科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
解剖学実習 【20~】/Practice of Anatomy and physiology |
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授業コード /Class Code |
B700122001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
火3(後期),火4(後期)/TUE3(AUT.),TUE4(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
松原 貴子/MATSUBARA TAKAKO |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 《専門基礎分野》/*** MAJORS *** 《BASIC SCIENCES》 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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小形 晶子/OGATA AKIKO | 理学療法学科/Physical Therapy |
尾嵜 遠見/OSAKI TOHMI | 作業療法学科/Occupational Therapy |
田代 大祐/TASHIRO DAISUKE | 作業療法学科/Occupational Therapy |
松原 貴子/MATSUBARA TAKAKO | 理学療法学科/Physical Therapy |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(実習) 複数実習室を使用し,感染対策を徹底したうえで実習を行う予定です。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は,学部DP 1,2を達成することを目的とする。 この科目は,専門基礎分野の科目のひとつで,「解剖学Ⅰ~Ⅲ」で学んだ生物の正常な形態と構造の知識について,実習を通して立体的に理解し学びを深める学問です。 「解剖学Ⅰ」「解剖学Ⅱ」「解剖学Ⅲ」の講義で学習した知識をもとに, ・骨学実習では,骨格標本を手で触れ, ・組織学実習では,組織のプレパラートを光学顕微鏡で観察・スケッチし, ・体表解剖学実習では,人体を頭部,体幹,上肢,下肢に分け,骨格標本と学生間での触察実習を通して各部の骨・関節と骨格筋の関係,神経について存在場所,形態,大きさ,作用を立体的に理解し,体表から触知できうる構造物を実際に触察できるようになることを目的とします。 また,この主科目の担当者は,死体解剖資格を有し体表解剖学(特に運動器の触察)にも長けており,かつ,理学療法士として30年以上の経験があり,大学教員となった後も現在に至るまで医療機関で臨床に携わる,実務経験のある教員である。また,共同担当教員も長期間の解剖学教育経験のある教員です。よって,実習では,構造や機能の変化・疾患の病態に関連付けて解説し,触察実習ではデモを行ったうえで個別実習指導を行い,学びの幅と深さを拡げていきます。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
人体の細胞,組織,器官,器官系の構造について,模型・標本観察やスケッチによって説明できる。 全身の骨・関節と骨格筋の名称,形態と作用,存在部位と位置関係について,立体構造を説明できる。 各部の骨・関節と骨格筋,末梢神経の関係について触察を通して確認,理解し,体表から触知できうる構造物を実際に触察できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
系統解剖,組織,器官,体表解剖,運動器(骨・関節,骨格筋),神経系 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
授業計画に基づき,教科書に沿って,実習を進めます。 この科目は,アクティブラーニング(特に,ピア・ティーチングおよびシンク・ペア・シェア)形式を取り入れ,学生の主体的な授業参加を求めます。毎回,実習終盤(2コマ目の最後)には総括を行い,さらにアクティブラーニングのまとめ時間や確認テスト(小テスト)も設けます。それをもとに各自レポートを完成させ復習するとともに,次回実習内容とスケジュールを各グループで管理し,各自予習を行ったうえで実習に臨むようにしてください。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
各自,前期で修得した「解剖学Ⅰ」と「解剖学Ⅱ」の知識を復習し,さらに同時期に開講する「解剖学Ⅲ」の関連するところを整理しながら授業に臨んでください。 また,骨学実習,組織学実習,中枢神経系実習では色鉛筆を,体表解剖学実習では触察に適した服装に着替え,カラーペン,ビニールテープ(色付きの絶縁テープ),ハサミを各自準備して実習に参加してください。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
毎回の実習で取り組んだレポート課題について,テキストを読み,実習室や図書館の関連書籍で調べて,各自レポートを完成させると理解が深まり良き復習になります。(90分) また,実習スケジュールに沿って,次回実習内容については事前に教科書の該当する章を必ず読んで予習したうえで実習に参加してください。(30分) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
1)課題レポートを毎回課しますので,期限を守って提出するようにしてください。遅れをとらないように自己学習(予習・復習)を習慣づけるようにしてください。個別にレポート指導・質疑応答(フィードバック)を対面授業時に行います。 2)小テストを毎回実習後に行います。小テスト後にその内容について解説を加え,学習課題について説明します。 3)実技・口頭試問及び筆記試験を複数回実施します。試問後,その内容について解説を加え,学習の問題点や対策についてフィードバックまたは個別指導を行います。 なお,口頭試問及び筆記試験は,小テストまたは課題の提出回数に基づき必要出席(提出)回数に満たない場合は受験できませんので注意してください。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
1)実技・口頭試問(60%) 2)定期試験(筆記試験)(40%) 複数回の実技・口頭試問及び定期試験(筆記試験)の結果を主として成績評価します。 なお,小テストおよびレポート課題の評価について,成績評価の参考にすることがあります。 |
テキスト /Required Texts |
三木明徳(著)「実習にも役立つ人体の構造と体表解剖」,金芳堂,4,180円 |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1週 | オリエンテーション 体表解剖学実習・骨学実習 |
オリエンテーション 体表解剖実習・骨学実習の準備 |
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2 | 第2週 | 体表解剖学実習・骨学実習 | 理学)体表解剖学実習① 作業)骨学実習① | |
3 | 第3週 | 体表解剖学実習・骨学実習 | 理学)骨学実習① 作業)体表解剖学実習① | |
4 | 第4週 | 体表解剖学実習・骨学実習 | 理学)体表解剖学実習② 作業)骨学実習② | |
5 | 第5週 | 体表解剖学実習・骨学実習 | 理学)骨学実習② 作業)体表解剖学実習② | |
6 | 第6週 | 体表解剖学実習・骨学実習 | 理学)体表解剖学実習③ 作業)骨学実習③ | |
7 | 第7週 | 体表解剖学実習・骨学実習 | 理学)骨学実習③ 作業)体表解剖学実習③ | |
8 | 第8週 | 体表解剖学実習・骨学実習 | 総括・口頭試問Ⅰ,個別指導 | |
9 | 第9週 | 体表解剖学実習・骨学実習 | 理学)体表解剖学実習④ 作業)骨学実習④ | |
10 | 第10週 | 体表解剖学実習・骨学実習 | 理学)骨学実習④ 作業)体表解剖学実習④ | |
11 | 第11週 | 組織学実習,体表解剖学実習 | 組織学実習 | |
12 | 第12週 | 組織学実習,体表解剖学実習 | 中枢神経実習① | |
13 | 第13週 | 組織学実習,体表解剖学実習 | 中枢神経実習② | |
14 | 第14週 | 組織学実習,体表解剖学実習 | 体表解剖学実習⑤ | |
15 | 第15週 | 解剖学実習(総括) | 総括,口頭試問Ⅱ,個別指導 |