以外に、事前学習としておおむね1時間、事後学習としておおむね1時間の学習が必要。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
適宜、講義内容の理解を確認する課題レポートを提示する。課題の学生へのフィードバックは講義で講評を行う。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
出席カードへのコメントの記入内容の評価割合15%。レポートの評価割合15%。 定期試験の評価割合70%。 |
テキスト /Required Texts |
中央法規出版株式会社 最新社会福祉士養成講座「高齢者福祉」2021年2月 |
参考図書 /Reference Books |
講義中に指示する。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 高齢者と少子高齢社会:高齢者の定義と特性 | 高齢期の社会的理解、身体的理解、精神的理解、総合的理解を行う。【テキスト該当箇所 第1章第1節】 | |
2 | 第2回 | 高齢者と少子高齢社会:少子高齢社会の到来 | 少子高齢社会をめぐる動向、高齢者の生活状況について学ぶ。【テキスト該当箇所 第1章第2節】 | |
3 | 第3回 | 高齢者の生活実態とこれを取り巻く社会環境:高齢者の生活実態、社会環境 | 高齢者の所得、就業状況、介護状況、社会参加、生活環境について学ぶ。【テキスト該当箇所 第2章第1節 第2節】 | |
4 | 第4回 | 高齢者福祉の歴史と理念:高齢者観の変遷、高齢者福祉の発展過程 | 高齢者福祉の歴史について学ぶ。 敬老思想、エイジズム、社会的弱者、アクティブエンジングについて学ぶ。【テキスト該当箇所 第3章 第1節 第2節】 |
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5 | 第5回 | 高齢者福祉の歴史と理念:高齢者福祉の理念 | 高齢者福祉の体系、理念と課題について学ぶ。人権の尊重、尊厳の保持、老人福祉法、介護保険法における理念を学ぶ。【テキスト該当箇所 第3章第3節】 | |
6 | 第6回 | 介護保険制度:介護保険制度の概要 | 介護保険法と介護保険制度の概要、介護報酬、介護保険制度における組織及び団体の役割、保険者と被保険者、保険料要介護認定の仕組みとプロセスについて学ぶ。【テキスト該当箇所 第4章第1節】 | |
7 | 第7回 | 介護保険制度:地域支援事業 | 地域支援事業と地域包括支援センターについて学ぶ。【テキスト該当箇所 第4章第2節】 | |
8 | 第8回 | 介護保険制度:介護保険サービスの体系 | 介護保険法における給付サービス(在宅福祉サービス、施設福祉サービス等)について学ぶ。【テキスト該当箇所 第4章第3節】 | |
9 | 第9回 | オンデマンド授業 | 認知症の人や高齢者に対する支援の実際を映像を通し学ぶ | https://kobegakuin-my.sharepoint.com/:f:/g/personal/rt162133_reha_kobegakuin_ac_jp/Ev09bJfJ6lFMoQ4TR-1gjasBxkUZ0fo9k2qNE95maBhFjA?e=3eDNmp |
10 | 第10回 | 高齢者に対する関連諸制度:高齢者保健福祉の法体系、老人福祉法、高齢者医療確保法 | 高齢者福祉の法体系と老人福祉法の概要と老人福祉法に基づく措置、高齢者の医療の確保に関する法律の概要について学ぶ。【テキスト該当箇所 第5章】 | |
11 | 第11回 | 高齢者に対する関連諸制度:高齢者虐待防止法 | 高齢者虐待防止法、高齢者虐待事例への対応、相談通報、早期発見と未然防止、について学ぶ。【テキスト該当箇所 第5章第4節】 | |
12 | 第12回 | 高齢者に対する関連諸制度:バリアフリー法、高齢者住まい法 | バリアフリー法の概要、高齢者住まい法の概要について学ぶ。【テキスト該当箇所 第5章第4節】 | |
13 | 第13回 | 高齢者に対する関連諸制度:高年齢者雇用安定法、育児・介護休業法、市町村独自の高齢者支援 | 高齢者雇用安定法の概要、育児・介護休業法の概要について学ぶ。【テキスト該当箇所 第5章第7節 第8節 第9節】 | |
14 | 第14回 | 高齢者と家族等に対する支援における関係機関と専門職の役割:関係機関の役割、関連する専門職の役割 | 国、都道府県、市町村、指定サービス事業者、•国民健康保険団体連合会、地域包括支援センター、ハローワーク、シルバー人材センターの役割について学ぶ。関連する専門職等の役割について学ぶ。【テキスト該当箇所 第6章第1節 第2節】 | |
15 | 第15回 | 高齢者と家族等に対する支援の実際:高齢者領域におけるソーシャルワーカーの役割、高齢者と家族に対する支援の実際 | 高齢者領域におけるソーシャルワーカー(社会福祉士)の役割、高齢者と家族に対する支援の実際を学ぶ。【テキスト該当箇所 第7章第1節 第2節】 |