基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Class	仕事の文化史/モノの文化／Cultural History of Working
授業コード ／Class Code	B507213001
開講キャンパス ／Campus	有瀬
開講所属 ／Course	人文学部／Humanities and Sciences
年度 ／Year	2023年度／Academic Year
開講区分 ／Semester	後期／AUTUMN
曜日・時限 ／Day, Period	月4(後期)／MON4(AUT.)
単位数 ／Credits	2.0
主担当教員 ／Main Instructor	森栗　茂一／MORIKURI SHIGEKAZU
科目区分 ／Course Group	【専門教育科目】　〈環境・人類・地域・歴史科目群〉／*** MAJORS *** 〈SUBJECTS OF ENVIRONMENT, HUMAN, COMMUNITY AND HISTORY〉
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
森栗　茂一／MORIKURI SHIGEKAZU	人文学科／Humanities

授業の方法 ／Class Format	講義
授業の目的 ／Class Purpose	本授業は、人文学科専門教育科目に属し、本学人文学部DPにもとづき、歴史学に必須の古文書調査の課題とそこからみえる課題を論じた網野善彦『古文書返却の旅』を深く学ぶ。 　なお、この授業担当者は、高等学校教諭を7年、国立歴史民俗博物館客員助教授を3年つとめ、神戸まちづくり研究所を設立運営してきた、高校教職・博物館企画展示・歴史的まちづくりに関する実務経験のある教員である。これらの経験を柔軟に活かし、総合的な人文研究、歴史学に対する知識や経験の少ない一般学生に対しては極めて解り易く講じ、既に専門的な知識や経験を有する学生には更に高度な教育が可能である。
到　達　目　標 ／Class Objectives	・歴史学の基礎である古文書調査を巡る課題と、そこから見える農本社会とは異なる生業観、宮本常一の視点の知識を習得する。 ・生活総合、歴史民俗的視点から考えるような態度を身につける。 ・古文書に関する知識、歴史民俗的態度を通じて、博物館や歴史学に対する「私の視点」を主体的に持つようになる。
授業のキーワード ／Keywords	古文書、網野善彦、衆議、山産物、漁村、離島、出稼ぎ
授業の進め方 ／Method of Instruction	7時現在、暴風警報、特別警報の場合は、休講とする。 対面（社会状況、個人状況により遠隔参加の可能性あり） 使用するブログ、ZOOM、GoogledriveのURLは、森栗メールで連絡する。スマホ、PCによるチャットを活用することもある。
履修するにあたって ／Instruction to Students	この授業、step by stepですすめます。主体的、学ぶ経験ない人にも、歴史探求、面白い。自ずと力がついてくる。それだけに、自ら予習、発表する、主体的思考、大変です。苦しく楽しい授業です。 なお、受講者数、教室の都合によって、シラバスどおり、授業すすまぬこともあり。
授業時間外に必要な学修 ／Expected Work outside of Class	参考文献や資料検索には、60分以上、そのレポート記述には30分以上が、必要となる。
提出課題など ／Quiz,Report,etc	毎回、授業の予習として、参考文献、資料検索等により、下調べ・発展学習をし、引用等を明示してコメント提出する。その予習・発展学習（フィードバック）で、次回の授業を展開する。
成績評価方法・基準 ／Grading Method・Criteria	毎回の小レポート14回（14×5点）、最後のまとまったレポート（20点）、質問等（10点）
テキスト ／Required Texts	網野善彦『古文書返却の旅』中公新書、1999年
参考図書 ／Reference Books	『宮本常一著作集』全50巻、未来社

No.	回 ／Time	主題と位置付け ／Subjects and position in the whole class	学習方法と内容 ／Methods and contents	備考 ／Notes
1		オンデマンド　網野善彦について	9/19 7時現在暴風警報以上の場合、休講とし、別途措置をする。 ①Googledrive仕事の文化史https://drive.google.com/drive/folders/128lbhSApVW4YGlSQHW_T4dt3AD8Ou6_N?usp=sharing　の自己紹介動画、第1回動画、および、ブログ「神戸学院大学臨床歴史学研究室」https://kurimori2007.seesaa.net  本授業本日の記事、解説指示を読む ②ｄｏｔＣａｍｐｕｓの指示により ③オンライン参考箇所を探し読み ④ｄｏｔＣａｍｐｕｓにレポートを提出する ⑤オンデマンドのときは、質問、雑談、お受けします。遠慮なく、お越しください。https://zoom.us/j/97894701558　授業ではありませんから、来なくてもOKです。
