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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/07/20 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
専攻演習Ⅱ/Advanced Seminar Ⅱ
授業コード
/Class Code
B509231009
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2023年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
水3(後期)/WED3(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
中村 健史/NAKAMURA TAKESHI
科目区分
/Course Group
【専門教育科目】 〈学部共通科目〉/*** MAJORS *** 〈FUCULTY COMMON SUBJECTS〉
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
中村 健史/NAKAMURA TAKESHI 人文学科/Humanities
授業の方法
/Class Format
 対面授業(演習)。
授業の目的
/Class Purpose
 この科目は、人文学部のディプロマポリシーのうち「獲得した知識と体験と技能を活用して、自らが設定した課題や問題点を論理的な分析と考察をとおして解決・解明へと導き、社会的な場において創造性や表現力を発揮することができる」「相手の意見を正確に理解し、自分の考えや意見を口頭や文章で的確に表現することができる」「多様な他者と共存して、異なった価値観を尊重し、連携・協働を進める社会的実践能力を身につけている」「将来にわたって知的好奇心を失わず、自立的に深く学修できる」ことを目指して実施される。
 この科目は言語文学科目群に属する専門教育科目であり、「文学・文芸専攻演習2」の発展科目として位置づけられる。
 この科目では、国文学的な研究方法を理解し、それを実地の作品研究に用いて、「研究」の初歩を実践する。受講生は演習で自分が取りあげようとする作品を選び、教員の示した数種類の研究手法をその作品に応用して分析を行い、授業の場で発表・意見交換を行う。その上で、発表内容をレポートとしてまとめ、みずからの学修を客観的に振り返る。
 授業の目的は以下の通りである。
 (1)文学における研究方法を理解する。
 (2)作品の主題・構想・表現あるいは文学史的・文化史的・社会的位置づけ等を適切に分析できる。
 (3)2の成果を適切に文章で表現できる。
到 達 目 標
/Class Objectives
 (1)文学研究の方法を複数説明することができる。
 (2)特定の作品について、その主題・構想・表現あるいは文学史的・文化史的・社会的位置づけ等を適切に分析できる。
 (3)2の成果を適切に文章で表現(二千字程度)できる。
授業のキーワード
/Keywords
国文学、文学、研究
授業の進め方
/Method of Instruction
 演習形式を主としつつ、必要に応じて講義形式を取り入れて進める。
 授業の性質上、授業計画の内容、順序を多少変更する場合がある。
 授業内で最低1回の発表が義務づけられる。発表を行わなかった者には単位を与えない。
履修するにあたって
/Instruction to Students
 kobegakuin.ac.jpのメールアドレスに送られたメールを、少なくとも週に1度以上確認すること。携帯電話を持っている人は、同アドレスから携帯への転送設定を必ず行っておくこと。
授業時間外に必要な学修
/Expected Work outside of Class
 授業時間外に必要な学修の目安となる時間は、1回あたり3時間程度である。
 受講生は、発表を担当する場合には、以下の予習が必要である。すなわち、発表の準備として、まず作品を丁寧に読み、指示された方法によって分析を加える。次に関連する作品や資料を調査の上、適切にまとめた上で、先の分析に加味し、裏づけとする。さらに全体をわかりやすくレジメにまとめる。一人で努力するだけでなく、ほかの受講生や教員に積極的に質問し、関わりを持ちながら予習を進めてゆくことも重要な要素となる。
