科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
実践演習Ⅰ/Practical Seminar Ⅰ |
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授業コード /Class Code |
B509201016 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
火2(前期)/TUE2(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
北村 厚/KITAMURA ATSUSHI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈学部共通科目〉/*** MAJORS *** 〈FUCULTY COMMON SUBJECTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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北村 厚/KITAMURA ATSUSHI | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
演習 |
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授業の目的 /Class Purpose |
テーマ:世界史の考え方 この演習では、小川幸司編『世界史の考え方』を精読し議論することで、人文学科DPにある、人間の社会的・文化的活動に関する専門知識を総合的・体系的に身につけることを目的としています。 歴史を学ぶことにはどのような意味があるのでしょうか。単に過去の事実を知ることだけでなく、例えば産業革命によって誕生した資本主義が現在に至るまで人間の生活や社会の在り方を良くも悪くも規定したように、歴史における変化が現在の私たちにとって重要な論点を提示するのです。そういった現代的視点に立った新しい高校地理歴史の科目が「歴史総合」です。 このゼミでは、「シリーズ 歴史総合を学ぶ」として刊行された新書を精読し、そこから様々な疑問点や論点を拾い上げ、皆で議論していきます。この本は歴史総合のナビゲーションであると同時に、古今東西の重要な歴史書を紹介し、掘り下げる本でもあります。このゼミを通じて歴史学の面白さや奥深さを知り、歴史学の基本姿勢を身につけることが目的です。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1.歴史学の歴史について知る。 2.歴史上の概念について議論することができる。 3.世界史の考え方を駆使して社会の変化をとらえることができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
世界史 歴史総合 国民国家 ナショナリズム 世界大戦 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
毎回数名ずつ、テキストの担当する部分を読みこんでレジュメをつくり、問いを用意します。担当者の報告後、問いについてグループで議論し、発表します。教員が発表内容についてほりさげ、さらに質問をし、議論を進めます。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
歴史への関心を持って参加してください。社会科の教員になりたい人も大歓迎です。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
発表者はレジュメづくりに3時間ほどかかります(毎回ではありません)。それ以外の参加者も、次回のテキストを読んでおく必要があります。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
発表者はレジュメを提出します。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
報告レジュメの内容評価50%・報告と問い20%・担当時以外の発言30%の割合で総合的に評価します。 |
テキスト /Required Texts |
小川幸司・成田龍一編『世界史の考え方 シリーズ歴史総合を学ぶ①』岩波書店、2022年 |
参考図書 /Reference Books |
テキストに毎回参考図書が記載されています。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス | ゼミ参加者の自己紹介をし、今後の報告スケジュールを決めていきます。 | |
2 | 第2回 | レジュメの作り方 | 教員がレジュメの作り方、発表の仕方をレクチャーします。 | |
3 | 第3回 | 近世から近代への移行1 | テキスト第1章の第1節「近代世界の捉え方」を精読し、議論します。 | |
4 | 第4回 | 近世から近代への移行2 | テキスト第1章の第2節「中国史から見ると」を精読し、議論します。 | |
5 | 第5回 | 近世から近代への移行3 | テキスト第1章の第3節「岸本美緒との対話」を精読し、議論します。 | |
6 | 第6回 | 近代の構造・近代の展開1 | テキスト第2章の第1節「国民国家の捉え方」を精読し、議論します。 | |
7 | 第7回 | 近代の構造・近代の展開2 | テキスト第2章の第2節「イギリス史から見ると」を精読し、議論します。 | |
8 | 第8回 | 近代の構造・近代の展開3 | テキスト第2章の第3節「長谷川貴彦との対話」を精読し、議論します。 | |
9 | 第9回 | 帝国主義の展開1 | テキスト第3章の第1節「ナショナリズムの捉え方」を精読し、議論します。 | |
10 | 第10回 | 帝国主義の展開2 | テキスト第3章の第2節「アメリカ史から見ると」を精読し、議論します。 | |
11 | 第11回 | ゼミ選択説明会1 | 3年次のゼミを選ぶための説明会の1回目です。 | |
12 | 第12回 | ゼミ選択説明会2 | 3年次のゼミを選ぶための説明会の2回目です。 | |
13 | 第13回 | 帝国主義の展開3 | テキスト第3章の第3節「貴堂嘉之との対話」を精読し、議論します。 | |
14 | 第14回 | 20世紀と2つの世界大戦1 | テキスト第4章の第1節「総力戦の捉え方」を精読し、議論します。 | |
15 | 第15回 | 20世紀と2つの世界大戦2 | テキスト第4章の第2節「アフリカ史から見ると」第3節「永原陽子との対話」を精読し、議論します。 |