科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
銀行論Ⅱ/Banking TheoryⅡ |
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授業コード /Class Code |
B601401001 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
経営学部/Business Administration |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
水1(後期)/WED1(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
石賀 和義/ISHIGA KAZUYOSHI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門選択科目〉/*** MAJORS *** 〈Electives in Major〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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石賀 和義/ISHIGA KAZUYOSHI | 経営学部/Business Administration |
授業の方法 /Class Format |
「講義」原則、対面授業で実施する。 対面授業が不可能になった場合、オンライン授業に変更する。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
金融論の基礎と、金融取引の主たる担い手である銀行の制度・組織・機能・業務等の知識を修得し、金融機関 の仕組や業務、並びにこれらを取り巻く金融制度や経済環境の基礎が理解できるようになることを目的とする。この科目の担当者は、金融機関の実務経験を有する教員である。実務経験に基づく最新の金融実務などを紹介し、より実践的な講義としたい。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
銀行の業務や機能関する知識を習得できる。金融市場の動きや新しい金融取引を学ぶ。金融政策やプルーデンス政策を理解できる |
授業のキーワード /Keywords |
金融、金融仲介、金融機関、金融市場、金利 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
テキストに沿って授業を進める。講義を中心に進めるが、質問に答えてもらうなど対話形式の授業を実践したい。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
銀行や証券などの金融機関や金融市場などを取り扱います。金融機関に興味がある方にお薦めです。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
金融に関するニュースを見てください。興味ある事項を選び、検索してみてください。その内容を自分なりに解釈してください。不明な点は、授業で取り上げますので、授業で質問してください。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
中間課題と期末課題の2回を予定しています。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
提出課題のほか、授業への参加度合も勘案して評価します。 |
テキスト /Required Texts |
岡村秀夫・田中敦・野間敏克・播磨谷浩三・藤原賢哉(2017)『金融の仕組みと働き』有斐閣ブックス、2,400円+税。 |
参考図書 /Reference Books |
特になし。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス(金融の仕組みと働き) | 講義全体の進め方や内容などについて解説する。 | |
2 | 第2回 | 資金の流れ | 金融における資金の流れを資金循環統計を用いて説明する。 | |
3 | 第3回 | 銀 行 | 銀行の機能を説明し、近年の銀行経営の環境や課題を説明する。 | |
4 | 第4回 | 金融市場 | 短期金融市場、株式市場、債券市場の概要と制度等を説明する。 | |
5 | 第5回 | 証券化とフィンテック | 新しい金融技術である証券化やフィンテックを説明する。 | |
6 | 第6回 | 金融取引と金利 | 金利の定義や働き、満期の長さと金利水準の関係などを説明する。 | |
7 | 第7回 | 前半のまとめ | 前半で取り上げた金融の論点を振り返る。 | |
8 | 第8回 | 金融取引の特徴と課題 | リスク負担、情報の非対称性、契約の不完備性などの問題を説明する。 | |
9 | 第9回 | 銀行の働き | 資産変換機能や情報生産機能といった金融仲介機能を説明する。 | |
10 | 第10回 | 金融市場の働き | 資金調達者と資金提供者が直接取引する金融市場を説明する。 | |
11 | 第11回 | 金融取引と政府の役割 | 金融取引における政府の役割と公的金融の仕組みを説明する。 | |
12 | 第12回 | 貨幣の働きとマクロ経済 | 預金による決済の仕組みと貸出による資金供給について説明する。 | |
13 | 第13回 | 日本銀行と金融政策 | 製作主体である日本銀行の機能と金融政策について説明する。 | |
14 | 第14回 | 金融危機とプルーデンス政策 | 金融危機の背景とプルーデンス政策について説明する。 | |
15 | 第15回 | 振り返りと質疑 | 授業の総括と質疑応答を行う。 |