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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/07/20 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
卒業研究演習Ⅰ/Graduation Research Seminar Ⅰ
授業コード
/Class Code
B508511006
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2023年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
火3(前期)/TUE3(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
永井 隆則/NAGAI TAKANORI
科目区分
/Course Group
【専門教育科目】 〈学部共通科目〉/*** MAJORS *** 〈FUCULTY COMMON SUBJECTS〉
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
永井 隆則/NAGAI TAKANORI 人文学部/Humanities and Sciences
授業の方法
/Class Format
演習
授業の目的
/Class Purpose
 この科目は、学部のDPに掲げられる「人間の行動や文化に関する専門知識と技能を総合的、体系的に身につけている」、「獲得した知識と体験と技能を活用して、自らが設定した課題や問題点を論理的な分析と考察をとおして解決・解明へと導くこと」、「相手の意見を正確に理解し、自分の考えや意見を口頭や文章で的確に表現できる」、「人文学の知見にもとづき、知的好奇心をもって、自立的に深く学修できる」ことを目指す。
 人文学科専門教育科目の学科共通科目に属する本演習では、各自、研究テーマについて知見を深め調査を進める。卒業研究の具体的な調査内容、調査の中間報告と課題を発表し、ゼミでの議論を基に中間報告書を執筆する。また、作品分析の実践的能力を養うため、展覧会見学に行く。
到 達 目 標
/Class Objectives
1.自らが設定した研究テーマに関する専門知識と、調査対象を分析するための研究手法を身につける。(知識・技能)
2.調査対象を専門的な観点から分析し、得られた知見を論理的な文章によってまとめる。(思考力・判断力・表現力)
3.研究テーマについて自立的に調査を進め、他者と議論しながら考察を深める。(主体性・協働性)
授業のキーワード
/Keywords
西洋美術史 アカデミック・リーディング アカデミック・ライティング 作品分析 展覧会見学
授業の進め方
/Method of Instruction
・第1回目の発表として、卒業研究の具体的な調査内容、研究計画、論文構成を発表する。その後、受講者全員で、質疑応答や批評を行う。
・第2回目の発表として、調査の中間報告、現時点での課題や問題点を発表する。その後、受講者全員で、質疑応答や批評を行う。
・展覧会を訪れて作品観察を行い、展覧会見学報告レポートを作成する。
履修するにあたって
/Instruction to Students
・積極的に議論に参加すること、責任をもって発表課題を行うこと、展覧会見学では時間やマナーを守ることが求められる。
・展覧会見学は授業時間外に実施され、交通費と観覧料(状況によっては、オンラインでチケットの事前購入・日時予約など)が必要となる。
・前期開講の「美術研究I」(先史時代から18世紀までの西洋を中心とする美術の歴史)、後期開講の「美術研究II」(18世紀以降から現代までの欧米美術の歴史)を受講するのが望ましい。
・前期開講の「文化交流論III」(芸術と社会に関する講義)を受講するのが望ましい。
・後期開講の「美術研究IV」(デザイン史論に関する講義)を受講するのが望ましい。
・4年次前期終了までに卒業に必要な単位を取得するよう心掛けて下さい。
授業時間外に必要な学修
/Expected Work outside of Class
事前学習(120分)
・卒業研究の具体的な調査内容を整理し、発表に向けた準備を進める。
・論文執筆を進めるため、研究計画と論文構成について検討し、発表に向けた準備を進める。

事後学習(120分)
・発表に対するコメントを踏まえ、発表原稿を校正し、報告書の作成を進める。
・展覧会見学を踏まえ、展覧会見学報告レポートの作成を進める。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
・各自、パワーポイントを用いた発表を行う。発表日に無断欠席があった場合、発表への評価は行わない(都合が悪い場合には、事前に相談すること)。発表に対して、その場でコメントする。
・発表でのコメントを基に原稿を校正し、中間報告書として提出する(8000字)。レポート提出後、Teamsで個別にフィードバックする。

