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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/07/20 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
実践演習Ⅱ/Practical Seminar Ⅱ
授業コード
/Class Code
B509211007
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2023年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
火2(後期)/TUE2(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
出水 孝典/DEMIZU TAKANORI
科目区分
/Course Group
【専門教育科目】 〈学部共通科目〉/*** MAJORS *** 〈FUCULTY COMMON SUBJECTS〉
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
出水 孝典/DEMIZU TAKANORI 人文学科/Humanities
授業の方法
/Class Format
演習
授業の目的
/Class Purpose
<言葉と向き合う>この授業は、人文学部人文学科のディプロマ・ポリシーのうち2「人間の行動や文化に関する専門知識と技能を総合的、体系的に身につけている」、5「相手の意見を正確に理解し、自分の考えや意見を口頭や文章で的確に表現することができる」、7「多様な他者と共存して、異なった価値観を尊重し、積極的に交流・協働できる」に関係しています。皆さんはこれまで英語や国語の授業を受けてきたことと思います。その中で、ある単語や表現がどのような意味をもつのか、多義語の語義選択はどのように行われるのか、小説や漫画の登場人物の性格付けにどのような言葉が使われているのかなど、言葉の使い方に興味をもったことがありませんか?この演習では、英語の小説をみんなで一緒に読んでその一部を日本語に訳すことによって、ことばに対する理解を深めることを目的とします。それによって、英語・日本語の表現能力を高め、他者の発することばを適格に理解し、多様な価値観に対応していけるようになりましょう。
到 達 目 標
/Class Objectives
1. 英語で書かれた簡単な小説の内容を理解できる。
2. 英語という外国語と対照することで、日本語の特質を理解し、より適切な日本語を使用できるようになる。
3. 文字通りではない(=比喩的な)表現の意味と、そのような意味変化が生ずるメカニズムについて、理解することができる。
4. ことばの面白さ・難しさを理解できる。 
授業のキーワード
/Keywords
英語、英文法、短編小説
授業の進め方
/Method of Instruction
英語に関しては、小説を音読したCDから抜き出した音源を用いて、英語の音声に親しむことをやっていきます。具体的には、最初全体を聴いた後、受講者に英語の文を発音してもらって、より英語らしく発音するにはどうしたらいいのか指導したり、担当者が作成したポーズを入れたものを用いて英語の文を音読したりします。また、綴り字から想像できない、実際の英語の音の崩れ方などについても解説します。そうすることによって、実際の英語についての理解を深めることがこの授業の目標です。また、日本語に訳す場合に、どのような点に着目し、どうニュアンスを反映して訳せばいいのかみんなで考えます。言葉の微妙さに興味があって、それをさらに掘り下げて考えてみたいという人には、色々刺激となることが多いと思います。
履修するにあたって
/Instruction to Students
英語が苦手でも言葉に興味がある人は来てもらえればと思います。言語・文学科目群の教員が担当する演習クラスに進もうと考えている人は、特に歓迎します。また、英語の教職を取ろうとしている人は、英語を教える際にも役立つ知識が身につくと思いますので、是非来てもらえたらと思います。
授業時間外に必要な学修
/Expected Work outside of Class
授業で取り上げる英語の短編小説に関して、自分に割り当てられた部分を中心に、担当者が配布した注を参考にして60分~90分の予習をする。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
毎時間、英文の自分の担当箇所を、音読した上で日本語訳してもらう。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
英文の音読がどの程度できているか20%、日本語訳の適切さ30%、議論への参加の積極性50%
テキスト
/Required Texts
英語の短編小説、およびそれに対して担当者が付けた詳細な注を資料としてプリントで配布する。
参考図書
/Reference Books
佐藤誠司  (著) (2022) 『SKYWARD 総合英語』 東京:桐原書店. ISBN-13: 978-4342208638 
出水孝典. (2018) 『動詞の意味を分解する―様態・結果・状態の語彙意味論―』(開拓社 言語・文化選書 71) 東京:開拓社.
出水孝典. (2019)『続・動詞の意味を分解する―変化の尺度・目的動詞・他動性―』(開拓社 言語・文化選書82) 東京:開拓社. 
出水 孝典. (2023a) 『語彙アスペクトと事象構造(上) ―時間特性を診る14 章―』(開拓社叢書36)  東京:開拓社.
出水 孝典. (2023b) 『語彙アスペクトと事象構造(下) ―事象の枠を捉える14 章―』(開拓社叢書37)  東京:開拓社.
