科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
実践演習Ⅱ/Practical Seminar Ⅱ |
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授業コード /Class Code |
B509211012 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
火2(後期)/TUE2(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
服部 亮祐/HATTORI RYOSUKE |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈学部共通科目〉/*** MAJORS *** 〈FUCULTY COMMON SUBJECTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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服部 亮祐/HATTORI RYOSUKE | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
演習 |
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授業の目的 /Class Purpose |
<生成文法・統語論入門>この授業は人文学部DPの2と5に関係している。言語学の生成文法理論に関する教科書について、各テーマごとにグループでまとめ発表してもらうことを通して、英語で書かれた文献のまとめ方、プレゼンテーションの手法を体得することを目指す。また、統語論の枠組みに基づいて自然言語の文法現象を自ら分析する力を身につけ、論文を執筆することを目指す。例えば、The woman hit the man with a stick.という文は、「女性が棒を使って男性を叩いた」あるいは「女性が棒を持っている男性を叩いた」という二つの解釈ができるという意味で多義的であるが、文の階層構造について考えた時にこの多義性をどう説明できるか(ここでは、前置詞句が動詞句内にあるか、あるいは名詞句内にあるか)、といった問題に取り組む。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
まとまった量の英文を正確に読みこなし、他者にわかりやすく説明できる。統語論の基本的な概念を理解する。生成文法の方法論を理解する。 |
授業のキーワード /Keywords |
言語学、統語論、生成文法 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
学生(あるいはグループ)ごとに教科書の英文を割り当て、自分の担当の英文を、ハンドアウトやパワーポイント等を使って、日本語で他の学生にわかりやすく発表してもらう。その後、質疑応答や教員による補足を交えながら全員で理解を深める。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
毎回各自必ずテキストと使い慣れた英和辞書を持参すること。予習をしっかり行い、積極的に議論に参加すること。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
予習をしっかり行うこと(90分程度)。訳読の担当になっている場合は、担当部分の英文の内容を他の学生に日本語でわかりやすく説明できるように準備する。担当になっていない場合でも次回の授業で扱う英文を精読し、内容をできる限り事前に理解する。また、課題を解き、授業の内容を確認する。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
発表の資料(パワーポイントまたはハンドアウト)を提出すること。テーマごとに、課題を提出すること。発表については授業内でフィードバックを行い、課題については添削したものを返却し解説を加える。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業内での取り組み:20%、発表:40%、課題:40% |
テキスト /Required Texts |
授業内で指示する。 |
参考図書 /Reference Books |
Andrew Carnie (2013)『Syntax: A Generative Introduction (Third Edition)』Wiley-Blackwell 原口庄輔、中村捷 、金子義明 (2016)『増補版 チョムスキー理論辞典』研究社 影山太郎、ブレント・デ・シェン、日比谷潤子、ドナ・タツキ (2004)『First Steps in English Linguistics (2nd edition) 英語言語学の第一歩』くろしお出版 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | イントロダクション | 自己紹介、授業の進め方、成績の付け方などの説明。グループ、担当を決める。 | |
2 | 第2回 | Chapter 1: Generative Grammar① | 生成文法統語論についての概要 | |
3 | 第3回 | Chapter 1: Generative Grammar② | 生成文法統語論についての概要 | |
4 | 第4回 | Chapter 2: Parts of Speech① | 統語論における品詞について | |
5 | 第5回 | Chapter 2: Parts of Speech② | 統語論における品詞について | |
6 | 第6回 | Chapter 3: Constituency, Trees, and Rules① | 構成素、樹形図、規則について | |
7 | 第7回 | 教員個別訪問1 | 専攻演習を選択する際の参考にするため、2年生全員が次年度専攻演習を担当する教員から直接話を聞く機会を設ける。関心を持った教員のもとを訪問し、それぞれのゼミの内容について理解を深める。 | |
8 | 第8回 | 教員個別訪問2 | 専攻演習を選択する際の参考にするため、2年生全員が次年度専攻演習を担当する教員から直接話を聞く機会を設ける。関心を持った教員のもとを訪問し、それぞれのゼミの内容について理解を深める。 | |
9 | 第9回 | Chapter 3: Constituency, Trees, and Rules② | 構成素、樹形図、規則について | |
10 | 第10回 | Chapter 4: Structural Relations① | 構造上の文法関係について | |
11 | 第11回 | Chapter 4: Structural Relations② | 構造上の文法関係について | |
12 | 第12回 | Chapter 5: Binding Theory① | 束縛理論について | |
13 | 第13回 | Chapter 5: Binding Theory② | 束縛理論について | |
14 | 第14回 | Chapter 6: X-bar Theory① | Xバー理論について | |
15 | 第15回 | Chapter 6: X-bar Theory② | Xバー理論について、ポートフォリオ作成 |