科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
解剖学Ⅰ/Anatomy and physiology Ⅰ |
---|---|
授業コード /Class Code |
B700591001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
火4(前期),火5(前期)/TUE4(SPR.),TUE5(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
松原 貴子/MATSUBARA TAKAKO |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 《専門基礎分野》/*** MAJORS *** 《BASIC SCIENCES》 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
松原 貴子/MATSUBARA TAKAKO | 理学療法学科/Physical Therapy |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
---|---|
授業の目的 /Class Purpose |
この科目は,学部DP 1,2を達成することを目的とする。 この科目は,専門基礎分野の科目のひとつで,生理学や生物学とともに基礎医学と呼ばれます。 「解剖学」とは,生物の正常な形態と構造を学ぶ学問です。「解剖学Ⅰ」では,人体の細胞,組織,器官,器官系の構造及び器官や器官系間の関係について講義します。さらに、それら構造に基づく機能や臨床的特徴を生理学や生化学,病理学とも関連付け,内部機能障害に対するリハビリテーションの理解を深めるため,内臓系を中心とする基礎的な解剖学について解説します。 この科目では,器官系,器官,組織,細胞のしくみにあった形態(かたち)の意味を知り,臨床的な問題とも関連付けて理解することで,適切なリハビリテーションができるようになることを目的とします。 また,この科目の担当者は,死体解剖資格を有し,かつ,理学療法士として30年以上の経験があり,大学教員となった後も現在に至るまで医療機関で臨床に携わる,実務経験のある教員です。よって,講義では,構造や機能の変化・疾患の病態に関連付けて解説し,評価・診断・治療法の概略についても言及しながら,学びの幅と深さを拡げていきます。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
人体の細胞,組織,器官,器官系の構造ならびに器官や器官系間の関係について説明できる。 人体の細胞,組織,器官,器官系の構造に基づく機能や臨床的特徴について説明できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
系統解剖,形態と機能,組織,器官,器官系 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
授業計画に基づき,教科書に沿って,講義を進めます。 この科目は,多人数双方向型授業形式をとり,教員から全体に向けての質問や問題での呼びかけ及び授業理解度の確認を頻繁に行う一方,学生からの解答,意見や質問など主体的な発言・参加を求めます。 また,毎回,講義中の区切りの良いところで適宜分割してまとめを行い,講義終了時にはその回の講義内容を総括するので各自復習するとともに,次回講義内容について説明するので各自予習を行ったうえで授業に参加してください。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
各自,必要に応じて,高等学校の「理科」,特に「生物」と「化学」の知識を有することを前提とするため,履修するまでにそれら科目を復習しておくこと,または指定されたテキストの第1章~第4章を読んで授業に臨んでください。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
毎回の講義中と講義終了時の講義内容をまとめる際に説明される復習ポイントについて,テキストを読み講義中のメモとともにノート等に各自整理すると理解が深まり良き復習になります。(90分) また,講義終了時に次回講義内容について説明するので,事前に教科書の該当する章を必ず読んで予習したうえで授業に参加してください。(30分) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
小テストやレポート課題を課すことがあります。 小テストやレポート課題のフィードバックは主にLMSまたは次回授業で行います。 予習・復習の課題達成度や自己学習の進捗については適宜,講義内で全体に確認するので,遅れをとらないように自己学習(予習・復習)を習慣づけるようにしてください。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
100%定期試験により評価します。 |
テキスト /Required Texts |
三木明徳(訳)「からだの構造と機能」,西村書店,5,280円 |
参考図書 /Reference Books |
三木明徳(著)「実習にも役立つ人体の構造と体表解剖」,金芳堂,4,180円 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 第1回 | 解剖学総論 | 解剖学で何を学ぶのか,解剖学用語,人体の区分・部位 | |
2 | 第2回 | 細胞学総論 | 細胞の基本構造(細胞内小器官の構造と機能) | |
3 | 第3回 | 組織学総論(1) | 身体を構成する4大組織① | |
4 | 第4回 | 組織学総論(2) | 身体を構成する4大組織② | |
5 | 第5回 | 運動器系(1) | 骨・関節の構造と機能① | |
6 | 第6回 | 運動器系(2) | 骨・関節の構造と機能② | |
7 | 第7回 | 運動器系(3) | 骨格筋の構造と機能① | |
8 | 第8回 | 運動器系(4) | 骨格筋の構造と機能② | |
9 | 第9回 | 神経系(1) | ニューロン,グリアの構造と機能① | |
10 | 第10回 | 神経系(2) | ニューロン,グリアの構造と機能② | |
11 | 第11回 | 感覚器系(1) | 感覚器の構造と機能①体性感覚 | |
12 | 第12回 | 感覚器系(2) | 感覚器の構造と機能②特殊感覚 | |
13 | 第13回 | 呼吸器系(1) | 呼吸器の構造と機能①気道の基本構造,鼻腔〜喉頭 | |
14 | 第14回 | 呼吸器系(2) | 呼吸器の構造と機能②気管〜肺 | |
15 | 第15回 | 循環器系(1) | 循環器の構造と機能①心臓の構造 | |
16 | 第16回 | 循環器系(2) | 循環器の構造と機能②心臓の構造と刺激伝導系 | |
17 | 第17回 | 循環器系(3) | 循環器の構造と機能③血管の基本構造 | |
18 | 第18回 | 循環器系(4) | 循環器の構造と機能④全身の血管系 | |
19 | 第19回 | 消化器系(1) | 消化器の構造と機能①消化管の基本構造 | |
20 | 第20回 | 消化器系(2) | 消化器の構造と機能②口腔〜胃 | |
21 | 第21回 | 消化器系(3) | 消化器の構造と機能③小腸,大腸 | |
22 | 第22回 | 消化器系(4) | 消化器の構造と機能④消化管に付属する腺(肝臓,膵臓,胆嚢) | |
23 | 第23回 | 内分泌系(1) | 内分泌腺(中枢)の構造とホルモン | |
24 | 第24回 | 内分泌系(2) | 内分泌腺(末梢)の構造とホルモン | |
25 | 第25回 | 泌尿器系(1) | 泌尿器の構造と機能①腎臓 | |
26 | 第26回 | 泌尿器系(2) | 泌尿器の構造と機能②尿路 | |
27 | 第27回 | 生殖器系(1) | 生殖器の構造と機能①男性生殖器と女性生殖器 | |
28 | 第28回 | 生殖器系(2) | 生殖器の構造と機能②女性生殖器 | |
29 | 第29回 | 免疫系(1) | 血液 | |
30 | 第30回 | 免疫系(2) | リンパ系と生体防御機構 |