科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
リハビリテーション工学 【~19】/Rehabilitation Engineering |
---|---|
授業コード /Class Code |
B700182002 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
月1(後期)/MON1(AUT.) |
単位数 /Credits |
1.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
古田 恒輔/FURUTA TSUNESUKE |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 《専門基礎分野》/*** MAJORS *** 《BASIC SCIENCES》 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
古田 恒輔/FURUTA TSUNESUKE | 作業療法学科/Occupational Therapy |
授業の方法 /Class Format |
講義、実習 |
---|---|
授業の目的 /Class Purpose |
■この科目は対面授業を基本とします。 ■この科目は、学部DP1,2を達成することを目指しています。障害を持った人たちに対する機能的な治療に加えて、道具や機器等を使用することで、更に高度な技能を獲得し、生活の質を向上させることができることを理解する。 ■『特別警報(すべての特別警報)または暴風雪警報発令の場合(大雨、洪水警報などは対象外)には、本講義は対面授業のため、教務センター長判断による休講とします。 ■コロナ禍にて緊急事態宣言などが発令され、全学的な遠隔授業が指示された場合には、最下段にオンライン授業のアドレスを表示します。 ■遠隔授業時の授業は、ZOOM等によるリアルタイム授業を主とします。この場合、ネットワークの不安定や断線などにより、当日の参加者が50%以下となった場合には休講処置とする場合があります。このような事態は当日、授業開始時に判断し表示します。(トラブルなどにより授業が開始されない場合も20分待って開始指示がなければ自動的に休講となります) ■学生の現在地において避難指示・避難勧告が発令されている場合には、『まず自身の身の安全を最優先に考え、自治体の指示に従ってください。』 ■この講義の担当者は、作業療法士であり兵庫県立総合リハビリテーションセンターにて8年間の実務とその後の福祉用具の開発や技術開発研究、特許取得、福祉用具普及に関する活動(各都道府県講習会)を30年にわたって実施している。これらの経験を活かした講義を行います。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
■この科目は、学部ディプロマポリシー(DP) 1:主体的に授業に取り組む態度としての姿勢を作り、社会人としての人格形成に努めます。 ■DP3:リハビリテーションサービスに関する広範な知識の習得と、生活上の困難を抱えた人に対応することを目指します。 リハビリテーション工学の歴史、様々な障害に対応する福祉機器やリハビリテーション工学の手法、現状の技術開発の状況、ロボット介護機器開発の現状や普及促進のための事業などについて理解できる。 工学による技術支援「知識」と臨床適応の考え方「思考」、行動「態度・習慣」を学習できる。 本授業は、理学・作業療法における治療技術や支援技術では、福祉用具を用いた生活支援技術に関する工学的知識と技能が学習できる。生活環境における「適用技術」を知り、対応法を身につけることができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
リハ工学 車いす 福祉用具評価 介護ロボット |
授業の進め方 /Method of Instruction |
■基本的に多くの理学療法学科の学生が選択受講してくることを前提に組み立てています。(理学の卒業履修単位数が1単位多いため) ■障がい者の生活と、福祉用具によって、その生活がどのように改善するかを知るために、様々な障がいについてのビデオを中心とした講義を行う。 ■開発された機器の特性検査を行う「福祉用具評価センター」の見学を予定しているが、授業時間での実施は困難であり、授業期間の土曜日実施を前提に検討する。 ■受講者が5名以下の場合は集中講義を検討する。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
授業に関する連絡は、furutaot@reha.kobegakuin.ac.jp までして下さい。 事前に参加者の確認をします。(履修ガイダンス以降) 履修希望者は上記アドレスまで連絡をください。 第1回目はお試し受講可能です。(この場合は連絡不要) |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
各回の講義で実施される内容について、予習と復習行うこと(各60分程度)。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
適宜設定する |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
講義時に出される課題レポート(20%)、最終レポート(80%)をもって最終評価とします。 |
テキスト /Required Texts |
この講義ではテキストは使用しません。必要に応じて、プリントを配布します |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 第1回 | 生活支援のためのリハビリテーション工学 | リハビリテーション工学の世界と歴史 | |
2 | 第2回 | リハビリテーション工学の世界 | 福祉用具を活用した障がい者の生活の可能性 サイバスロンの紹介 | |
3 | 第3回 | 本邦のリハビリテーション工学機器の最先端 | リハビリテーション工学技術やロボット技術を応用した機器は、どこまで進んでいるのかについて学ぶ | |
4 | 第4回 | 介護用ロボットの開発 | 見守り支援機器について | |
5 | 第5回 | 歩行支援用具(ロボット技術) | ロボット工学から見た歩行支援機器について 現状の開発と問題点 |
|
6 | 第6回 | 人工筋肉について | 本邦で開発された人工筋肉を用いた手指の動きへの応用を紹介する。 | |
7 | 第7回 | シーティング技術とティルトリクライニング機構の用い方 | 車椅子の駆動効率を上げ、日常生活動作をよりしやすくするための技術として、車椅子シーティングがある。工学的立場から車椅子の特性を示し、シーティング技術を解説する。 | |
8 | 第8回 | 姿勢制御型、コンフォートタイプモジュール車椅子 | ティルト・リクライニング機能の紹介と調整 |