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 導入 担当者が自己紹介をし、授業をどのような手順で進めていくのかまず説明します。その後、受講者に自己紹介をしてもらいます。さらに、授業の前半で毎回読んでいく短編小説とその注をすべて配布します。
2 第2回 ゼミナール1 英語の簡単な短編小説を12に分けたもののうち、1つ目の部分を読む。具体的には、担当者が作成した詳細な注を参考に、分担・予習してきてもらった部分に関して、英文を音読してもらい、日本語訳を提示してもらう。それに対して担当者は英語の発音や日本語訳の修正や改善の提案を行う。
3 第3回 ゼミナール2 英語の簡単な短編小説を12に分けたもののうち、2つ目の部分を読む。具体的には、担当者が作成した詳細な注を参考に、分担・予習してきてもらった部分に関して、英文を音読してもらい、日本語訳を提示してもらう。それに対して担当者は英語の発音や日本語訳の修正や改善の提案を行う。
4 第4回 ゼミナール3 英語の簡単な短編小説を12に分けたもののうち、3つ目の部分を読む。具体的には、担当者が作成した詳細な注を参考に、分担・予習してきてもらった部分に関して、英文を音読してもらい、日本語訳を提示してもらう。それに対して担当者は英語の発音や日本語訳の修正や改善の提案を行う。
5 第5回 ゼミナール4 英語の簡単な短編小説を12に分けたもののうち、4つ目の部分を読む。具体的には、担当者が作成した詳細な注を参考に、分担・予習してきてもらった部分に関して、英文を音読してもらい、日本語訳を提示してもらう。それに対して担当者は英語の発音や日本語訳の修正や改善の提案を行う。
6 第6回 ゼミナール5 英語の簡単な短編小説を12に分けたもののうち、5つ目の部分を読む。具体的には、担当者が作成した詳細な注を参考に、分担・予習してきてもらった部分に関して、英文を音読してもらい、日本語訳を提示してもらう。それに対して担当者は英語の発音や日本語訳の修正や改善の提案を行う。
7 第7回 教員個別訪問1 専攻演習を選択する際の参考にするため、2年生全員が次年度専攻演習を担当する教員から直接話を聞く機会を設ける。関心を持った教員のもとを訪問し、それぞれのゼミの内容について理解を深める。
8 第8回 教員個別訪問2 専攻演習を選択する際の参考にするため、2年生全員が次年度専攻演習を担当する教員から直接話を聞く機会を設ける。関心を持った教員のもとを訪問し、それぞれのゼミの内容について理解を深める。
9 第9回 ゼミナール6 英語の簡単な短編小説を12に分けたもののうち、6つ目の部分を読む。具体的には、担当者が作成した詳細な注を参考に、分担・予習してきてもらった部分に関して、英文を音読してもらい、日本語訳を提示してもらう。それに対して担当者は英語の発音や日本語訳の修正や改善の提案を行う。
10 第10回 ゼミナール7 英語の簡単な短編小説を12に分けたもののうち、7つ目の部分を読む。具体的には、担当者が作成した詳細な注を参考に、分担・予習してきてもらった部分に関して、英文を音読してもらい、日本語訳を提示してもらう。それに対して担当者は英語の発音や日本語訳の修正や改善の提案を行う。
11 第11回 ゼミナール8 英語の簡単な短編小説を12に分けたもののうち、8つ目の部分を読む。具体的には、担当者が作成した詳細な注を参考に、分担・予習してきてもらった部分に関して、英文を音読してもらい、日本語訳を提示してもらう。それに対して担当者は英語の発音や日本語訳の修正や改善の提案を行う。
12 第12回 ゼミナール9 英語の簡単な短編小説を12に分けたもののうち、9つ目の部分を読む。具体的には、担当者が作成した詳細な注を参考に、分担・予習してきてもらった部分に関して、英文を音読してもらい、日本語訳を提示してもらう。それに対して担当者は英語の発音や日本語訳の修正や改善の提案を行う。
13 第13回 ゼミナール10 英語の簡単な短編小説を12に分けたもののうち、10番目の部分を読む。具体的には、担当者が作成した詳細な注を参考に、分担・予習してきてもらった部分に関して、英文を音読してもらい、日本語訳を提示してもらう。それに対して担当者は英語の発音や日本語訳の修正や改善の提案を行う。
14 第14回 ゼミナール11 英語の簡単な短編小説を12に分けたもののうち、11番目の部分を読む。具体的には、担当者が作成した詳細な注を参考に、分担・予習してきてもらった部分に関して、英文を音読してもらい、日本語訳を提示してもらう。それに対して担当者は英語の発音や日本語訳の修正や改善の提案を行う。
15 第15回 ゼミナール12 英語の簡単な短編小説を12に分けたもののうち、最後の部分を読む。具体的には、担当者が作成した詳細な注を参考に、分担・予習してきてもらった部分に関して、英文を音読してもらい、日本語訳を提示してもらう。それに対して担当者は英語の発音や日本語訳の修正や改善の提案を行う。

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