 また、発表を担当しない場合には、次に取り上げる作品を読み、自分なりに分析し、意見・助言をあらかじめある程度まとめて授業に出席する必要がある。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
 発表時のレジメおよび授業時レポート。レジメや発表内容については、その場で講評する。期末レポートについては、提出後、優秀作を提示してフィードバックとする。(したがって、この授業における提出物はフィードバックに利用する場合があることを、受講生はあらかじめ了承しておくこと。なお全体に配布・掲示する場合には、氏名・学籍番号等が分からないように加工する。)
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
 授業時の発表内容を75%として評価する。受講生全員がかならず一回は発表を行う必要がある。評価基準は、「到達目標」(2)および「聞き取りやすい表現・声量・口調で口頭発表できているか」である。
 授業時の発言内容(ただし自らの発表時を除く)を15%として評価する。評価基準は「到達目標」(1)(2)である。
 授業時レポートの内容を10%として評価する。評価基準は「到達目標」の(1)~(3)である。
テキスト
/Required Texts
 プリントを配布する。
参考図書
/Reference Books
 トーマス・C・フォスター『大学教授のように小説を読む方法[増補新版]』白水社 2019年 矢倉尚子翻訳 ISBN:9784560097304
 島内裕子『国文学研究法』放送大学教育振興会 2015年 ISBN:9784595140549
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 はじめに 授業の進め方を確認し、文学作品の研究方法について講義する。その後、各自担当の発表回を決める。「授業の目的」(1)に対応。
2 第2回 作品選び 各自自分の取り上げたい作品とその概要を発表し、教員の講評・助言を受けた上で、最終的にどのような作品を取り上げるかを決定する。「授業の目的」(2)に対応(以下すべて同じ)。
3 第3回 優れた研究に触れる(1) 人文学会に参加し、優れた研究に触れる。
4 第4回 受講生による発表(1) 1人目の受講生が、自分の選んだ作品について「どこに魅力があるのか。その魅力はどのようにして生まれてきたのか。文学史・文化史のなかで、そうした魅力はどのように位置づけられるのか。作品の主題は何か。主題と構想はいかに結びついているのか。作品における特徴的な表現は何か。そのような表現が意図的に選ばれた理由はなにか」といった問題について、発表を行う。その後、発表者以外の受講生全員で発表内容について意見交換・助言を行う。発表者は適宜これに応答する。最後に教員が講評・助言を行う。
5 第5回 受講生による発表(2) 2人目の受講生が、自分の選んだ作品について「どこに魅力があるのか。その魅力はどのようにして生まれてきたのか。文学史・文化史のなかで、そうした魅力はどのように位置づけられるのか。作品の主題は何か。主題と構想はいかに結びついているのか。作品における特徴的な表現は何か。そのような表現が意図的に選ばれた理由はなにか」といった問題について、発表を行う。その後、発表者以外の受講生全員で発表内容について意見交換・助言を行う。発表者は適宜これに応答する。最後に教員が講評・助言を行う。 
6 第6回 受講生による発表(3) 3人目の受講生が、自分の選んだ作品について「どこに魅力があるのか。その魅力はどのようにして生まれてきたのか。文学史・文化史のなかで、そうした魅力はどのように位置づけられるのか。作品の主題は何か。主題と構想はいかに結びついているのか。作品における特徴的な表現は何か。そのような表現が意図的に選ばれた理由はなにか」といった問題について、発表を行う。その後、発表者以外の受講生全員で発表内容について意見交換・助言を行う。発表者は適宜これに応答する。最後に教員が講評・助言を行う。 
7 第7回 受講生による発表(4) 4人目の受講生が、自分の選んだ作品について「どこに魅力があるのか。その魅力はどのようにして生まれてきたのか。文学史・文化史のなかで、そうした魅力はどのように位置づけられるのか。作品の主題は何か。主題と構想はいかに結びついているのか。作品における特徴的な表現は何か。そのような表現が意図的に選ばれた理由はなにか」といった問題について、発表を行う。その後、発表者以外の受講生全員で発表内容について意見交換・助言を行う。発表者は適宜これに応答する。最後に教員が講評・助言を行う。 
