科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
情報管理概論Ⅱ/Introduction to Information Management Ⅱ |
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授業コード /Class Code |
B600881001 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
経営学部/Business Administration |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
月3(後期)/MON3(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
林坂 弘一郎/RINSAKA KOICHIRO |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈経営情報科学コース選択必修科目〉/*** MAJORS *** 〈経営情報科学コース選択必修科目〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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林坂 弘一郎/RINSAKA KOICHIRO | 経営学部/Business Administration |
授業の方法 /Class Format |
「講義」 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、経営学部の DP に掲げる情報通信技術 (ICT) を用いて経営企画や経営戦略に必要な情報を収集し、さらに問題をシステム化するのに必要な数理情報の知識・技術を学修することを目指す。 経営情報科学コースの選択必修科目(2年次配当科目)に属し、3年次で展開される選択必修科目への導入科目として位置づけられる。 現代の情報化された社会においては、我々が日常的にインターネットやコンピュータシステムを利用している結果として、企業や組織には膨大な量のデータが蓄積されている。これらのビッグデータは組織内部で管理されたりクラウド上で管理され、様々な分析に活用できるよう技術開発や環境整備が進んでいる。しかしながら、日本国内においては発展著しい技術に対応できるIT技術者の充足率が低く、これら人材の育成が課題となっている。このような現状に鑑み、本講義では情報管理という観点から情報処理技術者試験、特にITパスポート試験や基本情報技術者試験にも対応できる知識や技術を学ぶ。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
情報セキュリティの3つの要素を説明できる。(知識) 暗号化やデジタル署名の仕組みを説明できる。(知識) システム運用管理や情報システムの構築手法を説明できる。(知識) |
授業のキーワード /Keywords |
情報セキュリティ、暗号化、デジタル署名、不正アクセス、ソフトウェア開発、信頼性 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義を中心に進める。 毎回の講義の最後に理解度を確認するための小テストを実施し、次回の冒頭で解説する。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
「情報処理概論II」も同時に履修する、または、単位習得済みであることが望ましい。 LMS (主に Moodle) と https://rinsaka.com/ も参照してください。資料配布や小テストの回答にLMSを利用することから、スマートフォン(またはタブレット、ノートPC)などの通信機器を毎回持参してください。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
講義で得た知識を教科書や配布資料だけでなく、PCやスマートフォン、インターネットなどの利用を通じて実際に再確認するような復習を30分〜1時間程度行えば効果的である。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎回の講義の最後に理解度を確認するための小テストを実施する。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
定期試験70% 提出課題30% |
テキスト /Required Texts |
今野勤、大角盛広、毛利進太郎、林坂弘一郎 著『文科系のための情報科学』 共立出版 2017年 2600円 |
参考図書 /Reference Books |
適宜指示する。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 情報セキュリティ(1) | 情報セキュリティの基本概念を理解し、情報漏えいなどの事例(インシデント)を考察する。 | |
2 | 第2回 | 情報セキュリティ(2) | 情報セキュリティの基本概念を理解し、情報漏えいなどの事例(インシデント)を考察する。 | |
3 | 第3回 | 情報セキュリティ(3) | 不正アクセスとコンピュータウイルスについて理解し、その対策を検討する。 | |
4 | 第4回 | 暗号化(1) | インターネット上で利用される暗号化方式(共通鍵暗号・公開鍵暗号・ハイブリッド暗号)について、またデジタル署名や認証局について理解する。 | |
5 | 第5回 | 暗号化(2) | インターネット上で利用される暗号化方式(共通鍵暗号・公開鍵暗号・ハイブリッド暗号)について、またデジタル署名や認証局について理解する。 | |
6 | 第6回 | 暗号化(3) | インターネット上で利用される暗号化方式(共通鍵暗号・公開鍵暗号・ハイブリッド暗号)について、またデジタル署名や認証局について理解する。 | |
7 | 第7回 | フォールトトレランス(1) | フォールトトレランスとそれに関連する技術を理解し、システムの性能管理、障害管理やバックアップの手法についても理解する。 | |
8 | 第8回 | フォールトトレランス(2) | フォールトトレランスとそれに関連する技術を理解し、システムの性能管理、障害管理やバックアップの手法についても理解する。 | |
9 | 第9回 | 故障率と稼働率(1) | システムの故障率と稼働率、およびデータの管理と廃棄方法について理解する。 | |
10 | 第10回 | 故障率と稼働率(2) | システムの故障率と稼働率、およびデータの管理と廃棄方法について理解する。 | |
11 | 第11回 | 故障率と稼働率(3) | システムの故障率と稼働率、およびデータの管理と廃棄方法について理解する。 | |
12 | 第12回 | ソフトウェア開発モデル(1) | ソフトウェアの特徴、システムの開発工程と開発モデルについて理解し、ソフトウェアテストの目的と種類についても理解する。 | |
13 | 第13回 | ソフトウェア開発モデル(2) | ソフトウェアの特徴、システムの開発工程と開発モデルについて理解し、ソフトウェアテストの目的と種類についても理解する。 | |
14 | 第14回 | ソフトウェア信頼性評価モデル | ソフトウェアの信頼性成長モデルとアジャイル開発と呼ばれる新しい開発手順について理解する。 | |
15 | 第15回 | Webサービスの運用管理 | フォールトトレランス技術の一つである冗長化がWebシステムにおいて実際にどのように利用されているのか、さらに負荷分散をどのようにして実現しているのかについて理解する。 |