基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Class	美術研究Ⅰ／Studies in Visual Arts Ⅰ
授業コード ／Class Code	B508932001
開講キャンパス ／Campus	有瀬
開講所属 ／Course	人文学部／Humanities and Sciences
年度 ／Year	2023年度／Academic Year
開講区分 ／Semester	前期／SPRING
曜日・時限 ／Day, Period	水2(前期)／WED2(SPR.)
単位数 ／Credits	2.0
主担当教員 ／Main Instructor	永井　隆則／NAGAI TAKANORI
科目区分 ／Course Group	【専門教育科目】　〈人間探究科目群〉／*** MAJORS *** 〈SUBJECTS OF PERSONAL DEVELOPMENT AND CULTURE〉
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
永井　隆則／NAGAI TAKANORI	人文学部／Humanities and Sciences

授業の方法 ／Class Format	対面授業（講義）を基本とするが、期間中、数回、遠隔授業（オンデマンド授業）を実施する。
授業の目的 ／Class Purpose	1.人文学科専門教育科目の人間探求科目群に属するこの科目は、学部のDPに掲げられる「人間の行動や文化に関する専門知識と技能」のうち、先史時代から18世紀のロココまでの西洋を中心とする美術の流れに関する基礎的知識を習得することを目指しています。特に、古代から中世、中世からルネサンス、ルネサンスから近代への芸術上のパラダイムシフト（芸術観の転換）を理解することを目指しています。 2.この科目で得た基礎知識をもとに、関連する分野の美術展が国内外で開催された場合、興味をもって美術展を訪問し教養を深め文化に関心を抱く習慣を身につけることができるようになることを目指しています。なお、この科目の担当者は美術館に10年以上勤務していた実務経験のある教員である。
到　達　目　標 ／Class Objectives	1.先史時代から近世に至るヨーロッパ美術の流れを理解する。 2.様々な「様式」、「主題」、「形式」、様々な芸術家の芸術性を作品に則して理解する。 3.様々な美術運動や芸術家の美術史上の位置付けや芸術的価値について説明したり自分自身の意見を述べることができるようになる。 4.美術展ほか美術に関する情報検索と収集の仕方を獲得できるようになる。
授業のキーワード ／Keywords	美学、思想、芸術観、様式、主題、形式、技法
授業の進め方 ／Method of Instruction	1.パワーポイントでスライド（講義内容の要点と美術作品の画像）を見て頂きながら、対面で実施する。休講の場合は、オンデマンドで実施する。 2.授業終了前10分間で、毎回、授業内容の要約を作成し提出して頂く。 3.中間小テストと最終小テストを実施し授業内容に対する理解度を評価する。
履修するにあたって ／Instruction to Students	美術史に関する他の科目を受講済みだったり受講予定であることが望ましいが、基本的には美術鑑賞に興味のある方の受講を勧めます。
授業時間外に必要な学修 ／Expected Work outside of Class	授業期間中に開催中の関連展覧会に行って作品を鑑賞すること(適宜、美術展情報を提供します）。
提出課題など ／Quiz,Report,etc	中間小テスト、最終小テストに回答する。教員が回答に対してコメントを返します。
成績評価方法・基準 ／Grading Method・Criteria	・中間小テスト50%と最終小テスト50%（設問を適切に把握した上で論理的に文章を記述しながら自分自身の見解が述べられているかどうかを評価）で総合的に評価する。 ・授業に2/3以上出席していない場合は、試験を受ける権利（＝成績を評価してもらう権利）を失う.。
テキスト ／Required Texts	特になし。
参考図書 ／Reference Books	授業中に適宜、紹介します。

No.	回 ／Time	主題と位置付け ／Subjects and position in the whole class	学習方法と内容 ／Methods and contents	備考 ／Notes
1	第1回	先史時代の美術と中南米 美術	美学、思想、芸術観、様式、主題、形式、技法の観点から特色を理解する。
2	第2回	エジプト美術	美学、思想、芸術観、様式、主題、形式、技法の観点から特色を理解する。
3	第3回	ギリシャ・クラシックと ヘレニズム美術	美学、思想、芸術観、様式、主題、形式、技法の観点から特色を理解する。
4	第4回	ビザンチン美術	美学、思想、芸術観、様式、主題、形式、技法の観点から特色を理解する。
5	第5回	西欧初期中世の美術と ロマネスク美術	美学、思想、芸術観、様式、主題、形式、技法の観点から特色を理解する。
6	第6回	ゴシック美術	美学、思想、芸術観、様式、主題、形式、技法の観点から特色を理解する。
7	第7回	小テストとアンケート	第1回から6回までの授業内容の理解度をはかるテストに回答する。併せて、これま で本科目を受講してみて感じたこと、継続して欲しい事、改善して欲しいことなどアンケ ートで回答する。
8	第8回	ルネサンス美術　I	美学、思想、芸術観、様式、主題、形式、技法の観点から特色を理解する。
9	第9回	ルネサンス美術　II	美学、思想、芸術観、様式、主題、形式、技法の観点から特色を理解する。
10	第10回	北方ルネサンス	美学、思想、芸術観、様式、主題、形式、技法の観点から特色を理解する。
11	第11回	マニエリスム	美学、思想、芸術観、様式、主題、形式、技法の観点から特色を理解する。
12	第12回	バロック美術I	美学、思想、芸術観、様式、主題、形式、技法の観点から特色を理解する。
13	第13回	バロック美術II	美学、思想、芸術観、様式、主題、形式、技法の観点から特色を理解する。
14	第14回	ロココ美術	美学、思想、芸術観、様式、主題、形式、技法の観点から特色を理解する。
15	第15回	小テストとビデオ鑑賞	第8回から第14回までの授業内容の理解度をはかるテストに回答する。授業に関連するビデオを鑑賞する。