科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
ヨーロッパ経営論Ⅰ/European ManagementⅠ |
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授業コード /Class Code |
B601311001 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
経営学部/Business Administration |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
金2(前期)/FRI2(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
小澤 優子/OZAWA YUKO |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門選択科目〉/*** MAJORS *** 〈Electives in Major〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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小澤 優子/OZAWA YUKO | 経営学部/Business Administration |
授業の方法 /Class Format |
対面授業「講義」 |
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授業の目的 /Class Purpose |
<主題> この科目は、学部のDPにある経営の問題を総合的に分析・解析できる知識・技能を修得することを目指すものである。この科目は専門教育科目のひとつで、経営学に関する基本的な知識を必要とする。 企業経営を理解するうえで、欧州連合(EU)について理解することは不可欠である。欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)を母体として発足し、深化をたどる欧州連合は、経済共同体として世界経済全体はもちろん日本に対しても大きな影響力を及ぼすためである。本講義では、27か国という大きな連合体であり、今後の動向に注目が集まる欧州連合の全体像や、そこにおける企業経営について理解を進めていく。前期のⅠにおいては、欧州連合の歴史や今日の在り方など、その全体に関して学習していきたい。 <目的> ・欧州連合の歴史や今日の加盟国、それらの経済状況に関する知識を修得することができる。 ・欧州連合の企業経営について関心をもつようになる。 ・日本と他国との企業経営の違いについて理解し、適切なコメントができるようになる。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・欧州連合の全体像や、そこにおける企業経営の特徴について説明することができる。 ・他国の企業経営に興味を持ち、日本企業との違いについて議論ができる。 ・新聞などで取り上げられる欧州企業に関する問題について、その意味や本質を理解し、それに対する自らの意見を述べることができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)、欧州連合(EU)、ユーロ、企業の社会的責任(CSR)、ステークホルダー志向 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義を中心に進めます。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
経営学の基礎的な知識を修得していることが望ましい。また、海外企業の経営に積極的に興味を持つ姿勢が重要となる。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
講義の際のノート整理やその内容確認を、毎回2時間程度、事後学習として行うこと。このことが、次の講義の事前学習となります。また、第1回目の講義で参考文献を複数提示するので、それも併せて読むと理解が進みやすくなります。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
授業中に数回、授業内容に関連した問題の解答やそれに対する意見などを記入した出席カードの提出を求める。これに関しては、次の講義の際にいくつかの回答をサンプルとして提示し、正解やポイントなどの解説を行う。また、下記の通り小テストを実施するが、これに関しても出席カードと同様のフィードバクを行う。最終回には、講義のまとめとして試験を実施する。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
講義の最終回に行う確認テスト(50%)と授業中に2回実施する小テスト(40%)、さらには、複数回提出を求める出席カードの内容(理解度の程度)(10%)によって総合的に判断する。なお、これらの比率は変更することがある。 |
テキスト /Required Texts |
特定のものは使用しない。 |
参考図書 /Reference Books |
久保広正、海道ノブチカ編著(2013)『EU経済の進展と企業経営』勁草書房。 田中素香、長部重康、久保広正、岩田健治(2014)『現代ヨーロッパ経済(第4版)』有斐閣。 他の文献に関しては、第1回目の講義で指示する。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 講義のガイダンス―講義の進め方、内容など | ・講義全体の流れを提示する。 ・講義のために必要な学習などについて指摘する。 ・講義を受けるにあたって、その進め方や注意事項を説明する。 |
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2 | 第2回 | 欧州連合の全体像 | 今日の欧州連合(EU)について、その全体像や近年の動向を理解していく。とりわけ近年は、英国の離脱決定や難民問題など、様々な問題が生じている。 | |
3 | 第3回 | EUの歴史① | 欧州連合が、欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)の時代から近年に至るまでどのように発展してきたのかを学習していく。 | |
4 | 第4回 | EUの歴史② | 1990年代以降の欧州連合の統合の深化について、加盟国の拡大やユーロの導入などを基に検討していく。 | |
5 | 第5・6回 | CSRの全体像 | ヨーロッパの企業経営において非常に重要視される企業の社会的責任(CSR)について理解する。 | |
6 | 第7・8回 | 各国のCSRの取組み | CSRに関して先進的なヨーロッパの企業の取組みを理解し、日本企業が採り入れるべき点について考察する。 | |
7 | 第9・10回 | 事例研究 | 実際の企業におけるCSRの取り組みについて理解していく。 | |
8 | 第11・12回 | CSRとガバナンス | CSRの中でも、コーポレート・ガバナンスについて学習をし、その問題全体について理解を深めていく。 | |
9 | 第13回 | 経済の進展と企業の発展① | 欧州連合における企業の現状を理解し、その優れた点や問題点について考える。 | |
10 | 第14回 | 経済の進展と企業の発展② | 欧州連合全体の経済の進展に伴い、今後企業経営がどのように変化していくのかを、これまで学習した内容をもとに考察していく。 | |
11 | 第15回 | 講義のまとめ―確認のためのテスト― | 講義全体のまとめとして、全ての内容について理解できているのかどうかの確認テストを実施する。 |