科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
専攻演習Ⅱ/Advanced Seminar Ⅱ |
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授業コード /Class Code |
B509231013 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
水3(後期)/WED3(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
北村 厚/KITAMURA ATSUSHI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈学部共通科目〉/*** MAJORS *** 〈FUCULTY COMMON SUBJECTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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北村 厚/KITAMURA ATSUSHI | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
演習 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この演習では、文献資料による歴史研究を実際に行う作業を通じて、人文学科DPにある、人間の社会的・文化的活動に関する専門知識を総合的、体系的に身につけ(2)、自らが設定した課題や問題点を論理的な分析と考察を通して解決に導き(4)、自分の考えを的確に表現すること(5)を目的とする。 このゼミは卒業研究に必要な技能を身に付けるためのゼミです。 自らが選び取ったテーマについてゼミ論文を執筆し、卒論につなげます。ゼミ論文の目標は「テーマに関する網羅的な知識の習得」と「論文の書き方の習得」です。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1.専門書と学術論文を網羅した文献リストを作成することができる。(技能) 2.自ら設定したテーマについて問題の所在を明らかにし、その解決のために多様な情報を収集して整理し、独自の解釈を行うことができる。(知識・技能・態度) 3.歴史学の簡略な論文を作成することができる。(技能) |
授業のキーワード /Keywords |
文献リスト 専門書 研究論文 情報の収集と整理 ゼミ論文 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
まず、夏休みに読みこんだ文献を基礎に、ゼミ論文のプロットを作成し、順次発表していきます。次に歴史学の方法論と史料論についてレクチャーを行います。 後半はプロットに基づき、集めた文献の情報を分類整理して、ゼミ論文に向けた報告を行ってもらいます。1月を目安にゼミ論文(6000字以上)を提出してもらいます。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
短いとはいえ論文の作成という難しい課題に挑みます。それなりの気合をもって臨んでください。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
文献収集、プロットの作成、報告レジュメの作成、論文の執筆など、ゼミ論文完成まで一貫して作業があります。週に3~4時間ほどはかかると思います。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎回レジュメやスライドを作成してもらいます。レジュメやスライド発表をもとに議論を行い、指導をします。最終的にゼミ論文(6000字以上)を執筆し、提出してもらいます。完成までに適宜修正や指導を行います。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
プロット報告50%、ゼミ論文50%で総合的に評価します。 |
テキスト /Required Texts |
なし |
参考図書 /Reference Books |
なし |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス | ゼミ論文提出までの道のりについてガイダンスを行い、認識を共有します。夏休みの成果について確認をして、テーマ設定をします。 | |
2 | 第2回 | 論文のプロット | 論文にはテーマ設定、問題設定、その問題を明らかにするための論述、そして結論が必要です。その設計図となるのが「プロット」です。プロットの考え方や作り方についてレクチャーし、プロット作成・発表課題についてレクチャーをします。 | |
3 | 第3回 | 文献収集 | ゼミ論文の作成には、十分な量の文献収集を行う必要があります。まずインターネットを通じた文献検索の方法についてレクチャーをし、その場で文献リストを作成してもらいます。 | |
4 | 第4回 | 歴史学の方法論 | 歴史学とは何か、ただ過去の知識を得るだけの歴史の勉強と、大学で専門的に取りくむ歴史学という学問とは何が違うのか。史料論をベースにしてレクチャーし、いくつか具体的なワークに取り組みます。 | |
5 | 第5回 | 論文の構成 | 論文における「問い」の立て方と、その探究の方法について、「問いの構造図」の考え方を援用して解説します。 | |
6 | 第6回 | 神戸フィールドワーク準備1 | 神戸と西洋の歴史の関係を探究するために、フィールドワークを行います。そのための下準備としていくつかの文献を読みます。 | |
7 | 第7回 | 神戸フィールドワーク準備2 | 引き続き、神戸フィールドワークの文献を読みます。 | |
8 | 第8回 | 神戸フィールドワーク準備3 | 引き続き、神戸フィールドワークの文献を読みます。 | |
9 | 第9回 | 神戸フィールドワーク | 学んだ内容をもとに現地を訪問します。 | |
10 | 第10回 | ゼミ論文プレ報告1 | 3人ずつ、ゼミ論文プレ報告をします。プロットに基づき、その時点で出来ているところまで、スライドによる発表を行ってもらいます。 | |
11 | 第11回 | ゼミ論文プレ報告2 | 引き続き、神戸フィールドワークの文献を読みます。 | |
12 | 第12回 | ゼミ論文プレ報告3 | 7~9人目のゼミ論文プレ報告です。 | |
13 | 第13回 | ゼミ論文プレ報告4 | 10~12人目のゼミ論文プレ報告です。 | |
14 | 第14回 | ゼミ論文プレ報告5 | 13~15人目以降のゼミ論文プレ報告です。 | |
15 | 第15回 | ゼミ論文提出 | 完成したゼミ論文を提出し、相互チェックとフィードバックを行います。 |