科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
専攻演習Ⅰ/Advanced Seminar Ⅰ |
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授業コード /Class Code |
B509221004 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
水3(前期)/WED3(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
永井 隆則/NAGAI TAKANORI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈学部共通科目〉/*** MAJORS *** 〈FUCULTY COMMON SUBJECTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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永井 隆則/NAGAI TAKANORI | 人文学部/Humanities and Sciences |
授業の方法 /Class Format |
演習 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、学部のDPに掲げられる「獲得した知識と体験と技能を活用して、自らが設定した課題や問題点を論理的な分析と考察をとおして解決・解明へと導くこと」、「相手の意見を正確に理解し、自分の考えや意見を口頭や文章で的確に表現できる」ことを目指す。 人文学科専門教育科目の学科共通科目に属する本演習では、卒業研究に向けて、まず学術論文を精読し、読解力と論文の構成に関する知識を身につける。続いて、各自、関心のあるテーマを見つけ、関わりのある文献を読む。その内容を発表することで、先行研究のまとめ方や当該分野に関する基礎的な知識を身につける。また、作品分析の実践的能力を養うため、展覧会見学に行く。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1.論文を読解する能力と、論文の組み立て方を身につける。(知識・技能) 2.文献に書かれた内容を理解し、それを他者に分かりやすく解説する。(思考力・判断力・表現力) 3.これまでの学習や経験を踏まえ、関心のあるテーマを見つける。(主体性・協働性) |
授業のキーワード /Keywords |
西洋美術史 アカデミック・リーディング アカデミック・ライティング 書評 展覧会見学 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
・まず、正しい議論と何かを、具体例の検討を通じて学習する。適宜、意見を発表し、内容について議論する。 ・学術論文の精読を行う。文体や組み立てを学び、適宜、内容の要約を行う。 ・各自、関心のあるテーマを見つける。そのテーマに即した文献の探し方を学ぶ。 ・自らのテーマに関わりのある文献の内容をまとめ、発表する。その後、受講者全員で、質疑応答やコメントを行う。 ・展覧会を訪れて作品観察を行い、展覧会見学報告レポートを作成する。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
・積極的に議論に参加すること、責任をもって発表課題を行うこと、展覧会見学では時間やマナーを守ることが求められる。 ・展覧会見学は授業時間外に実施され、交通費と観覧料(状況によっては、オンラインでチケットの事前購入・日時予約など)が必要となる。 ・前期開講の「美術研究I」(先史時代から18世紀までの西洋を中心とする美術の歴史)、後期開講の「美術研究II」(18世紀以降から現代までの欧米美術の歴史)を受講するのが望ましい。 ・前期開講の「文化交流論III」(芸術と社会に関する講義)を受講するのが望ましい。 ・後期開講の「美術研究IV」(デザイン史論に関する講義)を受講するのが望ましい。 ・3年次終了までに卒業に必要な単位を取得するよう努力するのが望ましい。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
事前学習(120分) ・指定された学術論文を通読する。 ・自らの研究テーマを設定し、発表に向けた準備を進める。 ・自らの研究テーマに即した展覧会を探し、その内容を予習しておく。 事後学習(120分) ・授業での解説を基に、論文の組み立て方について整理する。 ・発表に対するコメントを踏まえ、発表原稿を校正し、最終レポートの作成を進める。 ・展覧会見学を踏まえ、展覧会見学報告レポートの作成を進める。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
・毎回、ワークシートに取り組み、まとめた要約などを発表する。その場でコメントする。 ・各自、パワーポイントを用いた発表を行う。発表日に無断欠席があった場合、発表への評価は行わない(都合が悪い場合には、事前に相談すること)。発表に対しては、その場でコメントする。 ・発表でのコメントを基に、原稿を校正し、最終レポートとして提出する(4500字)。レポート提出後、Teamsで個別にフィードバックする。 ・学期中、展覧会の見学を2回行い、展覧会見学報告レポートを提出する。レポート提出後、全体への講評をまとめ、dotCampusあるいはTeamsでフィードバックする。 1)授業の一環で全員で見学する展覧会 ・事情により所定の日に見学できない場合は、相談の上、別日の見学も認める。 ・見学に行く展覧会は、近畿圏の美術館・博物館で開催される、西洋美術に関する特別展を予定している。詳細は学期中に連絡する。 2)授業時間外に、各自の関心に合わせて個別に見学する展覧会 ・各自の研究テーマに即した展覧会を選ぶ。事前にどの展覧会に行く予定か、相談すること。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
・ワークシートに基づく意見の発表、議論や質問への参加 30%(到達目標1の達成度合い) ・文献紹介の発表 20%(到達目標2・3の達成度合い) ・展覧会見学報告レポート 20%(到達目標2・3の達成度合い) ・発表原稿を校正した最終レポート 30%(到達目標2・3の達成度合い) ・5回以上欠席すると、単位取得はできない。遅刻3回で、欠席1回分とする。 |
テキスト /Required Texts |
レジュメや参考資料を配布する。 |
参考図書 /Reference Books |
適宜、紹介する。 ・狩野光伸『論理的な考え方伝え方 根拠に基づく正しい議論のために』慶応義塾大学出版会、2015年。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンスと講義: 「論文とは何か?」 |
ゼミ案内、発表順の決定。研究論文とは何かについて、研究テーマの探し方、資料収 集の方法について理解する。 |
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2 | 第2回 | 発表 | 論文でとりあげたいテーマについて発表し教員から必要な調査や参照文献につい ての情報を得る。 |
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3 | 第3回 | 発表 | 論文でとりあげたいテーマについて発表し教員から必要な調査や参照文献につい ての情報を得る。 |
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4 | 第4回 | 発表 | 論文でとりあげたいテーマについて発表し教員から必要な調査や参照文献につい ての情報を得る。 |
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5 | 第5回 | 発表 | 論文でとりあげたいテーマについて発表し教員から必要な調査や参照文献につい ての情報を得る。 |
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6 | 第6回 | キャリア形成支援行事 | キャリア形成支援に関する説明会(全ゼミ合同)を実施する。今後のゼミ活動・イ ンターンシップ・就職活動についての大まかなスケジュールを把握するとともに、大 学での学修と結びつけつつ自らの将来設計を確認する。 |
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7 | 第7回 | 発表 | 論文でとりあげたいテーマについて発表し教員から必要な調査や参照文献につい ての情報を得る。 |
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8 | 第8回 | 発表 | 論文でとりあげたいテーマについて発表し教員から必要な調査や参照文献につい ての情報を得る。 |
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9 | 第9回 | 発表 | 論文でとりあげたいテーマについて発表し教員から必要な調査や参照文献につい ての情報を得る。 |
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10 | 第10回 | 発表 | 論文でとりあげたいテーマについて発表し教員から必要な調査や参照文献につい ての情報を得る。 |
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11 | 第11回 | 発表 | 論文でとりあげたいテーマについて発表し教員から必要な調査や参照文献につい ての情報を得る。 |
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12 | 第12回 | 発表 | 論文でとりあげたいテーマについて発表し教員から必要な調査や参照文献につい ての情報を得る。 |
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13 | 第13回 | 発表 | 論文でとりあげたいテーマについて発表し教員から必要な調査や参照文献につい ての情報を得る。 |
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14 | 第14回 | 発表 | 論文でとりあげたいテーマについて発表し教員から必要な調査や参照文献につい ての情報を得る。 |
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15 | 第15回 | 見学授業 | 4年ゼミと合同で美術館での学外研修 |