科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
発達障害学 【20~】/The study of developmental disabilities |
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授業コード /Class Code |
B700251001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
水2(前期)/WED2(SPR.) |
単位数 /Credits |
1.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
西尾 久英/NISHIO HISAHIDE |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 《専門基礎分野》/*** MAJORS *** 《BASIC SCIENCES》 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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西尾 久英/NISHIO HISAHIDE | 作業療法学科/Occupational Therapy |
授業の方法 /Class Format |
講義。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、学部DP2に掲げるリハビリテーションに関連する小児科の知識を修得することを目指す。人間は生涯発達し続ける存在であることは確かである。しかし、小児期の発達は、他の時期の発達とは比較できないくらい、ダイナミックだ。しかも、いかなる疾患であっても、そのために小児期の発達が阻害されると、以後の発達の可能性がずいぶんと狭められてしまう。この発達障害学では、学生が(1)小児の発達過程と、それに応じた日常生活の活動を学び、(2)種々の小児疾患の特性、治療原則を理解し、(3)家庭あるいは地域社会が小児の健康に与える影響を十分に理解することを目的とする。 なお、この科目の担当者は、小児科医として40年の経験があり現在も療育センターに勤務する、実務経験のある教員である。従って、時には、現在の小児医療の問題点についても言及しながら、深い学びへとつなげていきたい。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
(1)通常の小児の発達過程を説明できる。(2)種々の疾患について、その特性や治療原則を説明できる。(3)支援が必要な児について、その児の状況を評価し、支援計画を立てることができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
(1)発達過程、(2)発達障害、(3)小児疾患、(4)家庭、(5)地域社会 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
パワーポイントのスライドを中心にした講義授業を行う。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
特別な履修要件はない。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
授業の前に、シラバスの授業計画に目を通しておくこと。そして、各回の授業講義で学習した内容について復習を行うこと(およそ0.5-1時間の学習が必要である)。また、日常生活のなかで人間観察を心がけて、自分の経験と学習内容を結び付けて考える習慣を身につけること。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
授業の終わりに、理解度をテストするための課題を提示する。その課題に対する各自の答えをドットキャンパスにあげてもらう(ここではアンケートに対する回答という形式を採用する)。アンケート回答の期間は、7月24日の23:30までとする。期間外の提出、あるいは教員のメールアドレスへの提出は認めない。(質問があれば、担当教員(西尾)にメールで送ってください。担当教員のメールアドレスは、<nishio@reha.kobegakuin.ac.jp>です。できる限り、すばやくお答えしたいと思っています。ただし、教員が分からなくて答えられないときや、学生が自分で調べたほうが良いときには、その旨を回答します)。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
定期試験および毎回の授業で提示する課題に対する答え(ドットキャンパスにあげてもらったもの)を評価の対象とする。評価の配分は、定期試験50%、課題回答50%とする。 |
テキスト /Required Texts |
講義資料をドットキャンパスにあげておく。この講義資料がテキストになる。また、これは、コンピュータ、iPad、スマホにダウンロードが可能である。印刷が必要があれば、各自で印刷すること。 |
参考図書 /Reference Books |
医学書院 標準理学療法学・作業療法学専門基礎分野 小児科学(第4版) 冨田 豊編集 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 小児の成長と発達 | 小児の身体的、精神的発達について説明できる。 | |
2 | 第2回 | 小児疾患の診断学・治療学 |
小児患者の診察、診断、治療について説明できる。 | |
3 | 第3回 | 新生児・未熟児疾患 | 未熟児の呼吸、黄疸の管理について説明できる。 | |
4 | 第4回 | 先天異常と遺伝病 | 遺伝子異常、染色体異常について説明できる。 | |
5 | 第5回 | 代謝・内分泌疾患 | 成長ホルモン、甲状腺ホルモン等に関連する異常症を説明できる。 | |
6 | 第6回 | 神経疾患・筋疾患 | 小児に多いてんかん、筋ジストロフィー症について説明できる。 | |
7 | 第7回 | 免疫異常症 | 免疫の基本的な仕組みや免疫異常症について説明できる。 | |
8 | 第8回 | 感染症 | 感染のメカニズムと、種々の感染症について説明できる。 | |
9 | 第9回 | 呼吸器疾患 | 小児の呼吸器疾患について説明できる。 | |
10 | 第10回 | 循環器疾患 | 小児の先天性、後天性循環器疾患について説明できる。 | |
11 | 第11回 | 消化器疾患 | 小児の消化器疾患について説明できる。 | |
12 | 第12回 | 血液疾患、悪性腫瘍 | 小児期の血友病、白血病、悪性腫瘍について説明できる。 | |
13 | 第13回 | 腎疾患 | 小児期の腎疾患について説明できる。 | |
14 | 第14回 | 小児科学分野の先端トピック | 小児科学分野の先端医療について理解し、説明できる。 | |
15 | 第15回 | 現代小児科学の考え方 | 現代小児科学は、小児患者の診断・治療だけでなく、小児の成長発達を支援する学問であることを理解し、説明できる。 |