科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
基礎演習Ⅰ/Basic Seminar Ⅰ |
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授業コード /Class Code |
B600822014 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
経営学部/Business Administration |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
金1(前期)/FRI1(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
辻 幸恵/TSUJI YUKIE |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈コア科目〉/*** MAJORS *** 〈Core Subjects〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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辻 幸恵/TSUJI YUKIE | 経営学部/Business Administration |
授業の方法 /Class Format |
演習(対面) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この時期は基礎科目から専門科目への移行期にあたる。社会をリードする人間になることは本学の目指す姿でもある。この授業の目的のひとつは、構成メンバーがリーダーシップを身につけることであり、誰かに指示されるだけではなく、自ら考えて行動できることを目指す。そして、経営の問題を総合的に分析・解析できる知識と技能を習得することを目標とする。実務経験がある教員として事例などを示しながら、実際の消費者の行動とマーケティングの理論の合致するところとしないところを説明する。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1)グローバルで多角的な視点からとらえられることができる。陳列棚に並べられている商品を見て、売れるか否かの判断ができるようになることである。 2)もしも自分が営業をする立場であれば、どのように陳列をするのか、どのようなキャッチコピーにするのかを考え、自分がやるならばどうしたいのかを考えることができるようになることである。 そのために、経営の問題を総合的に分析・解析できる知識をつける。 3)実際の店舗販売では必要になる技能の初歩もスキルとして身につける。これはアクティブラーニングを通じて身につける。 |
授業のキーワード /Keywords |
ヒット商品、流行、マーケティング、ゆるキャラ、雑貨 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
オンライン講義を進める。前期の授業のうちにレポート課題を3回出すので、それに各自が解答し、提出しなければならない。基本的には1コマの授業で一つのテーマをするいわば一話完結になる。13回分のトピックスを習うことになる。時間の最初には、必ず前回の復習をして、全員が基本的な事項を共有してから、本題に入る。教科書にそって授業は実施する。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
ヒット商品や流行についてのニュースがあれば気をつけて読んでほしい。また、今、何が流行しているのかを衣食住の中で常に気にしてほしい。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
教科書を指定しているので、課題などをこなすときの参考資料として毎回2時間くらいかけて、よく読んでほしい。また、資料作成時には日経ビジネスなどの雑誌を参考にしてほしい。これはインターネットで配信されているニュースでもかまわない。特にニュースなどは毎日30分らいは目を通すように習慣をつけてほしい。学外での研修に際しては各自が課題についてゼミ時間以外の時間をかけて成果を出すように準備をしてほしい。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
グループ発表をした時の資料や原稿は提出してもらう。また、同時に個人発表の資料や原稿も提出してもらう。15回目の授業内で作成するレポートも提出してもらう。いずれも後日には受け取らない。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
1.初回のガイダンスをのぞいて、2回目から、毎回の授業での態度、発言点、ゼミへの貢献度を点数化する。0点から3点で毎回評価をする。授業が14回なので42点の配点となる。 2.グループ発表は2回を予定している。0点から5点で毎回評価をする。2回で10点の配点となる。 3.個人発表は3回を予定している。0点から5点で毎回評価をする。3回で15点の配点となる。 4.最終回15回目の授業内で作成するレポートは0点~10点で評価をする。 5.ゼミのアフターケアの点数が23点ある。これは課題に取り組む姿勢や、資料提出など積極的にゼミに参加をしたことに対する点数である。 以上の1から5までの合計を評価点とする。 |
テキスト /Required Texts |
山本浩二、上野山達哉編著『マネジメント講義ノート』白桃書房、2017年、2750円+税 |
参考図書 /Reference Books |
辻幸恵『こだわりと日本人』白桃書房、2013年、2800円+税 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 1回 | ガイダンス | 授業の概要を説明する。授業の進め方、目標、約束事、評価の方法などである。また、自己紹介を各自にしてもらう。 | |
2 | 2回 | マネジメントの全体像について | 教科書の序章からはいる。また、マーケティングがどのような時に必要であるのかも説明する。(教科書は序章を参考) |
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3 | 3回 | 現代の課題になっている現象への理解の1回目 | 現代社会の課題や問題点について考える。経営戦略がうまくいかないと会社としては苦境に陥るなど例示する(教科書は第3章を参考) | |
4 | 4回 | ヒット商品とは何か、もうかるための工夫 | 大正・昭和時代のヒット商品を時代背景と共に例示をする。そして儲かるためには、原価と利益との関係を知る必要があるので、教科書を用いて原価についても説明する。(教科書は第1章を参考) | |
5 | 5回 | マーケティング的な考え方について | なぜ製品を買おうと思ったのか、何がそれに影響しているのかについてマーケティングの基本と照らし合わせて考える。(教科書は第8章を参考) | |
6 | 6回 | 消費者の行動について | 誰もが知っている彦根城のひこにゃんと熊本県のくまモンはなぜ、有名になったのかを由来をもとに学び、なぜキャラクターを使った商品が消費者に受け入れられるのかを考える。これは、企業が有している企業キャラクター(キョロちゃん、ハム係長、ポンデライオン、ペプシマンなど)にも通じることである。(教科書は第9章を参考) | |
7 | 7回 | 現代の課題になっている現象への理解の2回目 | 自らか調べたことを起承転結をつけて正確に伝える練習をする。また、問題解決の方向性を探る。(教科書は第8章を参考) | |
8 | 8回 | 前半の復習とまとめ | ヒット商品をテーマにマーケティングの基本についてや、過去と現在のヒット商品などを学んだ。それらを思い出すと共に、今回はビジネスマナーについてふれる。 | |
9 | 9回 | 流行させるための戦略について | 前半でヒット商品という現実的な事例や現代社会の課題を学んだので、後半の最初に流行させるための戦略について学ぶ。(教科書は第4章を参考) | |
10 | 10回 | 戦略の実現性について | 世の中の流行やヒット商品を世に多くだす会社がある。その組織に注目し、戦略を実現するためにはどのような組織が必要かについて学ぶ。(教科書は第5章を参考) | |
11 | 11回 | 流行を生む出す組織内の人間行動 | ここでは消費者ではあるが、組織の中では従業員でもあることが現実である。流行を生む組織とそうではない組織内の人間行動について学ぶ。(教科書は第6章を参考) | |
12 | 12回 | 流行を生む出す人材 | 流行を生み出す組織とそうではない組織について学んでいるが、組織内の人間行動についてここでは理解する。どのような人材マネジメントが必要かを考察する(教科書は第7章を参考) | |
13 | 13回 | これからの消費者行動とマーケットについて考える。全体のまとめ | 消費者視点からの今後のマーケットについて考える(教科書は第8章、第9章を参考) | |
14 | 14回 | 流行とブランドについて | かつて日本人はブランド志向と言われ、ブランドが流行そのものであった。現在の流行とブランドとの関係について説明する。 | |
15 | 15回 | まとめ | これまでの総まとめをおこなう |