科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
人文の知専門講義Ⅳ/Advanced Lecture on Knowledge of Humanities Ⅳ |
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授業コード /Class Code |
B509341001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
月5(後期)/MON5(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
大原 良通/OHARA YOSHIMICHI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈人文の知科目群〉/*** MAJORS *** 〈SUBJECTS OF KNOWLEDGE OF HUMANITIES〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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大原 良通/OHARA YOSHIMICHI | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
遠隔授業 |
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授業の目的 /Class Purpose |
歴史がどのように記録されているかを知ることで、情報収集能力を高める(人文DP:知識・技能)。 チベットという自身にとって未知の情報に対する客観的理解の方法も学べる(学部DP:思考力・判断力)。 また、こうした異なる価値観を理解できるようになる(学部DP:主体性を持って多様な人々と共同して学ぶ態度)(人文DP:主体性・協働性)。 卒業研究作成にあたって、研究をどのように進め、論を組み立てていくのかその実例の一つを理解する。 同じく、資料とは何か、研究とは何かについても理解してほしい。 歴史が単なる情報ではなく、そこから自らに必要な情報を選び出し、活用できることを理解してほしい(人文DP:知識・技能)。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
物事を客観的に捉えることができるようになる。 歴史研究が普段の生活にとって、有意義であることを知ることができる。 まだ、歴史からどのような先人の知恵を学ぶことができるのか実例を知ることができる。 自分が卒業研究作成するときに、論文の課題選択から作成、完成への道筋の一つのを学ぶことができる。 歴史論文作成のための論の組み立て方を知ることができる。 歴史研究における資料の信憑性を測る方法を知ることができる。 近代において、日本がアジアでどのような役割を果たしてきたのかを知ることができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
論文作成方法 資料批判 チベット |
授業の進め方 /Method of Instruction |
dotCampusに講義内容と課題を掲示します。 すべてdotCampusを利用した遠隔授業の予定です。 連絡はすべて、dotCampus上でおこないますので、授業日の数日前にはかならず、確認してください。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
ノートを取るようにしてください。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
復習に2時間程度。毎回出される課題作成に1時間程度。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
ほぼ毎回の授業で、dotCampusで課題を提出してもらいます。 課題は授業をまとめるような内容です。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
課題の内容で評価します。 授業の内容を理解しているかどうかを課題の内容から判断します。 |
テキスト /Required Texts |
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参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 導入 | 授業方法やどのようなことを学ぶのかについて説明します。 遠隔授業を予定しています。授業の内容はdotCampusにあります。 |
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2 | 第2回 | 歴史とはなにか | 「歴史」という言葉の意味を考えます。 | |
3 | 第3回 | 歴史の書き方 | 編年体、紀伝体、章節体など、歴史の書体について説明します。 | |
4 | 第4回 | 歴史を学ぶ意義 | 『史記』の中から現代にも通用する事象を紹介、考察します。 | |
5 | 第5回 | 歴史を学ぶ意義 | 歴史資料から現代につながる社会のしくみについて、説明考察します。 | |
6 | 第6回 | 歴史資料と何か | 考古資料、文献資料、伝承資料について解説します。 | |
7 | 第7回 | 歴史と数字 | 歴史の中に出てくる数字について、解説します。 | |
8 | 第8回 | 資料をどう生かす | 考古資料、文献資料などを複合的に利用して歴史論文を組み立てる方法について解説します。 | |
9 | 第9回 | 資料批判 | 資料を扱う上での注意点について、例をあげて解説します。 | |
10 | 第10回 | 贋作 | 様々な贋作事件について、どのように発覚したのかに注目しながら考察します。 | |
11 | 第11回 | チベットに関する資料 | 古代チベット帝国史に関する資料としてどのようなものがあるか、解説します。 | |
12 | 第12回 | 『新唐書』「吐蕃伝」を読む | 『新唐書』の「吐蕃伝」を読みます。 | |
13 | 第13回 | 日本とチベット | 明治から昭和にかけて、日本がチベットとどのような関係を持ってきたかについて解説します。 | |
14 | 第14回 | チベット少数民族への道 | チベットが中華人民共和国西藏自治区になる過程について説明します。 | |
15 | 第15回 | まとめと復習 | 皆さんの質問に答え、授業を復習し、まとめます。 |