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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/07/20 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
地球環境論Ⅱ/地球環境論/Theories of Global Environment Ⅱ
授業コード
/Class Code
B508642001
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2023年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
木1(後期)/THU1(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
福島 あずさ/FUKUSHIMA AZUSA
科目区分
/Course Group
【専門教育科目】 〈人と社会と自然科目群〉/*** MAJORS *** 〈SUBJECTS OF ENVIRONMENT, HUMAN, COMMUNITY AND HISTORY〉
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
福島 あずさ/FUKUSHIMA AZUSA 人文学科/Humanities
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義)
授業の目的
/Class Purpose
本講義は、人文学部ディプロマポリシーにある、専門分野(気候学、環境科学、災害科学等)の知識および技能を習得し(DP1)、習得した知識を活用して、身近な環境問題に対して自身の考えを深め(DP3,4,6)、それを言葉や文章で的確に表現できるようになること(DP5)を目的とします。
地球環境問題の中で、地球温暖化と、それに伴う高山での氷河の縮小や南極・北極での環境変化などの問題を取り上げ、人間を含む生物圏との関係について考えます。さらに、気候危機宣言や、SDGsの理解を深め、今後の人間社会のあり方について考察を深めましょう。
到 達 目 標
/Class Objectives
人間を取り巻く環境問題(主に地球環境問題)について、地球システム(特に大気水循環)の観点から理解する。
ヒマラヤ、アルプスなどの山岳地や、南極、北極などの極地で温暖化の影響がどのように及んでいるのか理解する。
データ、資料等を利用して問題を整理し、自分の意見や見解を述べられるようになる。
授業のキーワード
/Keywords
気候変動、氷河、南極、北極圏、生物圏
授業の進め方
/Method of Instruction
講義形式(パワーポイント使用)で行います。
履修するにあたって
/Instruction to Students
人間環境論Ⅰを履修し、大気の振る舞いについての基本的な知識を身に着けていることが望ましいです。履修していない場合は、高校の地学・地理の教科書の気象・気候・自然災害に該当する単元を復習して授業に臨むとよいでしょう。
授業時間外に必要な学修
/Expected Work outside of Class
各回の予復習として毎週1.5時間程度の学修が求められます。特に、用語の確認をしっかり行なってください(わからない用語は必ず調べ、関係する知識も増やしておく)。
小レポートの作成に、各回8-10時間程度(人によりますが)が必要となります。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
小レポートは、授業内に提示された課題について、各自で資料を収集し、問題を整理して見解や意見を述べる論述形式です。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
小レポート2回(35×2=70点満点)
授業内課題(授業内またはmoodleにて不定期に提示、30点満点)
評価ポイント等については授業内で提示しコメントします。
テキスト
/Required Texts
講義資料をonedriveにアップロードします。 ダウンロード用のURLはmoodleで案内します。
参考図書
/Reference Books
小倉義光著『一般気象学(第2版)』東京大学出版会
スペンサー・R・ワート著、増田耕一・熊井ひろ美 共訳『温暖化の〈発見〉とは何か』みすず書房
【人文学部推薦図書】
ハイディ・カレン (著) 熊谷玲美(訳)(2011)『ウェザー・オブ・ザ・フューチャー: 気候変動は世界をどう変えるか』 シーエムシー出版
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ガイダンス ガイダンスを行います。
2 第2回 地球温暖化問題とは何か?1 過去数十万年スケールの気候変動と近年の気温変化を比較し、地球温暖化をどのように捉えるかを学びます。 
3 第3回 地球温暖化問題とは何か?2 過去数十万年スケールの気候変動と近年の気温変化を比較し、地球温暖化をどのように捉えるかを学びます。 
4 第4回 地球温暖化問題とは何か?3 過去数十万年スケールの気候変動と近年の気温変化を比較し、地球温暖化をどのように捉えるかを学びます。 
5 第5回 温暖化による環境変化1 地球温暖化によって生じているさまざまな環境変化について学びます。
6 第6回 温暖化による環境変化2 地球温暖化によって生じているさまざまな環境変化について学びます。 
7 第7回 気候の将来予測1 地球の気候の将来予測と予測シナリオについて学びます。
8 第8回 気候の将来予測2 地球の気候の将来予測と予測シナリオについて学びます。
9 第9回 小レポート 前半(第2回〜第8回)の間に一回、小レポート(論述形式)提出を行います。
評価基準等について事前に説明し、また事後の総評も行います。
10 第10回 地球環境問題としての温暖化1 地球温暖化問題を取り巻く政治的な動きについて整理します。
11 第11回 地球環境問題としての温暖化2 地球温暖化問題を取り巻く政治的な動きについて整理します。 
12 第12回 さまざまな立場から考える1 様々な視点(経済学者・気候学者・主婦(夫)・政治家・環境保護活動家・国際支援団体職員)から見ると、地球温暖化問題はどう捉えられるのか考えます。
13 第13回 さまざまな立場から考える2 様々な視点(経済学者・気候学者・主婦(夫)・政治家・環境保護活動家・国際支援団体職員)から見ると、地球温暖化問題はどう捉えられるのか考えます。
14 第14回 環境情報の利用 メディアや研究者の考え方を知り、そこからどのように情報を整理し、自分の意見に結びつけたらよいかを考えます。
15 第15回 小レポート 後半(第9回~第15回)の間に一回、小レポート(論述形式)を実施します。
評価基準等について事前に説明します。

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