科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
卒業研究演習Ⅱ/Graduation Research Seminar Ⅱ |
---|---|
授業コード /Class Code |
B508543013 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
火3(後期)/TUE3(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
平光 哲朗/HIRAMITSU TETSUROU |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈学部共通科目〉/*** MAJORS *** 〈FUCULTY COMMON SUBJECTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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平光 哲朗/HIRAMITSU TETSUROU | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(演習) |
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授業の目的 /Class Purpose |
「卒業研究演習II」とは、「卒業研究(4単位)」の研究テーマをすでに自分のものとして把握し、十分な準備をしている人を対象に、「論文作成上のアドバイスを与える」ことに主眼を置いた授業です。原則として前期科目の卒業研究演習Iと同じクラス編成で卒業研究演習IIの担当者が引き続いて担当します。 「卒業研究」は一般に「卒業論文」や「卒論」と呼ばれているものです。皆さんは前期ですでに「卒業研究」の「題目届」と「中間報告書」を提出しています。後期にはこれらを発展させ、完成に向けて努力します。 この「卒業研究」は、まず、各自が自主的に研究テーマを見つけ出すということから始まりました。さらに、そのテーマが研究に値するものかどうか、その研究テーマの意義は何かということについて考えたことでしょう。そして、その研究のための方法論を見つけ出し、同一テーマでこれまでに研究されてきた文献資料、すなわち先行研究を調べ、資料を収集し、整理、分析してきました。その上で、それに自分は何を付け加えようとしているのかを自問してきたことと思います。ところが、論文には論文特有の形式と構成もあり、「ここからどう進めていけばよいのかわからない」、「卒論がきちんと書けるか不安」と感じている人もいるはずです。そこでこの授業では、論文の内容に加えて、そうした従わなくてはならない決まり、約束事についても指導をしていきます。 授業はゼミ形式で行なわれ、適宜、グループ指導や学生一人一人を対象にした個別指導が加わります。さらに、2、3年次生や他のゼミ生を交えた中間発表会が開催される場合もあります。 以上のように、「卒業研究演習II」は、「卒業研究」を完成させることを目指した授業ですが、皆さんが「卒業研究」を書き上げるのだという熱意を持っていないと進みません。今までの授業がどちらかと言えば受動的であったのに対し、「卒業研究」を作成するにあたっては、能動的に学習・研究を行うことが必要です。その意味で、卒業研究を書くということは非常に重要な意味を持っており、まさに総合的な能力が試される大学での学修の集大成といえます。担当教員の指導のもとに研究を行い、先行研究に新たな知見を加えることが求められます。 人文学部のディプロマ・ポリシーに則り、真理を探究しようとする知的好奇心をもち、自らの関心領域を総合的かつ体系的に追求し、深い専門知識と実践的な技能を用いて得られた知見を、卒業研究としてまとめることを目指してください。 これらを通じて、人文学部ディプロマ・ポリシーにある、1.身についた教養を活かし、2.人間に関する異なる分野の知識の総合的理解に基づき、3.将来を見渡す計画性を持ち、4.論理的な分析と考察によって研究を遂行し、6.情報通信技術を適切に用いて、5.卒業研究として的確に表現することができるようになることを目的とします。また、研究にあたっては、7.異なった価値観を尊重し、他者との連携・協働を進めながら研究を遂行し、将来的には、8.修得した人文学の知見にもとづき、知的好奇心をもって、自立的に深く学修する力を身につけることを目的とします。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・ 論文の組み立て方を理解できる。 ・ 議論をどう展開していくかについて理解できる。 ・ 論文を書くために知っておかなければならないことばのルールを理解できる。 ・ 資料の整理と利用の仕方を理解できる。 ・ 卒業研究を完成させる。 |
授業のキーワード /Keywords |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
それぞれの研究テーマにそって、個別的に指導します。 個別発表や中間発表では、アクティブラーニングをとりいれ、学生どうしが双方向的に議論します。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
感染症拡大の防止のためキャンパスが封鎖もしくは入校制限がなされた場合は、演習はアプリケーションZoomを用いて行う。その際には受講生は必ずこのアプリケーションを受講するときに用いる端末にインストールしておくこと。また合評会のためにダウンロードしたファイルをプリントアウトできる環境が必要になるので個別に対応するように。またネットワーク環境の悪化したときのために代替処置を用意する必要が出てくる可能性もあるので、指導教官からのメールおよびdotCampusを通じた連絡には注意すること。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
卒業研究では、資料研究や現地調査、文書作成に膨大な時間と手間を要します。最大限の時間を充てて取り組むようにしてください。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
各担当者が適宜指示します。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
評価基準の詳細は各担当者が授業で示しますが、レポートなどの提出物、中間発表や授業における発表、授業への出席状況・積極性などをあわせて総合的に評価します。 |
テキスト /Required Texts |
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参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 卒業研究テーマの決定 | 授業の方法、グループ、個別指導の計画などを紹介し、評価方法について説明する。担当者により、それぞれ授業方法が異なると思われる。例えば、次のようなグループ及び個別の指導が考えられる。 | |
2 | 第2回 | 研究の展開その1 | ゼミ形式で、個別発表と質疑応答を行う。 | |
3 | 第3回 | 研究の展開その2 | ゼミ形式で、個別発表と質疑応答を行う。 | |
4 | 第4回 | 研究の展開その3 | ゼミ形式で、個別発表と質疑応答を行う。 | |
5 | 第5回 | 研究の展開その4 | ゼミ形式で、個別発表と質疑応答を行う。 | |
6 | 第6回 | 中間発表その1 | 卒業研究の中間発表を行う。 | |
7 | 第7回 | 中間発表その2 | 卒業研究の中間発表を行う。 | |
8 | 第8回 | 論拠の明示その1 | 書式の確認と徹底のため、参考文献、図版などの選定、卒論原稿の形式面、内容面での指導を行う。 | |
9 | 第9回 | 論拠の明示その2 | 書式の確認と徹底のため、参考文献、図版などの選定、卒論原稿の形式面、内容面での指導を行う。 | |
10 | 第10回 | 論拠の明示その3 | 書式の確認と徹底のため、参考文献、図版などの選定、卒論原稿の形式面、内容面での指導を行う。 | |
11 | 第11回 | 原稿の確認その1 | 執筆した卒業研究の原稿について最終チェックを行う。 | |
12 | 第12回 | 原稿の確認その2 | 執筆した卒業研究の原稿について最終チェックを行う。 | |
13 | 第13回 | 事後確認その1 | 口頭試問など、卒業研究提出後に関する指導を行う。 | |
14 | 第14回 | 事後確認その2 | 口頭試問など、卒業研究提出後に関する指導を行う。 | |
15 | 第15回 | 卒業研究発表会の出席 | 卒業研究発表会に出席する。 |