科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
運動学実習/Practice of Kinesiology |
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授業コード /Class Code |
B700642001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
月4(前期)/MON4(SPR.) |
単位数 /Credits |
1.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
南 哲/MINAMI SATOSHI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 《専門基礎分野》/*** MAJORS *** 《BASIC SCIENCES》 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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大賀 智史/OGA SATOSHI | 理学療法学科/Physical Therapy |
南 哲/MINAMI SATOSHI | 理学療法学科/Physical Therapy |
授業の方法 /Class Format |
実習(対面授業および遠隔授業併用) 初回授業のオリエンテーションは15-604教室で行います。必ず参加してください。 なお、遠隔授業の際には以下のZoomミーティングを使用します。 Zoomミーティングトピック: 運動学実習 Zoomミーティングに参加する https://zoom.us/j/97938121709?pwd=SENQMFo0U3ozbU8vOHRtbFFuRDJxZz09 ミーティングID: 979 3812 1709 パスコード: 964789 |
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授業の目的 /Class Purpose |
運動科学は人間の身体運動を種々の観点から考察する学問分野です。大きく四つのカテゴリー(①身体運動学②運動生理学③運動発達学④運動学習)に分類され、各カテゴリーから見たのヒトの運動に関する正確な理解が理学療法プログラム作成には必須です。本実習では、これらのカテゴリーごとに複数の課題を行い、理学療法プログラム作成に必要な運動科学の基礎知識の定着を図ることを目的とします。この科目は、学部ディプロマポリシー2および3を達成することを目指します。この科目の担当者はともに理学療法士として10年以上の経験を有する実務経験教員です。本実習は実践的教育から構成される授業科目です。臨床的な事象を紹介しつつ実習を進めて行きます。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
上記の4つのカテゴリーの知識をもとにして、人における運動に関して具体的な例を用いて説明できる。 得られた測定データをから運動中に生じる身体的な変化を適切な図表を用いて説明できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
身体運動の力学、エネルギー代謝、発達過程、運動の学習過程 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
少人数による実習形式の授業です。実際の観察、計測を通じて、運動の質的・量的評価の方法について学びます。得られた結果はグループディスカッションを通じて運動学的考察を行います。適宜、小テストを行い知識の定着を図ります。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
初回授業で行うオリエンテーションで実習マニュアおよび実習資料を配布し、実習における諸注意を行います。また、各実習項目の主題について説明を行います(感染状況などの理由で、初回が遠隔授業となった際には、e-learningのシステムを用いて配布します)。 事前に必ず配布した実習マニュアルを熟読し、実習の手順をある程度把握した状態で実習に臨んでください。また、実習マニュアル等で把握できた不明確な知識等については、十分に復習をして実習に臨んでください。 実習は、体を動かすことがほとんどなので、体調の管理には十分注意し、動きやすい服装で参加してください。 レポートの作成では、図書館において専門図書を参照して、知識をより深めるように心がけてください。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
各回の実習で実施される関連科目・講義について予習を行ってください(60分程度)。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
各実習における結果と個別の課題についてレポートを提出してください。レポートの作成要領は実習書を参照してください。実習中に講評を行います。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
レポートの点数と小テストを合計で100%として成績評価を行います |
テキスト /Required Texts |
実習書を配布します。 |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション | 実習における諸注意および実習課題説明(1) | |
2 | 第2回~第8回 | 身体運動 | 体表解剖における骨性指標の触診・同定(2):臨床において正確な知識と技術が要求される骨性指標の触診・同定を行う。骨性指標の触診・同定の口頭試問(3):前回の内容について口頭試問を行う。単関節運動の動作観察(4):関節モーメントに関係する因子について理解する。動作の記述(5):動作を一つ一つの関節運動に分解し、各関節での筋の収縮様式、関節運動を記録し、動作の質的表現を学修する。姿勢制御(6):姿勢課題がどのように姿勢制御に影響を与えるかを理解する。歩行の運動学(7)(8):床反力計を用いて、歩行中の垂直床反力を計測する。正常歩行における歩行周期の同定および歩行速度とケイデンス・歩幅との関係を学修する。歩容異常の観察を行う。 | |
3 | 第9回~第11回 | 運動生理 |
エネルギー代謝(9)(10):日常生活における運動負荷量の測定臨床場面における運動耐容能の測定を実施する。日常動作や6分間歩行試験を用い、運動負荷や運動耐容能について学修する(体力の測定と評価)。新体力テスト(11):新体力テストを実施し,体力レーダーチャート作成する(体力の測定と評価)。 | |
4 | 第12回~第13回 | 運動学習 | パフォーマンス曲線とトランスファー・デザイン(12):反復学習前後での非利き手でのボール投げの的までの距離を測定し、パフォーマンステストの結果とする。反復学習効果による能力の向上曲線を学修する。 運動学習とフィードバック(13):パフォーマンスの結果をフィードバックし、フィードバックの頻度が運動能力向上に与える影響を学修する。 | |
5 | 第14回~第15回 | 運動発達 | 運動発達(14)(15):新生児期から乳幼児期にかけての姿勢別(臥位・坐位・立位)の発達を模倣し記録する。姿勢別に発達過程で重要となる筋活動、重心位置、姿勢反射の影響を学修する。 |