科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
社会調査法/社会調査法Ⅰ/地域社会調査法Ⅰ/Methodology in Social Survey |
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授業コード /Class Code |
B507814001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
火4(前期)/TUE4(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
松井 梓/MATSUI AZUSA |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈人と社会と自然科目群〉/*** MAJORS *** 〈SUBJECTS OF ENVIRONMENT, HUMAN, COMMUNITY AND HISTORY〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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松井 梓/MATSUI AZUSA | 人文学部/Humanities and Sciences |
授業の方法 /Class Format |
講義形式でおこなう。基本的に対面形式の授業だが、オンデマンド形式の授業を取り入れることがある。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
「社会を調査する」とはどういうことかという問いはシンプルにみえますが、あらためて考えてみると複雑なものだと気づきます。自分が疑問に思っていることや、明らかにしたいことの答えを捜すには、誰に対し、どんな方法で、どんなことを訊ねればよいのでしょうか。そもそも、あなたの知りたいことは、誰かに訊ねれば明らかになることでしょうか。もしかすると、もっと時間をかけてその人を知ることでしか明らかにならないことかもしれません。 この授業では、①質的調査、②量的調査、③史資料の調査、の3つの調査手法について概要を学びます。そのあと、特に①に重点を置きつつ、3つの方法を用いた調査・研究の事例について、複数回にわたって講義をおこないます。そこでは、どんな問いを明らかにするために、誰に対し、どのような調査を行ったのか、どのようなことを訊ねたのか、得られたデータをどのように分析したのかを、具体的に説明します(扱う事例は変更の可能性があります)。以上の内容を学習したうえで、受講生の皆さんに、自分の関心のあるテーマについての調査・研究計画を作成していただきます。 ここでは、人文学部のディプロマ・ポリシーが示す、「相手の意見を正確に理解し、自分の考えや意見を口頭や文章で的確に表現できる」および「情報に潜む危険性を認識したうえで、情報通信技術等を用いて情報を適正につかみ、伝えることができる」能力の修得を目指します。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
自分が明らかにしたいことは何か、それを明らかにするためにどのような調査や分析の手法を用いればよいのかを学び、実践できるようになることが目的です。 個々人が自分で調べる技術を身に付け、それを卒業研究に活かせるようになることを到達目標とします。 |
授業のキーワード /Keywords |
質的調査、量的調査、文献調査、フィールドワーク |
授業の進め方 /Method of Instruction |
基本的には講義形式で進めますが、グループワークを取り入れる回もあります。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
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授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
講義を振り返り、その中心的な課題を整理しておく。最終課題として授業後半で調査・研究計画を作成するので、関心のあるテーマの文献を読み、研究計画の構想を練っておく。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎回、講義の最後に論述形式の課題を出すので、講義時間内で取り組む。また、みずから研究テーマを設定し、調査・研究計画を作成し、最終課題として提出する。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
毎回の講義後に行う論述形式の課題(70点)、調査・研究計画を作成する最終課題(30点)で評価します。 |
テキスト /Required Texts |
講義内で適宜紹介します。 |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 1 | オリエンテーション | 授業の講義内容の概要や目標、評価方法を説明します。また、調査という営みはどのようなものなのか、渡地達は他者をいかに理解することができるのかについて考えます。 | |
2 | 2 | 質的調査 | フィールドワークや参与観察、生活史調査など、質的データを得る調査・研究手法について学びます。 | |
3 | 3 | 量的調査 | 量的データを得るための質問票調査、それらを用いた社会科学的な研究手法について学びます。 | |
4 | 4 | 資料収集 | 図書館の本、雑誌論文、官公庁の統計資料などの探し方、引用の方法について学びます。 | |
5 | 5 | 事例:質的調査(1) | フィールドワークにもとづく質的調査・参与観察の方法について、アフリカ社会での調査事例をもとに学びます。 | |
6 | 6 | 事例:質的調査(2) | フィールドワークにもとづく質的調査・参与観察の方法について、主にアフリカ社会での調査事例をもとに学びます。 | |
7 | 7 | 事例:質的調査(3) | フィールドワークにもとづく質的調査・参与観察の方法について、主にアフリカ社会での調査事例をもとに学びます。 | |
8 | 8 | 事例:質的調査(4) | フィールドワークにもとづく質的調査・参与観察の方法について、主にアフリカ社会での調査事例をもとに学びます。 | |
9 | 9 | 事例:質的調査(5) | フィールドワークにもとづく質的調査・参与観察の方法について、主にアフリカ社会での調査事例をもとに学びます。 | |
10 | 10 | 事例:量的調査 | 質問票を用いた量的調査の方法について、モザンビーク島の近所づきあいについての調査事例をもとに学びます。 | |
11 | 11 | 事例:史資料調査 | 史資料収集にもとづく文献調査の方法について、アフリカの植民地期の史料を用いた研究事例をもとに学びます。 | |
12 | 12 | 調査・研究計画作成 | 図書館での本や資料の検索、インターネットでの論文検索をおこない、調査・研究計画を作成します。 | |
13 | 13 | グループワーク(1) | 作成した調査・研究計画を一人15分ほどで発表し、相互の質疑をつうじてブラッシュアップします。 | |
14 | 14 | グループワーク(2) | 作成した調査・研究計画を一人15分ほどで発表し、相互の質疑をつうじてブラッシュアップします。 | |
15 | 15 | 振り返り | 講義全体の総括をおこないます。 |