科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
演習ⅠA/Seminar ⅠA |
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授業コード /Class Code |
B600011006 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
経営学部/Business Administration |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
水2(前期)/WED2(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
小澤 優子/OZAWA YUKO |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈コア科目〉/*** MAJORS *** 〈Core Subjects〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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小澤 優子/OZAWA YUKO | 経営学部/Business Administration |
授業の方法 /Class Format |
対面授業「演習」 |
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授業の目的 /Class Purpose |
<主題> この科目は、学部のDPにある経営の問題を総合的に分析・解析できる知識・技能を修得することを目指すものである。経営学に関する基礎知識を必要とします。 今日の企業において、近年、比較的新しい問題領域が重要視されている。企業が我々ステークホルダーに与える影響が大きくなっているために、企業の果たすべき責任を明らかにしようとする企業の社会的責任(CSR)に関するものがそれである。そして、その中でも、誰のために企業経営がなされるべきであるのか、如何に経営者をチェックするのか、などといったコーポレート・ガバナンス(企業統治)の問題がとりわけ重要な課題として指摘される。本研究演習ではこれらの問題を実践と理論の両側面から学習し、企業のあるべき姿を考えていく。まず、演習ⅠAにおいては、それらの理論的な側面について検討していく。 <目的> ・企業経営の全体像を理解することができる。 ・「企業の社会的責任(CSR)」と「コーポレート・ガバナンス」という問題について、説明することができる。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・近年話題になっている問題について説明することができる。 ・企業が取り組むべき課題に関心を持ち、自分なりの見解を明らかにできるようになる。 ・実際の企業経営について、そこで生じる問題について理解し、対応策などを提示できるようになる。 |
授業のキーワード /Keywords |
株式会社、CSR、コーポレート・ガバナンス、ステークホルダー |
授業の進め方 /Method of Instruction |
少人数のグループワークが中心となります。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
積極的に授業やゼミ活動に参加することを望みます。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
授業時間内に報告準備の時間はあまりとれないため、授業時間外にグループで集まって報告の準備をする必要があります。必ずグループ毎に相談をし、報告のための準備を主体的に行いましょう。また、報告が始まってからは、その内容の復習を事後学習として2時間程度行うことが不可欠となります。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
報告の際や期末にレポートなどの提出を求めます。報告の際のレポートは、次の演習の際にいくつかの回答をサンプルとしてあげ、理解を深めるようにします。また、期末のレポートに関しては、一人ずつ添削をしたうえで、提出の翌週に返却します。 演習科目ということを考え、報告の際に意見や疑問点を積極的に発言するようにしましょう。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
3分の2以上の出席が必要となる。そのうえで、発表(30%)や質疑応答への参加状況(40%)を中心に、授業毎の課題や期末レポートの提出状況(30%)をあわせて総合的に判断する。 |
テキスト /Required Texts |
特定のものは使用しない。 |
参考図書 /Reference Books |
伊丹敬之『日本型コーポレートガバナンス』日本経済新聞社、2000年。 佐久間信夫 編著『現代経営学』学文社、2005年。 吉田和夫・大橋昭一監修『基本経営学用語辞典』同文館出版、2015年。 これ以外に、必要に応じて授業中に指示します。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | イントロダクション | 演習Ⅰの進め方などについて説明する。 | |
2 | 第2・3回 | コーポレート・ガバナンスとCSRに関する基本的な見解 | CSR(企業の社会的責任)とコーポレート・ガバナンス(企業統治)に関する基本的な見解を学習する。そのうえで、この回以降の報告に向けて、グループ分けしたり担当個所を決定したりしていく。 | |
3 | 第4・5・6回 | 報告の準備 | 報告に向けて、グループ毎に準備を進めていく。その過程で、図書館の利用方法や、日経テレコンの使い方、また、有価証券報告書やCSRレポートなどの見方を学習していく。 | |
4 | 第7回 | 中間報告 | 報告に向けての内容確認や進捗状況などについて、中間報告をグループごとに行う。 | |
5 | 第8・9・10回 | 企業形態の発展、ならびに、CSRとコーポレートガバナンス | まずは株式会社に至るまで企業がどのように発展したのか、それによって、どのような問題が企業にとって重要になったのかを学習する(1グループ目)。また、CSRとコーポレートガバナンスの理論的な内容に関して、2・3グループ目の報告を基に議論をしていく。 | |
6 | 第11・12回 | 事例研究 | 前回までの学修内容をもとに、CSRとコーポレートガバナンスに関して、実際の企業が公表しているそれらのレポートを検討していく。 | |
7 | 第13・14回 | レポート作成 | 演習ⅠAで学んだ内容について、各自レポートを作成することを通じて、その内容の確認を行う。 | |
8 | 第15回 | 演習ⅠAのまとめ | これまで学んだことに関する内容の確認を行う。また、レポートを返却する。 |