科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
歴史文化専攻演習Ⅳ/Seminar in History and Culture Ⅳ |
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授業コード /Class Code |
B509121001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
火3(前期)/TUE3(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
北村 厚/KITAMURA ATSUSHI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈歴史文化領域専門教育科目〉/*** MAJORS *** 〈歴史文化領域専門教育科目〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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北村 厚/KITAMURA ATSUSHI | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
演習 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この演習では、卒業研究に向けた研究活動の指導を通じて、人文学科DPにある、人間の社会的・文化的活動に関する専門知識を総合的、体系的に身につけ(2)、自らが設定した課題や問題点を論理的な分析と考察を通して解決に導き(4)、自分の考えを的確に表現すること(5)を目的とする。 卒業研究に向けて、さらなる歴史研究のスキルを身につけます。まずゼミ論文で扱った文献以外にも範囲を大幅に広げ、取り扱う文献を網羅します。先行研究はただ読むだけではただの素材に過ぎません。それらを分析し、乗り越えてこそオリジナリティが得られます。そのために研究史の整理を行い、卒業研究のプロットを完成させることを目標とします。 一方で、論文を書くための方法を身に付けるために、優れた研究論文を精読し、その技術を学び取っていきます。そのうえで、中間報告書を作成し、卒業研究をいつでも書き始められる技術・能力を習得します。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1.専門的な研究論文の調査方法を身につけることができる。 2.歴史研究論文の様々な技法を身に付けることができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
卒業研究 先行研究の整理 歴史学研究 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
卒業研究を論文として仕上げるために、まず文献の網羅的な調査と出来る限りの収集、精読、卒論のプロットづくりを進めます。その作業を自分で進めつつ、ゼミの前半では、教員が指定・配布する研究論文を複数精読し、その論点や技術を解析します。後半は「中間報告書」の作成を進めます。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
卒業研究の準備を怠りなく進める気構えを持ちましょう。日常的に図書館を利用し、研究論文を読み込むことを習慣にしましょう。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
卒業研究に向けた研究活動を間断なく進めましょう。毎日2~3時間が目安です。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
担当者は報告レジュメを毎回作成します。レジュメをもとに議論を行い、指導をします。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
報告レジュメの内容評価50%・報告と質疑応答20%・担当時以外の質疑30%の割合で総合的に評価します。 |
テキスト /Required Texts |
教員が配布します。 |
参考図書 /Reference Books |
なし |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス | 卒業研究のために必要な文献の収集を行います。次回以降の報告者を決めます。また、卒業研究のタイトル確定に向けて打ち合わせをします。 | |
2 | 第2回 | 文献リスト作成 | リサーチした文献をリストアップし、発表します。 | |
3 | 第3回 | 研究論文を読む1 | 卒業研究を執筆するために、優れた研究論文を読み分析することで、史料の参照方法や論点の提示、論述のスタイルなどについて、専門的な見地を学び取ります。論文は各自の研究テーマからピックアップします。 | |
4 | 第4回 | 研究論文を読む2 | 研究論文講読の2回目です。 | |
5 | 第5回 | 研究論文を読む3 | 研究論文講読の3回目です。 | |
6 | 第6回 | 研究論文を読む4 | 研究論文講読の4回目です。 | |
7 | 第7回 | 研究論文を読む5 | 研究論文講読の5回目です。 | |
8 | 第8回 | 研究論文を読む6 | 研究論文講読の6回目です。 | |
9 | 第9回 | 中間報告1 | 3人ずつ、中間報告書の作成に向けて、論文としての問題提起と内容の展開を進め、現時点で調べえた内容をできるだけ盛り込み、「卒論中間報告」を発表してもらいます。 | |
10 | 第10回 | 中間報告2 | 4~6人目の中間報告です。 | |
11 | 第11回 | 中間報告3 | 7~9人目の中間報告です。 | |
12 | 第12回 | 中間報告4 | 10~12人目の中間報告です。 | |
13 | 第13回 | 中間報告5 | 13~15人目の中間報告です。 | |
14 | 第14回 | 論文の書き方 | 実際に歴史論文を書くにあたっての実践的な方法についてレクチャーし、練習課題に取り組んでもらいます。 | |
15 | 第15回 | 卒業研究に向けて | 卒業研究論文を執筆するために、夏休みにすべきことをレクチャーします。 |