科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
東洋の歴史【経営】/Oriental History |
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授業コード /Class Code |
B000991003 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
経営学部/Business Administration |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
水4(後期)/WED4(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
片岡 恵美/KATAOKA MEGUMI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈専門選択科目〉/*** MAJORS *** 〈Electives in Major〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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片岡 恵美/KATAOKA MEGUMI | 現代社会学部/Contemporary Social Studies |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、経営学部のDPに示す、社会のグローバル化に伴って、国際社会の一員としての自覚を持ち、異文化圏の人々と交流するのに必要な知識と技能を学修することを目指す。また、東アジアの中心である中国の通史を中心に適宜西アジア史も合わせつつ、東洋の歴史について、基本的な知識を修得し、東洋の歴史の流れを理解できるようになることを目的とする。 なお、この講義の担当者は、20年以上、高等学校で世界史を教えてきた、実務経験のある教員である。高等学校と大学の知識をつなげて、より分かりやすい講義を行う。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1.東洋の歴史について、基本的な用語や概念を説明できる(知識)。 2.各時代の特色や歴史の展開について興味を持つことができる(態度・習慣)。 |
授業のキーワード /Keywords |
東洋、歴史、文化 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義中心で授業を進めます。受講生からの意見や疑問点について、毎回、ミニ・レポートを記入してもらい、適宜、後の回で共有します。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
毎回、ミニ・レポートを提出してもらいます。授業回数の三分の二以上、ミニ・レポートを提出すること。三分の二以上、ミニ・レポートを提出していない場合、大幅に減点します。 高等学校の「世界史B」を復習しておくこと。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
事前に講義の対象となる時代についてのキーワードを伝えますので、基本的な事項を確認しておくこと。(目安として60分) 事後学習として、講義で配布されたプリントを見直し、基礎的な内容を再確認し、覚えておくこと。(目安として60分) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎回、授業についての意見や疑問点などを書いて提出してもらい、それをミニ・レポートとします。提出されたミニ・レポートについては後の回で講評などを行います。 小テストを実施します。正解(模範解答)を提示し、解説・講評を行います。 定期試験については、正解(模範解答)や採点基準、解説、講評を提示します。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
毎回、講義の際に提出してもらうミニ・レポートと授業中の態度や積極性の他、小テストや定期試験を合わせて評価します。評価の割合は、ミニ・レポートと授業中の態度や積極性(40%)、小テスト(30%)、定期試験(30%)です。 |
テキスト /Required Texts |
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参考図書 /Reference Books |
特に指定しない。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス | 授業のガイダンスと、東洋史の形成と発展について理解する。 | |
2 | 第2回 | 黄河文明・長江文明と殷周 |
中国文明の源である黄河文明・長江文明の特色と、殷や周の王朝の形成について理解する。 |
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3 | 第3回 | 春秋戦国時代 | 分裂と抗争の時代である春秋戦国時代の概要を理解し、合わせて諸子百家の思想についても理解する。 | |
4 | 第4回 | 秦漢帝国 | 秦漢帝国の形成と発展について、基本事項を整理し、理解する。 | |
5 | 第5回 | 古代の東アジアと西方諸国 | 漢代までの東アジアと西方諸国の東西交流の概要を理解し、それが物や文化に与えた影響について考察する。 | |
6 | 第6回 | 魏晋南北朝時代 | 中国の分裂と周辺諸民族の活動の概要を理解する。 | |
7 | 第7回 | 隋唐帝国 | 隋・唐の制度と文化の概略と周辺諸民族の活動について理解する。 | |
8 | 第8回 | 宋と北方民族 | 宋代の社会の発展と文化、北方民族との関係について理解する。 | |
9 | 第9回 | モンゴル帝国 | モンゴル帝国の発展と東西交流に与えた影響について理解する。 | |
10 | 第10回 | イスラーム世界 | イスラーム諸国の形成と発展について基本的事項を理解する。 | |
11 | 第11回 | 明と清 | 明清時代の概略と文化交流について基本的な事項について理解する。 | |
12 | 第12回 | トルコ世界 | トルコ民族の活動とオスマン帝国の発展と衰退、西洋との関わりについて理解する。 | |
13 | 第13回 | 近代ヨーロッパとアジア | 近代における西欧諸国のアジア進出と植民地化について理解する。 | |
14 | 第14回 | 近現代の中国 | 中国の近代化について日本との関わりも合わせて理解する。 | |
15 | 第15回 | 総括 | 1~14回までに出た質問に回答し、これまでの授業の内容の理解を補完する。 |