科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
キャリアスタートⅠ/Starting Career Development Ⅰ |
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授業コード /Class Code |
B505801001 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
火4(前期)/TUE4(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
野田 春美/NODA HARUMI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈キャリア科目〉/*** MAJORS *** 〈SUBJECTS OF CAREER DEVELOPMENT〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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野田 春美/NODA HARUMI | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
講義 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、人文学部DP7,8に示されている主体性や協働性を身につけることを目指している。 学生生活の最終章は、社会人生活の序章を自律した個人として、スタートさせるためのきわめて重要な人生の一時期である。すでに就職活動を通じて、学生と社会人の違いや、自分自身について他者に理解してもらえるように説明することがいかに難しいことであるかを味わった人は少なくないであろう。 そのために、再度自分自身と向き合い他者の姿や、他者からの意見を通して見直しを行う。さらに今回の学習が一時的な知識に留まらず、今後長期スパンでキャリアを捉え、自分自身でキャリアを切り開いていく根幹になることを望んでいる。 学生生活と社会人生活が、クロスオーバーする今、就職活動や様々な課題に取り組み、自己の姿だけではなく他者の姿からも新たな発見をすることで価値観の変容に繋がることを期待している。 なお、授業担当者は、大手企業や官公庁にビジネスマナーを専門とする研修を実施しているため、より実践的な観点から、キャリア・ビジネスコミュニケーションを解説する。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1 仕事に対する理解を深め、生涯を通して、キャリア形成していくことができる 2 他者の考えや立場を尊重し、自分の考えや意見を相手に伝えることができる 3 収集した情報を就職活動やビジネスの場で活用できる |
授業のキーワード /Keywords |
働く意味 キャリアデザイン 人間関係 コミュニケーション |
授業の進め方 /Method of Instruction |
身体を拓く(考える・感じる・動く・他者との関係)ことができるよう体験学習を中心に進める。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
自己のキャリアデザインのため、主体的な姿勢で臨んでほしい。 就職活動の状況により、授業内容を変更する場合がある。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
1回の授業に対し、1時間程度の予習・復習。 日常においても、授業内容やソーシャルスキルを意識し、行動してほしい。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
適宜指示 提出課題は授業内にて解説を行う。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
1授業に取り組む姿勢を評価60%(授業中の質疑・発表15% 課題ワーク・ミニレポート等45%) 2最終レポート評価40% |
テキスト /Required Texts |
テキスト名『キャリア基礎講座テキスト 第2版〜自分のキャリアは自分で創る〜』 /出版社『日経BP社』/978-4-8222-9590-5 |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | イントロダクション | ①授業の進め方 ②「キャリア」について考える ③成績評価について |
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2 | 第2回 | 大学から仕事へのトランジション(移行期) |
①「はたらく」意味を考える ②大学から仕事へのトランジションとは ③「社会が求めていること」とは ④自己への気づきと他者への理解 |
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3 | 第3回 | 自己表現とコミュニケーション | ①「自分」について知る ②コミュニケーションの種類 ③面接場面におけるコミュニケーション |
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4 | 第4回 | 就職活動の実際 −面接と対話ー |
①相手に伝わるように自分を語るー面接時の適切な対話 ②企業訪問(挨拶・身だしなみ・基本姿勢)、面接試験対策 |
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5 | 第5回 | 就職活動の実際 −企業を選ぶ軸とはー |
①就職活動の実際を振り返り、メンバーと共有し自己の改善点を認識する ②こだわり、価値観の確認、偏った考え方がなかったかどうか確認 ③業界・職種・会社の選び方 |
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6 | 第6回 | 就職活動の最新情報を得る | ①就職活動に必要な新しい情報の入手法を学び、就職活動に生かす ②第5回で学習した内容を踏まえ情報の入手先を検討する |
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7 | 第7回 | 就職活動の実際 −就職活動に必要なビジネスマナー再検討ー |
①就職活動の実際を振り返り、メンバーと共有 ②就職活動に必要なビジネス敬語の使い方を学ぶ ③失礼のない電話のかけ方・受け方やメール等のマナーを学ぶ |
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8 | 第8回 | 自己認識を深める-1- −自己分析の再構築− |
①自己分析の修正のために挫折した経験をメンバーに発表しフィードバックをもらう ②メンバーからのフィードバックを参考に自己PRの修正に活かす |
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9 | 第9回 | 自己認識を深める-2- −自己分析の再構築− |
①自己分析の修正のために挫折した経験をメンバーに発表しフィードバックをもらう ②メンバーからのフィードバックを参考に自己PRの修正に活かす |
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10 | 第10回 | グループディスカッション | ①グループディスカッションとは ②実際にグループディスカッションを実施し、自己の振り返りを行う |
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11 | 第11回 | コンセサスを得るために |
①コンセンサスとは ②コンセンサスゲームの実施 ③コンセンサスゲームを通して自己の気づきを深める |
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12 | 第12回 | 論理的情報発信 | ①コンテクスト(文脈)の違いを理解し乗り越える ②論理性を保つための構造と実践的スキル |
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13 | 第13回 | 「未来のはたらきかた」を考える | ①時代に合った様々な働き方や生き方を知る ②就職活動を体験して、これからの自分に合った生き方を考える |
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14 | 第14回 | 振り返り まとめ | 総復習と質疑応答 | |
15 | 第15回 | 最終レポート | キャリアスタートⅠの授業内容や、就職活動に関連するものからテーマを設定し、レポートを作成する |