・学期中、展覧会の見学を行い、展覧会見学報告レポートを提出する。レポート提出後、全体への講評をまとめ、dotCampusあるいはTeamsでフィードバックする。
・事情により所定の日に見学できない場合は、相談の上、別日の見学も認める。
・見学に行く展覧会は、近畿圏の美術館・博物館で開催される、西洋美術に関する特別展を予定している。詳細は学期中に連絡する。

・卒業研究の審査に関わる提出物と日程
1. 4月25日:論文の題目提出 
2. 7月15日:中間報告書(8,000字程度)提出
3. 12月15日:卒業論文の提出(8,000字以上、2万字が一般的)
4. 1月上旬土曜:口頭試問
5.. 1月下旬土曜:卒研発表会
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
卒業論文を以下の観点から評価します。
1.論文のテーマが明快でテーマに即した論が展開され適切な結論が導き出されているかどうか。
2.論文の形式(章立て、注、図版、参考文献など)が整っているかどうか。
テキスト
/Required Texts
レジュメや参考資料を配布する。
参考図書
/Reference Books
適宜、紹介する。
(各自の研究テーマに即した専門書や論文などについて、個別の相談に応じる。)
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 授業の概要と進捗報告 授業の趣旨、発表課題、展覧会見学、評価方法について説明する。前期の最後に提出する報告書の要項も確認する。また、現在の進捗状況について報告し合う。
2 第2回 調査内容、研究計画、論文構成の発表 3名ずつ、卒業研究の具体的な調査内容、研究計画、論文構成を発表する。その後、受講者全員で、質疑応答や批評を行う。
3 第3回 調査内容、研究計画、論文構成の発表 3名ずつ、卒業研究の具体的な調査内容、研究計画、論文構成を発表する。その後、受講者全員で、質疑応答や批評を行う。
4 第4回 調査内容、研究計画、論文構成の発表 3名ずつ、卒業研究の具体的な調査内容、研究計画、論文構成を発表する。その後、受講者全員で、質疑応答や批評を行う。
5 第5回 調査内容、研究計画、論文構成の発表 3名ずつ、卒業研究の具体的な調査内容、研究計画、論文構成を発表する。その後、受講者全員で、質疑応答や批評を行う。
6 第6回 調査内容、研究計画、論文構成の発表 3名ずつ、卒業研究の具体的な調査内容、研究計画、論文構成を発表する。その後、受講者全員で、質疑応答や批評を行う。
7 第7回 調査内容、研究計画、論文構成の発表 最後の1名が、卒業研究の具体的な調査内容、研究計画、論文構成を発表する。その後、受講者全員で、質疑応答や批評を行う。最後に、2回目の発表に向けて、課題を整理する。
8 第8回 調査の中間報告の発表 3名ずつ、調査の中間報告、現時点での課題や問題点を発表する。その後、受講者全員で、質疑応答や批評を行う。
9 第9回 調査の中間報告の発表 3名ずつ、調査の中間報告、現時点での課題や問題点を発表する。その後、受講者全員で、質疑応答や批評を行う。
10 第10回 調査の中間報告の発表 3名ずつ、調査の中間報告、現時点での課題や問題点を発表する。その後、受講者全員で、質疑応答や批評を行う。
11 第11回 調査の中間報告の発表 3名ずつ、調査の中間報告、現時点での課題や問題点を発表する。その後、受講者全員で、質疑応答や批評を行う。
12 第12回 調査の中間報告の発表 3名ずつ、調査の中間報告、現時点での課題や問題点を発表する。その後、受講者全員で、質疑応答や批評を行う。
13 第13回 調査の中間報告の発表
最後の1名が、調査の中間報告、現時点での課題や問題点を発表する。その後、受講者全員で、質疑応答や批評を行う。最後に、報告書完成に向けて、課題を整理する。
14 第14回 見学会(日程は学期中に告知)
学期中の日曜日に、展覧会の見学に行く。
15 第15回 総括 提出された報告書について、相互批評を行う。各自の夏季休業中の課題を整理する。ポートフォリオ作成を進める。

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