科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
人間形成実践Ⅱ/Practical Studies of Personal Development Ⅱ |
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授業コード /Class Code |
B509411001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
木2(後期)/THU2(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
磯辺 次雄/ISOBE TSUGIO |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈人間探究科目群〉/*** MAJORS *** 〈SUBJECTS OF PERSONAL DEVELOPMENT AND CULTURE〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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磯辺 次雄/ISOBE TSUGIO | 人文学部/Humanities and Sciences |
授業の方法 /Class Format |
講義 対面授業 |
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授業の目的 /Class Purpose |
人間形成において、学校教育の果たす役割は大きなものがある。人間は家族や身近な環境を基盤として成長するが、発達段階に応じて家庭・地域・学校・社会と次第に広がる集団によって多くの影響を受けながら成長していく。 今日の学校には、多様な課題を抱えながら様々な家庭環境で育った子どもたちを指導する困難さがある。人間関係の形成に関わるキャリア教育及び道徳教育が、中学校でどのように行われているか概観し、内容の検討を通して、教師や学校の果たしている役割を考察する。併せて、道徳の授業の方法・実際の授業づくりについて理解を深める。これによって、人文学部のDP「学校教育の目的や目標、地域社会の課題を理解し、様々な要求や問題解決に取り組み、知識や技能の伸長を図る社会人として活躍することができる」ような素地を培う。 担当教員は中学校に長年勤務した実務経験があり、授業の方法・授業の見方をアドバイスするなど実践的教育から構成される授業を行うことができる。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・人間形成の場としての、中学校現場の実態や目的を理解する。 ・中学校の課題意識に気づく。 ・教師集団の取り組みが理解できるようになる。 ・教職員の仕事やボランティア活動に共感できるようになる。 ・道徳の時間の授業づくりの方法を理解する。 |
授業のキーワード /Keywords |
基礎的・汎用的能力 道徳的価値 生き方を考える |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義形式で実施する。毎時間「振り返りシート」を作成し、自らの思考の深まりを記録する。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
教職課程の履修科目であるが、教職に就くか否かを問わず、履修者全員のキャリア形成道徳的諸価値に対する意識を高め、将来の「生き方」を考える機会としていただきたい。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
講義後に毎時間、簡単な「振り返りシート」の提出を求める。自分の思考の深まりを記録しておき、期末のレポート作成に役立て、活用してください。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎時の簡単な「振り返りシート」または道徳の授業指導案(振り返りシートに替わるものになる) 期末レポート |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
期末のレポート(60%) 毎時の振り返りシート・道徳指導案(40%) |
テキスト /Required Texts |
文部科学省「中学校学習指導要領解説 道徳編」 教育出版 定価156円+税 |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 1 | 人間形成とキャリア教育・道徳教育 | 自己紹介 授業計画 人間形成 キャリア教育 道徳教育 |
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2 | 2 | 教育課程とキャリア教育・道徳教育 | 学習指導要領 改訂の趣旨 生きる力 | |
3 | 3 | キャリア教育とは |
定義 発生 生涯にわたる教育 進路指導とのかかわり 基礎的汎用的能力 | |
4 | 4 | 道徳教育とは | 道徳教育の変遷 目標 道徳的諸価値 | |
5 | 5 | 道徳の授業のつくり方 | 内容項目 読み物資料 主人公 中心発問 | |
6 | 6 | 道徳の時間の授業づくり① | 加山さんの願い 道徳の時間の指導案作成 | |
7 | 7 | 道徳の時間の授業づくり② | 山岳民族の文化を守る 道徳の時間の指導案作成 | |
8 | 8 | 道徳の時間の授業づくり③ | 二通の手紙 道徳の時間の指導案作成 | |
9 | 9 | キャリア教育と道徳教育の重なり |
進路指導 生きる力 道徳的諸価値 | |
10 | 10 | 学校におけるキャリア教育の実際 | 特別活動と総合的な学習の時間 体験的な活動 地域の教育力 | |
11 | 11 | 道徳の時間の授業づくり④ | 宝塚方面行き 道徳の時間の指導案作成 | |
12 | 12 | 道徳の時間の授業づくり⑤ | 足袋の季節 道徳の時間の指導案作成 | |
13 | 13 | 道徳の時間の授業づくり⑥ | 銀色のシャープペンシル 道徳の時間の指導案作成 | |
14 | 14 | 指導案づくりから | 価値の自覚 道徳的実践意欲と態度 | |
15 | 15 | 人間形成と現代社会 | 現代社会の諸課題 人間としての在り方生き方 生き方を考える |