科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
比較文化論Ⅲ/地域文化研究B/Comparative Culture Ⅲ |
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授業コード /Class Code |
B506223001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
月4(前期)/MON4(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
赤井 敏夫/AKAI TOSHIO |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈人間探究科目群〉/*** MAJORS *** 〈SUBJECTS OF PERSONAL DEVELOPMENT AND CULTURE〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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赤井 敏夫/AKAI TOSHIO | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
対面講義 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、人文学部のDPに示す、広い知識や体験をもとに柔軟で確固とした価値基準・行動規範を身につけ、多様な他者と共存し、積極的に交流・協働できる能力の修得を目指す。 人文学部専門科目に属し、内容はさらに発展して後期の文化交流論IVへと連結する。喫茶文化を比較文化論的に理解し、異文化の衝突とハイブリッド化を理解することが目的である。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
①日常的なコモデティに学術的な関心を抱き、その文化的成立の過程を学際的に分析する能力を獲得する。 ②文化の構成が決して一面的なものではなく、その大半がハイブリッド化によって成立することを学習する。 ③グローバル化を促す要因と、それがもたらす否定的な側面に自覚できる視点を備える。 |
授業のキーワード /Keywords |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
オンデマンド講義の場合は以下の通り。 受講者は講義動画(60分)を視聴して内容を理解する。その後に確認設問+質問用サイト(30分に該当)へ行き、各自内容確認し質問を行う。 講義動画と確認設問+質問用サイトは木曜〜土曜の3日間公開。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
配信される講義動画を視聴可能なネット環境が必要。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
内容確認に約1時間 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
レポート 内容のフィードバックは「授業の進め方」に記した質問用サイトを通じて行う。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
レポートのみ100%。レポートは学期末に10、000字以上(脚注、文献目録を含む)の提出が求められる。毎週行う確認設問はあくまで参考に留める。従って理論的には確認設問に一度も答えてなくても合格する可能性はある。しかしかなり綿密な内容で大量のレポートを求められるので、確認設問や質問で理解度の自己確認を重ねていかないと及第は難しい。 |
テキスト /Required Texts |
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参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 講義全体のスケジューリング | 講義全体のスケジュールと評価方法を詳細に説明 | |
2 | 第2回 | オンライン教材の稼働の確認 | 講義に使用するオンライン教材の使用方法を説明し、それらの稼働を確認する。またチーム学習のためのチームを編成。 | |
3 | 第3回 | 問題点の提起と討議 | 講義で問うべき問題点を教員側から提起し、チームごとに討議して結果を予想する。 | |
4 | 第4回 | 茶の効用とその起源 | 食中飲料とは何か/中華文明起源ではないこと | |
5 | 第5回 | 仏教の伝播と飲茶 | 仏教との関係/カフェインの効果 | |
6 | 第6回 | ヨーロッパに入った茶#1 | イギリスでの定着と需要の拡大 | |
7 | 第7回 | ヨーロッパに入った茶#2 | オランダ式飲茶/大英帝国圏内での栽培の試みと失敗 | |
8 | 第8回 | インドにおける茶栽培#1 | アッサムで最初の茶園が開かれるまでの試行錯誤/アッサムの地理的環境 | |
9 | 第9回 | インドにおける茶栽培#2 | 茶栽培の拡大と南インドの茶栽培/コーヒー栽培との関係、複合農法 | |
10 | 第10回 | インドにおける茶栽培#3 | 薬種、ブランデー、穀物由来蒸留酒/植民地の拡大と蒸留酒 | |
11 | 第11回 | 茶以前にヨーロッパ人は何を飲んでいたか | いかにしてチャイはインドの国民的飲料となったか | |
12 | 第12回 | 蒸留酒の発明 | 薬種、ブランデー、穀物由来蒸留酒/植民地の拡大と蒸留酒 | |
13 | 第13回 | ジンとその変遷 | ジェニヴァーとジンのイギリスにおける定着 | |
14 | 第14回 | 英国喫茶文化 | アパーミドルの喫茶習慣と文化 | |
15 | 第15回 | 最終確認テスト | 12回内容確認テスト |