科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
人類の歴史Ⅲ/アジアの文化/History of Human Beings Ⅲ |
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授業コード /Class Code |
B507193001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
火2(前期)/TUE2(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
大原 良通/OHARA YOSHIMICHI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈人と社会と自然科目群〉/*** MAJORS *** 〈SUBJECTS OF ENVIRONMENT, HUMAN, COMMUNITY AND HISTORY〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
Yes |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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大原 良通/OHARA YOSHIMICHI | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
オンデマンド授業(講義) 教員に基礎疾患がありますので、遠隔従業とさせていただきます。 第一回目の授業と2回目の授業はOneDriveに資料があがっていますので、シラバスからアクセスして、資料を読んでください。 教科書とdotCampusにあげられた補足説明を中心に授業をおこないます。 特別警報(すべての特別警報)または暴風警報発令の場合(大雨、洪水警報等は対象外)の本科目の取扱いについて⇒通常授業時の取扱いと同様に、休講とします。解除・発令時刻と授業・試験開始時限等、取扱いの詳細については大学ホームページの以下の場所に記載されているので、ご確認ください。URL:https://www.kobegakuin.ac.jp/students/toriatsukai.html |
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授業の目的 /Class Purpose |
人類が家族を作り社会を形成し、国家を生み出し、発展させる、前近代を巨視的に見る。 この授業では、その社会をどのように築き上げ、どう運営してきたかについて理解してもらいます。 DPに依拠しながら、人類史を通して広い教養を身につけ、豊かな人間性や社会性を涵養し、さらに深く考察することで、専門分野に高い関心を持ち、専門領域の課題を考察し、解決するための知識や技能を身につけることを目的とする(知識・技能)。人類の歴史的背景を理解し、その獲得した知識を活用して、論理的な分析と考察を通して、社会的な場において創造性や表現力を発揮することができるようになることを目的とします(思考力・判断力・表現力)。また、複数の分野の基礎知識を教養として身につけてもらい、人間の社会的・文化的活動に関する専門知識をアジアの古代史を中心に学ぶことで、総合的、体系的に身につけ、異なる分野の知識が相互に関連することを理解してもらいます(知識・技能)。さらに、人類の来し方を知ることで、多様な他者と共存し、異なった価値観を尊重し、連携・協働を進める社会的実践能力を身につけます。(主体性・協働性) つまり、日本を外から理解するということは、人文学の知見にもとづき、自由で公正で豊かな社会の実現に貢献できるようになります(主体性・協働性)。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
私たち人類がどのように社会を築き上げ、運営してきたかについて知見を得ることが出来る。 アジア社会がどのようなものか、広い視野からの知識を得ることが出来る。 古代社会について多くの知見を得られる。 前近代とは何か、封建と何かについて具体的な知識を得ることが出来る。 |
授業のキーワード /Keywords |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
教科書・dotCampusを利用しておこないます。 授業時間には必ずdotCampusを確認してください。 教科書の指定された部分を読み、dotCampusに挙げられた細く説明を読んで、小てすと、もしくはレポートを提出してもらいます。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
必ず、教科書の該当部分を事前に読んでおいてください。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
課題をこなしていくことが授業の中心となります。だいたい、週に2時間ぐらいを予定していますが、皆さんの使用機器、環境によってはそれ以上の時間が必要になるかもしれません。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
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成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
ほぼ毎回、dotCampusのテスト機能を利用した小テスト、もしくはレポートの提出をしてもらい、 それらの総合得点を100点満点に按分して成績評価とします。(100パーセント) |
テキスト /Required Texts |
大原良通『家族のかたち』、神戸学院大学出版会、2023年。 ISBN 978-4-89985-225-4 |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 導入 | 授業の主題や目的について説明し、アジアの文化の重要性と授業計画を概観します。以下のOneDriveに資料がありますので、読んでください。 https://kobegakuin-my.sharepoint.com/:b:/g/personal/hy105233_human_kobegakuin_ac_jp/Ec4rxFnijVdPpuabqXicrWsBDMTN235v2OhuZBMolRVHpA?e=vuaspA |
OneDriveでの授業です。 |
2 | 第2回 | 家族とは何か | 資料が以下のOneDriveにあります。 https://kobegakuin-my.sharepoint.com/:b:/g/personal/hy105233_human_kobegakuin_ac_jp/ESF4RjquBPxNopvtDcAXOhMBy5CYdBjavsJMXE_0YclNrA?e=HaWmqa 教科書の「父の死」を読んで、家族とどのようなものか、家系とは何かについて考えます。 |
OneDriveでの授業です。 教科書5〜18頁 |
3 | 第3回 | 家族をどのように見てきたのか | エンゲルス『家族・私有財産及び国家の起源』を利用して、人類社会がどのように発展していくと考えられてきたのかについて、基本的な情報を確認します。 | 教科書19〜26頁 |
4 | 第4回 | 夫婦の起源と家族の原型 | 私たちの祖先がどのように家族を作り上げてきたのか猿の社会から考えます | 教科書27〜39頁 |
5 | 第5回 | 猿と私たち | ヒヒ類から父系・母系の起源を考えます。 | 教科書40〜58頁 |
6 | 第6回 | 日本人の由来 | アフリカで進化した私たちの祖先がどのようにして、日本までやってきたのかDNAの研究成果を交えて説明します。 | 教科書59〜64頁 |
7 | 第7回 | 縄文時代の家族のかたち | 縄文時代の私たちのな家族はどのようなかたちだったのか考古資料やDNA解析で考察します。 | 教科書65〜71頁 |
8 | 第8回 | 弥生時代、古墳時代の家族のかたち | 弥生時代の墓から発見された人骨や古墳から発見された人骨から、当時の家族のかたちを復元します。 | 教科書72〜86頁 |
9 | 第9回 | 言葉や文字からわかる家族のかたち | 最初に文字を発明した中国の甲骨文字から当時の社会のあり方や文化を考察します。 | 教科書87〜106頁 |
10 | 第10回 | 古代日本の親族名称 | 日本の古代社会ではどのような家族のかたちがあり、文化を持っていたのか考察します。 | 教科書107〜141頁 |
11 | 第11回 | 王とは何者か | フレイザー著『金枝編』を紹介しながら、王の始まりと役割について考えます。 | |
12 | 第12回 | 守り刀 | 薗田香融著「守り刀考」を読んで、王権維持について考察します。 | |
13 | 第13回 | 王と儀礼 | 古代日本における王権の発展と授受について考えます。 | |
14 | 第14回 | 王権を引き継ぐ | 大原良通の『王権の確立と授受』を利用し、確立した王権をいかに引き継いでいったかについて考えます。 | |
15 | 第15回 | まとめと確認プリントの作成。 | 皆さんの質問や疑問に答えながら半年の授業を振り返りながら、習熟度も確認します。 |