科目一覧へ戻る | 2023/07/21 現在 |
開講科目名 /Class |
イメージの文化史(資格)/Cultural History of Images |
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授業コード /Class Code |
B507143002 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
月4(前期)/MON4(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
金 益見/KIM IKKYON |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈環境・人類・地域・歴史科目群〉/*** MAJORS *** 〈SUBJECTS OF ENVIRONMENT, HUMAN, COMMUNITY AND HISTORY〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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金 益見/KIM IKKYON | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義形式) |
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授業の目的 /Class Purpose |
「イメージの文化史」では、人間が世界をイメージし、その行為を通じて表現されたものを考察します。 絵画や写真、映画やテレビなど、多くのジャンルやメディアが人間の表象行為に関わってきました。本講義では、そのなかでも「広告」や「雑誌」の表現に着目し、時代をとらえた言葉(コピー)、デザインや写真から、表象文化を考えていきます。 広告を通してみえてくる「イメージ化された文化」「イメージが作り出す文化」について考えていきたいと思います。 本講義は、人文学部ディプロマ・ポリシーに示された、「獲得した知識と体験と技能を活用して、自らが設定した課題や問題点を論理的な分析と考察をとおして解決・解明へと導くことができる」「情報に潜む危険性を認識したうえで、情報通信技術等を用いて情報を適正につかみ、伝えることができる」能力を養うことを目的とします。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
(1)表象文化の歴史を学ぶことで、人間の社会的・文化的活動に関する知識を総合的、体系的に身につけることができる」 (2)イメージに流されない判断力を養い、社会で有効なリテラシー能力をつけることができる (3)身近な「広告」から社会を読み解く力を身に付け、将来にわたって知的好奇心を失わず、自立的に深く学修できるようになることができる |
授業のキーワード /Keywords |
表象、メディア、広告、プロパガンダ |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義形式を中心にして進めます。毎回、授業に関するコメントやレポートを提出していただきます。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
私語厳禁です。授業に関係のないもの(スマートフォンや雑誌など)を机の上に出すことも禁じます。 これらを含めた受講上の約束事は1回目の授業で説明します(受講上の約束事が守れない場合は即退出、場合によっては即不合格とします)。 履修登録の際には、このことを十分に理解してください。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
授業中に自身で考えたことをメモし、授業後にそれをまとめて更に考えたり、キーワードを検索したり、関連文献を読むという復習を行なってください(1時間程度)。 それによって、その次の授業の理解度とその次につながる熟考度に違いが出てくると思います。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎回授業内容に関するコメントやレポートを提出していただきます。 記入された内容の一部は、受講者の理解を深めるために、次の授業のはじめに共有します。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
定期試験90%(持ち込み不可) 授業への参加態度10%で評価します。 |
テキスト /Required Texts |
なし |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 授業の進め方の説明 | 授業の進め方を説明します。 | |
2 | 第2回 | 表象文化とは① | 表象文化についての基本的なレクチャーを行った後、「イメージの作られ方」を学びます。 | |
3 | 第3回 | 表象文化とは② | 前回学んだことを前提に、「イメージの見極め方」「イメージの読み解き方」を学びます。 | |
4 | 第4回 | 悪の表象① | 「悪」「悪魔」「悪者」「敵」をキーワードに、漫画の悪役を取り上げながら、「作られた悪」を検証します。 | |
5 | 第5回 | 悪の表象② | 「悪」「悪魔」「悪者」「敵」をキーワードに、映画の悪役を取り上げながら、「作られた悪」を検証します。 | |
6 | 第6回 | 悪の表象③ | 「悪」「悪魔」「悪者」「敵」をキーワードに、戦時下に使用されたプロパガンダ広告を分析します。 | |
7 | 第7回 | 正義の表象① | 「正義」「英雄」をキーワードに、前回学んだ「悪の表象」と比較しながら、メディアが作り出す表象について考えを深めていきます。 | |
8 | 第8回 | 正義の表象② | 「正義」「英雄」をキーワードに、様々な広告や漫画を取り上げながら、その描かれ方を分析します。 | |
9 | 第9回 | 正義の表象③ | 「正義」「英雄」をキーワードに、映画を取り上げながら、その描かれ方を分析します。 | |
10 | 第10回 | 広告のなかのイメージ① | 「ジェンダー」「セクシュアリティ」をキーワードに、様々な広告を取り上げながら表象文化について考察します。 | |
11 | 第11回 | 広告のなかのイメージ② | 「ジェンダー」「セクシュアリティ」をキーワードに、様々な広告を取り上げながら表象文化について考察します。 | |
12 | 第12回 | 広告のなかのイメージ③ | 「労働」「消費」「階層」「格差」をキーワードに、様々な広告を取り上げながら表象文化について考察します。 | |
13 | 第13回 | 広告のなかのイメージ④ | 「労働」「消費」「階層」「格差」をキーワードに、様々な広告を取り上げながら表象文化について考察します。 | |
14 | 第14回 | 広告のなかのイメージ⑤ | 「都市」「コミュニティ」「グローバリゼーション」「エスニシティ」をキーワードに、表象文化について考察します。 | |
15 | 第15回 | 試験 | 今まで授業でレクチャーしたことの確認テストを行います。 |