科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
文化交流論Ⅳ/比較文化研究C/Intercultural Studies Ⅳ |
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授業コード /Class Code |
B506293001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
火4(後期)/TUE4(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
赤井 敏夫/AKAI TOSHIO |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈人間探究科目群〉/*** MAJORS *** 〈SUBJECTS OF PERSONAL DEVELOPMENT AND CULTURE〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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赤井 敏夫/AKAI TOSHIO | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
講義・対面授業 ただし新型コロナウイルスの状況によっては遠隔に転換する可能性あり |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、人文学部のDPに示す、広い知識や体験をもとに柔軟で確固とした価値基準・行動規範を身につけ、多様な他者と共存し、積極的に交流・協働できる能力の修得を目指す。飲食が個別の文化に果たした役割を文化史的に解釈し、現代文化への多角的な視点を涵養できるようにすることを目的とする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
本科目の内容を把握することによって以下のことが理解できるようになる。 1.人間の生命維持に不可欠な飲料の摂取の仕方が特定の文化圏の食文化を決定する因子となり得ること 2.アルコール摂取に対する対応が文化圏ごとに差異があること そして結果的に 3.脱アルコール化の政策がプロテスタンティズム的近代化の発想と深く結びついていること |
授業のキーワード /Keywords |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
プレゼンテーション・ソフトを使った講義が主体。状況に応じて遠隔講義。遠隔講義実施中は複数のネット・アプリを利用して受講者側からの意見を受け付け、双方向性を確保する。レポートは理解度を深めるような内容を設定し、講義期間中に詳細を明らかにする。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
評価に出席点は加味しないが、アプリを介した意見や質問提出は講義への参加度を図るための対象とするので重要視する。遠隔講義を受けられるネット、PC環境が必要である。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
講義の内容を復習し指定のアプリを通じて質問や意見を提出する。 (毎回1時間ほど) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
指定のアプリを介した意見・質問と最終的なレポート。内容のフィードバックは「授業の進め方」に記した質問用サイトを通じて行う。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
質問意見×13(13点)+レポート87点=100点。レポートは指定の書式で10000字以上。レポートは返却しない。 |
テキスト /Required Texts |
特になし。必要があれば、適宜指示する。 |
参考図書 /Reference Books |
特になし。必要があれば、適宜指示する。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1週 | オリエンテーション | 授業の概要および授業計画を説明する。 | |
2 | 第2週 | 飲食文化の中のビバレージ(1) | ビバレージの飲食文化の中での位置づけを考える | |
3 | 第3週 | 飲食文化の中のビバレージ(2) | ビバレージの飲食文化の中での位置づけを考える | |
4 | 第4週 | 飲食文化の中のビバレージ(3) | ビバレージの飲食文化の中での位置づけを考える | |
5 | 第5週 | エールハウスと村落共同体(1) | ビバレージとしてのエールの成立と飲食文化におけるその位置を考える | |
6 | 第6週 | エールハウスと村落共同体(2) | 共同体の社交場、外界との接点としての宿屋としてのエールハウスの社会的機能を考察する | |
7 | 第7週 | エールハウスと村落共同体(3) | エールハウスがパブへと変化した過程について論ずる | |
8 | 第8週 | 前半の内容確認 | 前半の内容確認 | |
9 | 第9週 | ジンと都市貧民(1) | 名誉革命以降のジンの本格的導入とその政治的背景を考える | |
10 | 第10週 | ジンと都市貧民(2) | ジン飲酒の習慣が惹起した弊害を同時代の社会改革運動家の資料から見る | |
11 | 第11週 | ジンと都市貧民(3) | ジン酒税の導入とその社会的影響に関して考察する | |
12 | 第12週 | 国民的飲料としての紅茶(1) | ヨーロッパへの非アルコール系ビバレージ(コーヒーと紅茶)の導入について論ずる | |
13 | 第13週 | 国民的飲料としての紅茶(2) | コーヒーハウスの成立と紅茶の優位に関して茶税という観点から考える | |
14 | 第14週 | 国民的飲料としての紅茶(3) | 紅茶の大量安定供給と三角貿易と関連に就いて論ずる | |
15 | 第15週 | 後半の内容確認 | 後半の内容確認 |