8 第8回 受講生による発表(5) 5人目の受講生が、自分の選んだ作品について「どこに魅力があるのか。その魅力はどのようにして生まれてきたのか。文学史・文化史のなかで、そうした魅力はどのように位置づけられるのか。作品の主題は何か。主題と構想はいかに結びついているのか。作品における特徴的な表現は何か。そのような表現が意図的に選ばれた理由はなにか」といった問題について、発表を行う。その後、発表者以外の受講生全員で発表内容について意見交換・助言を行う。発表者は適宜これに応答する。最後に教員が講評・助言を行う。 
9 第9回 受講生による発表(6) 6人目の受講生が、自分の選んだ作品について「どこに魅力があるのか。その魅力はどのようにして生まれてきたのか。文学史・文化史のなかで、そうした魅力はどのように位置づけられるのか。作品の主題は何か。主題と構想はいかに結びついているのか。作品における特徴的な表現は何か。そのような表現が意図的に選ばれた理由はなにか」といった問題について、発表を行う。その後、発表者以外の受講生全員で発表内容について意見交換・助言を行う。発表者は適宜これに応答する。最後に教員が講評・助言を行う。 
10 第10回 受講生による発表(7) 7人目の受講生が、自分の選んだ作品について「どこに魅力があるのか。その魅力はどのようにして生まれてきたのか。文学史・文化史のなかで、そうした魅力はどのように位置づけられるのか。作品の主題は何か。主題と構想はいかに結びついているのか。作品における特徴的な表現は何か。そのような表現が意図的に選ばれた理由はなにか」といった問題について、発表を行う。その後、発表者以外の受講生全員で発表内容について意見交換・助言を行う。発表者は適宜これに応答する。最後に教員が講評・助言を行う。 
11 第11回 受講生による発表(8) 8人目の受講生が、自分の選んだ作品について「どこに魅力があるのか。その魅力はどのようにして生まれてきたのか。文学史・文化史のなかで、そうした魅力はどのように位置づけられるのか。作品の主題は何か。主題と構想はいかに結びついているのか。作品における特徴的な表現は何か。そのような表現が意図的に選ばれた理由はなにか」といった問題について、発表を行う。その後、発表者以外の受講生全員で発表内容について意見交換・助言を行う。発表者は適宜これに応答する。最後に教員が講評・助言を行う。 
12 第12回 受講生による発表(9) 9人目の受講生が、自分の選んだ作品について「どこに魅力があるのか。その魅力はどのようにして生まれてきたのか。文学史・文化史のなかで、そうした魅力はどのように位置づけられるのか。作品の主題は何か。主題と構想はいかに結びついているのか。作品における特徴的な表現は何か。そのような表現が意図的に選ばれた理由はなにか」といった問題について、発表を行う。その後、発表者以外の受講生全員で発表内容について意見交換・助言を行う。発表者は適宜これに応答する。最後に教員が講評・助言を行う。 
13 第13回 受講生による発表(10) 10人目の受講生が、自分の選んだ作品について「どこに魅力があるのか。その魅力はどのようにして生まれてきたのか。文学史・文化史のなかで、そうした魅力はどのように位置づけられるのか。作品の主題は何か。主題と構想はいかに結びついているのか。作品における特徴的な表現は何か。そのような表現が意図的に選ばれた理由はなにか」といった問題について、発表を行う。その後、発表者以外の受講生全員で発表内容について意見交換・助言を行う。発表者は適宜これに応答する。最後に教員が講評・助言を行う。 
14 第14回 受講生による発表(11) 11人目の受講生が、自分の選んだ作品について「どこに魅力があるのか。その魅力はどのようにして生まれてきたのか。文学史・文化史のなかで、そうした魅力はどのように位置づけられるのか。作品の主題は何か。主題と構想はいかに結びついているのか。作品における特徴的な表現は何か。そのような表現が意図的に選ばれた理由はなにか」といった問題について、発表を行う。その後、発表者以外の受講生全員で発表内容について意見交換・助言を行う。発表者は適宜これに応答する。最後に教員が講評・助言を行う。 
15 第15回 優れた研究に触れる(2) 優秀卒論発表会に参加し、優れた研究に触れる。

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