科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
非営利会計論Ⅰ/Non-profit Accounting Ⅰ |
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授業コード /Class Code |
B600652001 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
経営学部/Business Administration |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
木2(前期)/THU2(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
宮本 幸平/MIYAMOTO KOHEI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈会計コース選択必修科目〉/*** MAJORS *** Compulsory Alternatives in Accounting |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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宮本 幸平/MIYAMOTO KOHEI | 経営学部/Business Administration |
授業の方法 /Class Format |
講義(対面) |
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授業の目的 /Class Purpose |
本講義は、経営学部のDPに示す、「企業等の財務・会計に関する基礎からその応用に至るまでの知識や技能を学修する」ことを目指す。そして、非営利組織会計の制度及び理論の理解を主題とする。社会において、営利活動が成立しない福祉・ボランティア・医療などの領域は多岐に渡り、これらを担当する非営利組織の重要性が今日増している。そしてこれらの組織では、寄付金・補助金が主たる財源であるため、資金提供者に対する公正な開示が要請される。 講義では、非営利組織の社会的意義を明確にしつつ、公益法人・社会福祉法人・NPO法人・病院の会計規定、財務諸表の表示科目、および計算構造について、内容理解を目標とする。 なお、この授業の担当者は、企業の経理業務を経験している、実務経験のある教員であるので、より実践的な観点から講義するものとする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1.非営利組織会計の制度及び理論の内容を理解できる。 2.会計規定、財務諸表の表示科目、および計算構造について理解できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
講義を中心に進めます。授業の最後に「まとめ」のミニレポートを作成します(10分程度)。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
会計・簿記の知識が無くても、履修に支障ない。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
事前学習として、講義の対象となる内容につき、一般的な入門テキストを読んでおくこと。(目安として1時間) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎回のミニレポート(講義内容をまとめたもの)、および期末レポートの作成を行う。提出されたレポートに対しては、全体的な概況を講義中にコメントする。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
期末試験100%で評価する。欠席回数に関しては、授業中に説明する。 |
テキスト /Required Texts |
宮本幸平著「非営利・政府会計テキスト」創成社。 |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 今後の学修方法・ わが国の非営利組織と会計 |
オンライン授業にあたり、今後の学修方法について説明する。 わが国非営利組織(公益法人、社会福祉法人、NPO法人など)につき、制度の概要、財務諸表体系などを説明する。 |
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2 | 第2回 | 非営利組織の「貸借対照表」 | 非営利組織の貸借対照表について、概要、表示科目、機能の説明をする。 | |
3 | 第3回 | 貸借対照表「資産の部」の機能 | 非営利組織・貸借対照表「資産の部」の表示科目および区分の価額に基づいて判断する意思決定の機能につき説明する。 | |
4 | 第4回 | 「資産の部」科目の計算・評価 | 公益法人会計・貸借対照表・「資産の部」科目の計算処理・評価について説明する。また、減価償却・減損処理・有価証券の評価についても説明する。 | |
5 | 第5回 | 「負債の部」科目の計算・評価 | 公益法人会計・貸借対照表・「負債の部」科目の計算処理・評価について説明する。また引当金の概念と計算処理についても説明する。 | |
6 | 第6回 | 「正味財産の部」科目の計算・評価 | 公益法人会計・貸借対照表・「正味財産の部」科目の計算処理・評価について説明する。また、複式簿記計算構造についても触れる。 | |
7 | 第7回 | 非営利組織会計の「正味財産増減計算書」 | 公益法人会計・正味財産増減計算書につき、その意義・機能、内容、計算構造を説明する。 | |
8 | 第8回 | 前半のまとめ | 第1回から第7回の講義内容をまとめる。 | |
9 | 第9回 | 非営利組織会計の「キャッシュ・フロー計算書」 | 公益法人会計・キャッシュ・フロー計算書につき、その意義、機能、表示科目、計算構造について説明する。 | |
10 | 第10回 | 社会福祉法人会計(1) | 社会福祉法人会計の財務諸表のうち「貸借対照表」につき、その意義、機能、表示科目、計算処理、などを説明する。 | |
11 | 第11回 | 社会福祉法人会計(2) | 社会福祉法人会計の財務諸表のうち「事業活動計算書」につき、その意義、機能、表示科目、計算処理、などを説明する。 | |
12 | 第12回 | NPO法人会計 | NPO法人会計の財務諸表につき、その意義、機能、表示科目、計算処理、などを説明する。 | |
13 | 第13回 | 病院会計(1) | 病院会計準則に基づき、一般規則、財務諸表の表示科目、計算処理などについて説明する。 | |
14 | 第14回 | 病院会計(2) | 病院会計準則に基づき、貸借対照表・資産の評価基準などについて説明する。 | |
15 | 第15回 | 学習内容の確認 | 講義の総まとめを行い、知識の定着を図る。 |