科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
歴史文化特別講義Ⅰ/Special Lectures in History and Culture Ⅰ |
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授業コード /Class Code |
B509131001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
水5(後期)/WED5(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
井上 毅/INOUE TAKESHI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈歴史文化領域専門教育科目〉/*** MAJORS *** 〈歴史文化領域専門教育科目〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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井上 毅/INOUE TAKESHI | 人文学部/Humanities and Sciences |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
本学有瀬キャンパスには 大きな時計が設置されています。この時計は、明石市立天文科学館に設置され、日本標準時を刻んでいたもので、1995 年1 月 17 日午前 5 時 46 分に発生した阪神・淡路大震災により大きな損傷を受けてたものを本学有瀬キャンパスに移設したものです。この大時計は学生の皆さんにとっても有瀬キャンパスの風景として親しみをもつものでしょう。「時」というのは、この大時計のようにとても身近な存在です。しかしあらためて「時とは何か?」と聞かれると答えに困ってしまうのではないでしょうか。最も身近でありながら、最も不思議な存在。それが「時」です。この講座では、本学のディプロマ・ポリシー(DP)に基づき、様々な切り口で「時の文化」についての幅広い知識を学びます。「時」という人類普遍のテーマについて高い関心を持ち、専門領域の課題を考察し、解決するための知識や技能を身につけることを目標とします。講座では、明石市立天文科学館の見学や天体観測など、教員や学生同士のコミュニケーションを通じて、さまざまな問題を発見する機会を提供します。講座を通じて現代社会の大きな変化に対応できうる人材の育成をめざしています。積極的な学生の受講をお待ちしています。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
"本講義では、「時」を切り口として私たちの住む世界を理解することを目的とします。 時の記念日、日本標準時子午線の歴史、時と暦の基本知識、宇宙における時間などを学びます。 " |
授業のキーワード /Keywords |
時、暦、日本標準時、子午線、宇宙 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
本講義では教室による講義だけでなく、アクティブラーニングとして、天体観測や明石市立天文科学館の見学の学外研修もおこないます。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
"明石市立天文科学館の見学をもって2回の講座とします。天体観測を行う回もあります。 楽しい授業を目指します。学生も熱意をもって受講してください。 " |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
授業時間外として事前学習(約1時間)、授業後の復習として、約1時間の、合計2時間の学修が必要です |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
明石市立天文科学館の見学後、時の文化についての小レポートの提出を求めます。提出されたレポートの内容について、各自に講評します。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業時に提出する小レポート、講義全体のまとめ時の確認プリント、の他、授業中の態度や質疑などにより総合的に評価します。 |
テキスト /Required Texts |
時間の日本史 日本人はいかに「時」を創ってきたのか 著/佐々木勝浩 著/井上 毅 著/広田雅将 著/細川瑞彦 著/藤沢健太 定価2860円(税込) 発売日2021/7/30 判型/頁A5判/230頁 ISBN9784093888189 https://www.shogakukan.co.jp/books/09388818 ※電子書籍もあります |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 授業の進め方の説明 (9/21) |
本授業のやり方について、説明します。 |
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2 | 第2回 | 時と宇宙の関係(9/28) | 時間と宇宙の関係についてお話しします。 |
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3 | 第3回 | 日本標準時と明石(10/5) | 明石がなぜ「時のまち」とよばれるのか?ということについて歴史をたどりながら紹介します。 |
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4 | 第4回 | 時の記念日(10/19) | 6月10日は時の記念日。その由来と、意義についてお話しします。 |
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5 | 第5回 | ふりかえり(10/26) | 講座のふりかえりと、小テストを行います。 | |
6 | 第6回 | 宇宙の時間(1)(11/2) | キャンパスで天体観測を行います。月のクレーター、木星のガリレオ衛星、土星のリングの観察をおこなう予定です。 | |
7 | 第7回 | 宇宙の時間(2)(11/9) | 星座の誕生や神話を説明します。 | |
8 | 第8回 | 宇宙の時間(3)(11/16) | 現代天文学で判明した宇宙の姿を解説します。 | |
9 | 第9回 | ふりかえり(12/7) | 講座のふりかえりをおこなうとともに小テストをおこないます | |
10 | 第10回 | 時計の歴史(1)(12/14) | 日時計や水時計、機械式時計(和時計)について解説します | |
11 | 第11回 | 時計の歴史(2)(12/21) | 機械式時計の歴史と、日本の時計メーカーの発展の歴史や原子時計のしくみを紹介します | |
12 | 第12回 | 明石市立天文科学館見学 | 明石市立天文科学館を見学します。12月10日・11日のいずれかを基本日として設定します。見学とレポートをもって2回の講座とします。 | |
13 | 第13回 | 明石市立天文科学館見学 | 見学をもって2回の講座とします。したがって2回の授業日(10月12日、11月30日)は見学日の振り替え日とします。 | |
14 | 第14回 | ふりかえり(1/11) | これまでの講座のふりかえりをします | |
15 | 第15回 | 講座のまとめ(1/18) | 講座全体のふりかえりをおこない、学んだことを確認します。 |