科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
社会調査法Ⅱ/地域社会調査法Ⅱ/Methodology in Social Survey Ⅱ |
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授業コード /Class Code |
B508272001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
火4(後期)/TUE4(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
渡辺 拓也/watanabe takuya |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈環境・人類・地域・歴史科目群〉/*** MAJORS *** 〈SUBJECTS OF ENVIRONMENT, HUMAN, COMMUNITY AND HISTORY〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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渡辺 拓也/watanabe takuya | 現代社会学部/Contemporary Social Studies |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義、演習) |
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授業の目的 /Class Purpose |
社会調査の歴史や概要について学習し、そのうえで、調査設計から実施までの一連の調査プロセスを、さまざまな角度から総合的に体得することを目的とする。なお、社会調査には大きく分けて量的調査と質的調査があるが、この授業では質的調査を中心に学習する。本講義では、人文学部のディプロマ・ポリシー「人間の行動や文化に関する専門知識と技能を総合的、体系的に身につけ」るとともに、「獲得した知識と体験と技能を活用して、自らが設定した課題や問題点を論理的な分析と考察をとおして解決・解明へと導くことができる」能力の修得を目指す。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1)科目の到達目標 ・社会調査の歴史や技法に関する知識を獲得する。 ・既存の調査研究の精読を通じて、社会調査の面白さや困難さを把握する。 ・調査設計から実施までの一連のプロセスを体得する 2)ディプロマポリシーと関連した到達目標 ・獲得した知識と体験と技能を活用して、自らが設定した課題や問題点を論理的な分析と考察をとおして解決・解明へと導く力を身につける ・情報に潜む危険性を認識したうえで、情報通信技術等を用いて情報を適正につかみ、伝える知識・分析力を身につける |
授業のキーワード /Keywords |
社会調査の歴史・調査法・調査設計・予備調査 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
前半は講義を中心に、社会調査の歴史や基本的な方法について学ぶ。後半は各自の関心を掘り下げながら、グループワークを交えながら、実際の調査を行い、報告してもらう。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
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授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
日常生活を送るうえで疑問に感じたことや不思議に思ったことを意識し、ノートなどに書き留める習慣をつけること。写真など、様々なメディアも活用する。(目安として合わせて1時間) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
授業中の課題、予備的な調べ物などの成果を授業の進捗に合わせて、その都度提出してもらう。提出物については、学習の参考になるものは授業時間中に紹介するほか、グループ作業中に適宜コメントをする。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業中の課題、予備的な調べ物などの成果物の提出状況、グループワークへの参加状況など、平常の取り組み具合60%、最終的なレポート課題40%として総合的に評価する。 |
テキスト /Required Texts |
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参考図書 /Reference Books |
渡辺拓也『飯場へ——暮らしと仕事を記録する』洛北出版、2017年 岡井崇之編『アーバンカルチャーズ——誘惑する都市文化、記憶する都市文化』晃洋書房、2019年 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス | 授業の目的・内容について確認する。 | |
2 | 第2回 | 社会調査の歴史と概要 | 社会調査の意義や目的について、歴史的な観点から考える。 | |
3 | 第3回 | 質的調査の考え方 | 質的調査の考え方について学習する。 | |
4 | 第4回 | 調査技法の検討 ① | 質的調査の技法について、特にフィールドワークと参与観察法について考える。 | |
5 | 第5回 | 調査技法の検討 ② | 質的調査の技法について、特にインタビューとライフヒストリー法について考える。 | |
6 | 第6回 | 調査の企画・設計・依頼 | 調査設計から調査実施までの一連のプロセスについて確認する。 | |
7 | 第7回 | データの収集方法 | 参与観察、インタビューを題材に、データ収集の具体的な方法について理解する。 | |
8 | 第8回 | テーマ設定のための企画・討議 ① | 調査のテーマを設定するために、全体で意見を出し合い、お互いの興味関心を共有する。 | |
9 | 第9回 | 文献調査 | 調査テーマに関わる文献・論文の探し方について学習する。 | |
10 | 第10回 | テーマ設定のための企画・討議 ② | 共有された興味関心を調査のテーマとして設定するために、関連情報の収集を行う。 | |
11 | 第11回 | 調査テーマの設定・調査のグランドデザインの検討 | 調査テーマを設定し、それに基づいて調査のグランドデザインを検討する。 | |
12 | 第12回 | 予備調査の準備 | 調査デザインをより明確化させるために必要な予備調査の準備を行う。 | |
13 | 第13回 | 予備調査の実施 | 個人ないしグループで実際に予備調査を実施する。 | |
14 | 第14回 | 予備調査における成果報告 ① | 予備調査で得られた成果について各自報告を行う。 | |
15 | 第15回 | 予備調査における成果報告 ② | 予備調査で得られた成果について各自報告を行う。 |