科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
実践演習Ⅱ/Practical Seminar Ⅱ |
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授業コード /Class Code |
B509211013 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
火2(後期)/TUE2(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
三田 牧/MITA MAKI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈学部共通科目〉/*** MAJORS *** 〈FUCULTY COMMON SUBJECTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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三田 牧/MITA MAKI | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(演習) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この授業では、観察を中心とした研究手法について学びます。人類学は、「自分の足で歩き、自分の目で見て、自分の頭で考える」(梅棹忠夫)ことを基礎とします。 本来ならば、みなでフィールドワークを実践するところですが、新型コロナウィルスの流行下でそれはできません。しかし、状況を観察することはできます。 みなさんには、街の様子、日々の変化、自然の移ろいなど、観察し、フィールド記録をつけてもらいます。そして、その記録(データ)をもとに、研究をしてもらいます。 この授業は人文学部ディプロマ・ポリシーの「人文学の知見にもとづき、知的好奇心をもって、自立的に深く学修できる。」を目指します。なお、この実習は、人類学系の授業および、フィールド調査を行う人文社会学系の授業の基礎となります。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
①観察を通して詳細な記録を作成できる。 ②調査から得られたことを分析し、論理的に組み立てることができる。 ③研究を効果的に人に伝えることができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
観察をする |
授業の進め方 /Method of Instruction |
授業ではいくつかの調査法を学ぶとともに、人と人との距離をつめていきます。 調査は、個々人の生活の観察によって行います。 学外にフィールドワークに行くことがあるかもしれません。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
この授業では、なにげない日常を観察することに関心を持つことが要求されます。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
日々の観察、記録の作成、さらにそこから研究を組み立てることなど、授業時間外に多くの作業が求められます。(1日40分、週4時間程度) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
授業内に研究の口頭発表を求めます。それについては合評し、コメントをします。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
評価方法:研究プレゼンテーション(80点)、意見の発言など授業への貢献度(20点) 研究プレゼンテーションの評価基準:発見のおもしろさ(20%)、調査の充実度(40%)、プレゼンテーションの的確さ(20%)、分析のおもしろさ(20%) |
テキスト /Required Texts |
なし |
参考図書 /Reference Books |
『調査されるという迷惑 フィールドワークに出る前に読んでおく本』宮本常一・安渓遊地(著)、みずのわ出版(2008年) |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | イントロダクション | 第1回は授業の概要を説明します。また、半年間一緒に活動する仲間に対し、「自分」をプレゼンテーションしてもらいます。 | |
2 | 第2回 | アイスブレイク | 見えない「他者の壁」を崩すため、ワークをします | |
3 | 第3回 | フィールドワークとは 研究手法1 観察 |
人類学のフィールドワークとは何かを学びます。また、観察をもとに研究するとはどういうことか、学びます | |
4 | 第4回 | 研究手法2 聞き取り① | 聞き取り調査の方法を学びます | |
5 | 第5回 | 研究手法2 聞き取り② | 聞き取り調査の方法を学びます | |
6 | 第6回 | データを読む | データをを読むワークをします | |
7 | 第7回 | 教員個別訪問1 | 専攻演習を選択する際の参考にするため、2年生全員が次年度専攻演習を担当する教員から直接話を聞く機会を設ける。関心を持った教員のもとを訪問し、それぞれのゼミの内容について理解を深めます。 | |
8 | 第8回 | 教員個別訪問2 | 専攻演習を選択する際の参考にするため、2年生全員が次年度専攻演習を担当する教員から直接話を聞く機会を設ける。関心を持った教員のもとを訪問し、それぞれのゼミの内容について理解を深めます。 | |
9 | 第9回 | 研究発表1 | 研究成果を発表し、合評します。 | |
10 | 第10回 | 研究発表2 | 研究成果を発表し、合評します。 | |
11 | 第11回 | 研究発表3 | 研究成果を発表し、合評します。 | |
12 | 第12回 | 研究発表4 | 研究成果を発表し、合評します。 | |
13 | 第13回 | 研究発表5 | 研究成果を発表し、合評します。 | |
14 | 第14回 | 研究発表6 | 研究成果を発表し、合評します。 | |
15 | 第15回 | ポートフォリオの作成 | 半期を振り返り、ポートフォリオを作成します |