2		続　網野善彦について	①ブログ「神戸学院大学臨床歴史学研究室」https://kurimori2007.seesaa.net  本授業本日の記事があれば、その解説指示を読む 　動画は、https://drive.google.com/drive/folders/128lbhSApVW4YGlSQHW_T4dt3AD8Ou6_N?usp=sharing ②dotCampusの指示、および、教員の指示解説、相談により ③網野善彦の著書を、大学図書館、公共図書館で借りる、または書店・オンラインで購入し、読む。 ④ｄｏｔＣａｍｐｕｓにレポートを提出する
3		本の読み方	①ブログ「神戸学院大学臨床歴史学研究室」https://kurimori2007.seesaa.net  「本の読み方」を読む ②ｄｏｔＣａｍｐｕｓの指示により ③網野善彦の著書に付箋をつけ、だーたファイルを構造化して、 ④改めて　ｄｏｔＣａｍｐｕｓに　構造化によって書き改めたレポートを提出する
4		水産庁漁業資料研究月島分室	①ブログ「神戸学院大学臨床歴史学研究室」https://kurimori2007.seesaa.net  本授業本日の記事があれば、その解説指示を読む ②ｄｏｔＣａｍｐｕｓの指示、および、教員の解説、相談により ③『古文書返却の旅』第1章を読み ④ｄｏｔＣａｍｐｕｓにレポートを提出する。
5		対馬	①ブログ「神戸学院大学臨床歴史学研究室」https://kurimori2007.seesaa.net  本授業本日の記事があれば、その解説指示を読む ②ｄｏｔＣａｍｐｕｓの指示により ③『古文書返却の旅』第２章を読み ④ｄｏｔＣａｍｐｕｓにレポートを提出する。
6		霞ケ浦・北浦の海夫	①ブログ「神戸学院大学臨床歴史学研究室」https://kurimori2007.seesaa.net  本授業本日の記事があれば、その解説指示を読む ②ｄｏｔＣａｍｐｕｓの指示、および、教員の解説、相談により ③『古文書返却の旅』第３章を読み ④ｄｏｔＣａｍｐｕｓにレポートを提出する。
7		海の領主　二神島	①ブログ「神戸学院大学臨床歴史学研究室」https://kurimori2007.seesaa.net  本授業本日の記事があれば、その解説指示を読む ②ｄｏｔＣａｍｐｕｓの指示により ③『古文書返却の旅』第４章を読み ④ｄｏｔＣａｍｐｕｓにレポートを提出する。
8		奥能登　時国家	①ブログ「神戸学院大学臨床歴史学研究室」https://kurimori2007.seesaa.net  本授業本日の記事があれば、その解説指示を読む ②ｄｏｔＣａｍｐｕｓの指示、および、教員の解説、相談により ③『古文書返却の旅』第５章を読み ④ｄｏｔＣａｍｐｕｓにレポートを提出する。
9		都市としての奥能登	①ブログ「神戸学院大学臨床歴史学研究室」https://kurimori2007.seesaa.net  本授業本日の記事があれば、その解説指示を読む ②ｄｏｔＣａｍｐｕｓの指示により ③『古文書返却の旅』第６章を読み ④ｄｏｔＣａｍｐｕｓにレポートを提出する。
10		阪神大震災で消えた古文書	①ブログ「神戸学院大学臨床歴史学研究室」https://kurimori2007.seesaa.net  本授業本日の記事があれば、その解説指示を読む ②ｄｏｔＣａｍｐｕｓの指示、および、教員の解説、相談により ③『古文書返却の旅』第７章を読み ④ｄｏｔＣａｍｐｕｓにレポートを提出する。
11		気仙沼の大旦那	①ブログ「神戸学院大学臨床歴史学研究室」https://kurimori2007.seesaa.net  本授業本日の記事があれば、その解説指示を読む ②ｄｏｔＣａｍｐｕｓの指示により ③『古文書返却の旅』第８章を読み ④ｄｏｔＣａｍｐｕｓにレポートを提出する。
12		佐渡と若狭	①ブログ「神戸学院大学臨床歴史学研究室」https://kurimori2007.seesaa.net  本授業本日の記事があれば、その解説指示を読む ②ｄｏｔＣａｍｐｕｓの指示、および、教員の解説、相談により ③『古文書返却の旅』第10章を読み ④ｄｏｔＣａｍｐｕｓにレポートを提出する。
13		ボロボロになった真鍋島文書の修復	①ブログ「神戸学院大学臨床歴史学研究室」https://kurimori2007.seesaa.net  本授業本日の記事があれば、その解説指示を読む ②ｄｏｔＣａｍｐｕｓの指示により ③『古文書返却の旅』第11章を読み ④ｄｏｔＣａｍｐｕｓにレポートを提出する。
14		日本常民文化研究所と中央水産研究所	①ブログ「神戸学院大学臨床歴史学研究室」https://kurimori2007.seesaa.net  本授業本日の記事があれば、その解説指示を読む ②ｄｏｔＣａｍｐｕｓの指示、および、教員の解説、相談により ③『古文書返却の旅』第12章を読み ④ｄｏｔＣａｍｐｕｓにレポートを提出する。
15		構造化されたレポートにまとめる	①ブログ「神戸学院大学臨床歴史学研究室」https://kurimori2007.seesaa.net  本授業本日の記事の解説指示を読む ②ｄｏｔＣａｍｐｕｓの指示により ③データファイルを構造化して ④ｄｏｔＣａｍｐｕｓにレポートを提出する。