科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
原価計算論Ⅰ/原価会計Ⅰ/Cost Accounting Ⅰ |
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授業コード /Class Code |
B600393001 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
経営学部/Business Administration |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
火4(前期)/TUE4(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
吉田 康久/YOSHIDA YASUHISA |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈会計コース選択必修科目〉/*** MAJORS *** Compulsory Alternatives in Accounting |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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吉田 康久/YOSHIDA YASUHISA | 経営学部/Business Administration |
授業の方法 /Class Format |
対面式で授業を実施します。しかし、状況が変わった場合は、オンライン授業になることがあります。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
(主題) 原価会計Ⅰは、社会で製造(生産・提供)される財(製品やサービス)の価値を測定する方法論として欠かせない個別原価会計の体系を取り扱う。原価会計は、貨幣流通社会では、不可避の知識である。原価会計を理解するためには、基礎的な計算技法の理解が不可欠である。計算技法の論理そのものは、複雑なものではなく、理解は十分に可能である。十分な理解をするためには、単に文字を追うだけでは不十分であり、実際に計算技法を活用して計算するという実践が必要である。本講義では、原価会計における個別原価計算の計算技法について修学する。 講義形式は、計算技法の説明と、計算の実践を組み合わせることが定型となり、計算技法のなかでも必要不可欠な内容に焦点を当て、計算結果を導きだすことに主眼を置く。 (目標) 基礎的な計算を実践でき、その計算過程の思想を併せて理解し、実態の経済社会で活用されている原価会計(個別原価計算)における認識観を習得することである。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
原価会計Ⅰでの到達目標は、講義の内容が個別原価会計が中心となるため、基礎的な計算技法を修学し、全領域で計算問題を解けるようになることである。原価会計Ⅰでの計算技法の習熟が未達であると、原価会計Ⅱの履修そして単位修得が難しくなる。 |
授業のキーワード /Keywords |
個別原価・製造間接費・財務諸表 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義は、もっぱら計算問題の解法説明が中心であり、前半から中盤までは解説が中心である。終盤では、問題を解く作業に充てる。自力で計算問題が解けることが不可欠である。各単元は、1回の講義で完結するため、欠席すると復習が必要になる。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
テキスト、電卓、ノートの携帯が必須。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
復習には、教科書を熟読すること。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
必要性がある場合は、課すことがある。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
定期試験等の評価による。 |
テキスト /Required Texts |
吉田康久『原価計算基礎論』 中央経済社。 |
参考図書 /Reference Books |
指定しない。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーリング | 講義(個別原価計算)の進め方や学習方法について説明する。 | |
2 | 第2回 | 勘定連絡の仕組み | 製品原価を計算するための勘定の連関性を説明する。 | |
3 | 第3回 | 材料費の会計(平均法) | 材料の払出単価を平均法により計算する方法を説明する。 | |
4 | 第4回 | 材料費の会計(先入先出法) | 材料の払出単価を先入先出法により計算する方法を説明する。 | |
5 | 第5回 | 材料費の会計(後入先出法) | 材料の払出単価を後入先出法により計算する方法を説明する。 | |
6 | 第6回 | 労務費の会計 | 賃金・給料を例として原価計算期間の要支払額を計算する方法を説明する。 | |
7 | 第7回 | 経費の会計 | 原価計算期間における経費の測定・計算方法を説明する。 | |
8 | 第8回 | 製造間接費の会計(配賦) | 製造間接費の予定配賦の考え方と配賦計算法を説明する。 | |
9 | 第9回 | 製造間接費の差異分析 | 予定配賦による原価差異を分類し計算する方法を説明する。 | |
10 | 第10回 | 部門別計算 | 部門別の部門個別費と部門共通費の計算方法を説明する。 | |
11 | 第11回 | 部門費の配賦(直接配賦法・相互配賦法) | 補助部門費を製造部門へ配賦する直接配賦法と相互配賦法を説明する。 | |
12 | 第12回 | 仕損・作業屑(個別原価計算) | 完成品原価との原価的関連性の考え方と計算方法を説明する。 | |
13 | 第13回 | 財務諸表の作成(手順) | 製造原価報告書と損益計算書の作成手順について説明する。 | |
14 | 第14回 | 財務諸表の作成(計算) | 製造原価報告書と損益計算書を計算を通じて作成する方法を説明する。 | |
15 | 第15回 | 総括 | 講義内容の再確認と問題演習を行う。 |