科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
情報ネットワーク論/Information Networks |
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授業コード /Class Code |
B601081001 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
経営学部/Business Administration |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
月4(前期)/MON4(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
林坂 弘一郎/RINSAKA KOICHIRO |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈経営情報科学コース選択必修科目〉/*** MAJORS *** 〈経営情報科学コース選択必修科目〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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林坂 弘一郎/RINSAKA KOICHIRO | 経営学部/Business Administration |
授業の方法 /Class Format |
「講義」 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、経営学部の DP に掲げる情報通信技術 (ICT) を用いて経営企画や経営戦略に必要な情報を収集し、さらに問題をシステム化するのに必要な数理情報の知識・技術を学修することを目指す。 経営情報科学コースの選択必修科目に属し、基礎的な情報処理に関する技術を前提としている。 現代の高度情報化社会において、情報通信,特にインターネットが果たす役割は非常に重要なものとなり、既に我々の日常生活において必要不可欠なものとなった。しかしながら、望み通りの情報ネットワーク環境を構築あるいは利用するためには、多くの知識が必要となる。本講義では、個人がTCP/IPをベースとしたネットワークを利用する際に知っておくべき点に焦点を当て、ネットワークの仕組みについて学ぶ。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
情報通信およびTCP/IPの仕組みを説明できる。(知識) TCP/IPの各種プロトコルを説明できる。(知識) |
授業のキーワード /Keywords |
TCP/IP、プロトコル、インターネット |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義を中心に進める。 毎回の講義の最後に理解度を確認するための小テストを実施し、次回の冒頭で解説する。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
LMS (主に Moodle) と https://rinsaka.com/ も参照してください。資料配布や小テストの回答にLMSを利用することから、スマートフォン(またはタブレット、ノートPC)などの通信機器を毎回持参してください。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
講義で得た知識を配布資料だけでなく、PCやスマートフォン、インターネットなどの利用を通じて実際に再確認するような復習を30分〜1時間程度行えば効果的である。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎回の講義の最後に理解度を確認するための小テストを実施する。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
定期試験70% 提出課題30% |
テキスト /Required Texts |
資料を配布する。 |
参考図書 /Reference Books |
今野勤、大角盛広、毛利進太郎、林坂弘一郎 著『文科系のための情報科学』 共立出版 2017年 2600円 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ネットワークの種類 | LAN、WAN、インターネット、クライアント・サーバ、ピアツーピアなどのネットワークの種類について理解する。 | |
2 | 第2回 | プロトコルとOSI参照モデル(1) | プロトコルの階層化と標準化について理解し、OSI参照モデルやTCP/IPの4階層モデルについて、各層の役割を理解する。さらに、コネクション型通信とコネクションレス型の特徴についても理解する。 | |
3 | 第3回 | プロトコルとOSI参照モデル(2) | プロトコルの階層化と標準化について理解し、OSI参照モデルやTCP/IPの4階層モデルについて、各層の役割を理解する。さらに、コネクション型通信とコネクションレス型の特徴についても理解する。 | |
4 | 第4回 | 通信速度と待ち行列(1) | 通信速度や通信時間の計算方法を習得する。また、指数分布とポアソン分布の関係性を理解するとともに、M/M/1待ち行列モデルによる平均待ち時間や平均応答時間の計算方法を習得する。 | |
5 | 第5回 | 通信速度と待ち行列(2) | 通信速度や通信時間の計算方法を習得する。また、指数分布とポアソン分布の関係性を理解するとともに、M/M/1待ち行列モデルによる平均待ち時間や平均応答時間の計算方法を習得する。 | |
6 | 第6回 | ネットワークへの接続 | xDSL、FTTH、PLC、WiMAX、LTEなどの通信回線についてそれらの特徴を理解する。 | |
7 | 第7回 | 無線LAN | 周波数と無線通信の特徴を理解し、無線LAN規格の特徴と暗号化などのセキュリティについて考察する。 | |
8 | 第8回 | MACアドレスとIPアドレス(1) | MACアドレスとIPアドレスについて理解する。特にIPアドレスに対しては、グローバルアドレスとプライベートアドレスを理解し、ネットワーク部とホスト部の算出方法を習得する。 | |
9 | 第9回 | MACアドレスとIPアドレス(2) | MACアドレスとIPアドレスについて理解する。特にIPアドレスに対しては、グローバルアドレスとプライベートアドレスを理解し、ネットワーク部とホスト部の算出方法を習得する。 | |
10 | 第10回 | MACアドレスとIPアドレス(3) | MACアドレスとIPアドレスについて理解する。特にIPアドレスに対しては、グローバルアドレスとプライベートアドレスを理解し、ネットワーク部とホスト部の算出方法を習得する。 | |
11 | 第11回 | ルーティング | ルーティングによってパケットが目的のホストまで届く仕組みを理解する。 | |
12 | 第12回 | TCP と UDP | トランスポート層の役割を理解する。とりわけTCPのコネクション管理、ウィンドウ制御、ふくそう制御について理解する。 | |
13 | 第13回 | DNS | ドメイン名の構造とDNSの仕組み、DNSの負荷分散などを理解するとともに、DHCPによるIPアドレスの割り当て方法についても理解する。 | |
14 | 第14回 | WWWと電子メール | HTTPやHTTPSなどWWWに関連するプロトコルを理解し、CookieやWeb Storageなどの仕組みも理解する。さらにSMTP、POP3、IMAP4など電子メールに関連するプロトコルを理解する。 | |
15 | 第15回 | Windowsネットワーク | Windows固有のネットワークサービスについて、ワークグループとドメイン、共有フォルダ、プリンタの共有などの仕組みを理解する。 |