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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/07/20 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
生涯学習研究Ⅱ/ボランティア教育論/Studies in Lifelong Learning Ⅱ
授業コード
/Class Code
B508443001
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2023年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
金2(後期)/FRI2(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
立田 慶裕/TATSUTA YOSHIHIRO
科目区分
/Course Group
【専門教育科目】 〈人間探究科目群〉/*** MAJORS *** 〈SUBJECTS OF PERSONAL DEVELOPMENT AND CULTURE〉
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
立田 慶裕/TATSUTA YOSHIHIRO 人文学科/Humanities
授業の方法
/Class Format
遠隔講義(基本 オンデマンド)です。
講義動画は、One drive上に保存します。
オンライン学習システムとして、manabaを利用します。
Manabaには、みなさんのIDとパスワードを用いて入ります。
Manabaのシステムには、
大学の学内情報システムから入ることができますが、
大学外部からアクセスするときは
https://teacher.human.kobegakuin.ac.jp
のアドレスを利用してください。

 manabaでの講義資料を保存して、内容を学び、アンケートに回答してください。
授業の目的
/Class Purpose
生涯学習活動は、1980年代より世界で大きく発展してきた。特にそれまでの生涯教育の理論だけではなく、80年代以降の生涯学習活動の特色の一つに、草の根運動の活発化、とりわけ世界のいろんな地域で、地域の住民がボランティア活動を通じて多様な学習に取り組みはじめた点がある。本講義では、こうした地域のボランティア活動についてまずは日本の現状を論じ、世界の活動について考えていく。この目的達成のため、本学DPの専門的知識・技能を身につけ、思考力・判断力・表現力と共に、主体的に深い学びを行うことを目指す。国立教育政策研究所にての20年以上の教育研究に関する実務経験を生かし、教員に関する理論的・実証的な研究成果を本講義に反映させていく。
到 達 目 標
/Class Objectives
 到達目標は、1)ボランティア活動の歴史を知る、2)多様なボランティア活動の内容を知る、3)各活動の理解を通じて、今後の課題を考え、参加へのステップにつながることに置く。
授業のキーワード
/Keywords
地域ボランティア、参加型学習、NPO、社会参加
授業の進め方
/Method of Instruction
授業では、パソコンやスマホを学習のツールとして活用します。
講義とともに、Youtubeを見たり、本を読んだり、
できるだけ、学ぶことが楽しい授業を目指します。
履修するにあたって
/Instruction to Students
いろんな分野の本を月4冊ペースで読むように心がけてください。
授業時間外に必要な学修
/Expected Work outside of Class
時間外の学修として、学内で行えるボランティア学習には、障害学生のためのノートテイカー活動や図書館ボランティアがありますし、学外のボランティア活動では、多様なNPOが行う地域学習への協力活動、公民館、図書館、博物館ボランティアがあります。こうした活動への参加を時間外で行ってください。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
(1)毎回、主題についてのミニッツレポートを作成。(2)定期的にまとめと補足を加えた情報整理の中間レポートを提出。(3)期末に総括評価のための課題達成レポートを提出。本講義では、フィードバックの方法として、manabaのアンケートを用いる。また、講義についての疑問や特定の質問については、tatsuta@human.kobegakuin.ac.jp へメールをください。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
成績は平常受講の評価と課題達成を重視。
平常受講は、オンデマンドを利用してください。
また、manabaのミニッツレポート15回(70%)、最終課題レポート(30%)の総合判断。
テキスト
/Required Texts
 講義のテキストは、LMS上で提供します。
参考図書
/Reference Books
各回で指示する
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ボランティアとは何か 1)ボランティア活動の定義、2)多様なボランティア、3)参加のために
2 第2回 参加して学ぶ 1)ボランティア活動から学ぶこと、2)活動のために学ぶこと
3 第3回 米国の市民参加の歴史 米国における市民参加の歴史と動向について
4 第4回 日本の公民館と市民参加 1)公民館の歴史、2)多様な公民館活動における市民参加
5 第5回 市民参加と環境リテラシー 近年重視されつつある持続可能な開発(SDGs)について知る
6 第6回 市民参加と批判的買い物 私たちが普段、何気なくしている買い物活動について、批判的に考えてみる
7 第7回 サービスラーニング 学校では、地域への市民参加活動の基本的な学習として、多様なサービスラーニングが行われている。
8 第8回 NPOと生涯学習 地域活動への参加は、組織的な活動として、NPOが行い、多様な領域でその活動を繰り広げている。
9 第9回 オンラインによる市民参加(1) インターネットの発展は、市民参加に大きな影響を及ぼした。まずはその発展を振り返る。
10 第10回 ゲーミフィケーション ゲームの考え方は、生涯学習にも活用されている。教育へのゲーム思想がどのように活用されているかを考える。
11 第11回 オープン教育リソース ICTの教育資源として、多様な無料の資料が提供されている。
12 第12回 SNSがもたらす社会変化 多様なSNSに私たちは、自由に参加できる。そうした参加がもたらす社会変化について考える。
13 第13回 オンライン学習のシステム変化 オンライン学習の効果的な学習法について、近年の動向を踏まえながら、考えていく
14 第14回 人工知能がもたらす社会参加への影響 ビッグデータを用いたAIの導入が学習のいろんな場面で見られるようになってきた。その社会的意義について考える
15 第15回 市民参加の可能性 学校時代から、職業生活の中で、また高齢期にいたるまで、市民参加の機会の拡大がもたらす、私たちの生活への影響について考える

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