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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/07/20 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
インターンシップⅠ (人文通信Ⅰ)/Internship Training Ⅰ
授業コード
/Class Code
B505761001
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2023年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
金1(前期)/FRI1(SPR.)
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
金水 正/KINSUI TADASHI
科目区分
/Course Group
【専門教育科目】 〈キャリア科目〉/*** MAJORS *** 〈SUBJECTS OF CAREER DEVELOPMENT〉
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
金水 正/KINSUI TADASHI 人文学部/Humanities and Sciences
授業の方法
/Class Format
実習
授業の目的
/Class Purpose
この科目は人文学部ディプロマポリシーの思考力・判断力・表現力を実践的に身につけること、すなわち「3.自己の将来を計画的に考え、それを実現に結びつける行動力を身につけている」、「4.獲得した知識と体験と技能を活用して、自らが設定した課題や問題点を論理的な分析と考察をとおして解決・解明へと導くことができる」、「5.相手の意見を正確に理解し、自分の考えや意見を口頭や文章で的確に表現できる」、「6.情報に潜む危険性を認識したうえで、情報通信技術等を用いて情報を適正につかみ、伝えることができる」ことをめざしています。
学生と教員が一緒につくる人文学部の広報誌「人文通信」は、年に2回発行され、人文学部の学生、教員、オープンキャンパスに参加した高校生などに配布されます。半期に1回、学生スタッフたちは必ず新聞を制作することなります。
企画を立て、取材・インタビュー(原則として教員が同行)を行い、文章を作成し、校正まで行います。プロの現場と同じことを実践的に体験するなかで、企画力・文章力・取材力などを身につけます。取材先は学内外の人物であり、実践的教育から構成される授業科目です。
科目の担当者は、カタログ通信販売会社の現場でカタログ編集、雑誌編集の実務を5年以上経験し、その後商品企画にも携わった実務経験のある教員ですので、豊富な現場体験をもとに、実践感覚を身につけられるように指導します。
この科目では、在学中に社会と主体的に関わる魅力を実感しながら、主体的で個性豊かな社会人を育成することを目的とします。
到 達 目 標
/Class Objectives
・編集の基本的知識と流れを体験的に身につけることができます。
・取材の方法や作法を体験的に身につけることができます。
・企画編集力、取材力、文章力、校正力などを体験的に身につけることができます。 
授業のキーワード
/Keywords
・新聞制作 ・企画編集 ・取材 ・文章作成 ・校正
授業の進め方
/Method of Instruction
少人数ゼミ形式で進めます。 「人文通信」制作のため、学内外に取材やインタビューなどの実習にでかけることもありますが、基本的に教員が同行します。 
新聞制作は講義と違って、取材相手の都合等によって授業計画通りにいかないことの方が多いものです。そうした変化にも柔軟に対応しながら進めます。
また、授業進行中、学生の理解度などを考慮して、テーマを設けて解説を加えます。これまでのテーマには次のようなものがあります。「企画のしかた」「記事作成のコツ」「インタビューの方法」「新聞の歴史」「報道の使命」「メディアリテラシー」など。
履修するにあたって
/Instruction to Students
履修者には必ず、取材と原稿作成を担当していただきます。好奇心旺盛で表現意欲のある人、読書や文章を書くのが好きな人、在学中に少しでも社会と関わりたいと思っている人などを望みます。
授業時間外に必要な学修
/Expected Work outside of Class
「人文通信」の取材のために授業時間外に学内外に出かけます。企画立案のための予習(約2時間)、取材前の予備取材(新聞記事、関連書籍等でチェック。約2時間)、質問項目の作成(約1時間)、取材後の原稿作成を行います(3日前後)。 
提出課題など
/Quiz,Report,etc
各自、企画案を提出してもらいます。それともとに学生同士で議論を行い、企画案を練ります。最終授業時には、振り返りを含めてレポート作成を行います。 
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
授業中の質疑・発表50%、取材・原稿作成40%、レポート10% 
テキスト
/Required Texts
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1 オリエンテーション 「人文通信」のコンテンツの説明、制作の手順や方法、スケジュールなどを説明します。
2 2 制作準備 「まわしよみ新聞」の方法を使って、新聞には多様な記事があること、またそれを読む人が多様な感じ方や理解をすることを学びます。これにより互いを知って、「人文通信」編集部の立ち上げを行います。
3 3 企画の立て方  商品企画のフォーマットを用いて、コンテンツを含めた企画一般に応用できる企画立案の方法を身につけます。 
4 4 企画会議(1)  コンテンツ毎に各自から提案された企画案を元に、ブレーンストーミング行い、企画を絞っていきます。また、広報誌や新聞などのメディアの特性について学びます。
5 5 企画会議(2)  コンテンツ毎のテーマと取材先を決め、担当者を決めます。 また、新聞記事の文章の特性を学び、記事作成のコツについて学びます。
6 6 取材依頼&取材 各自、担当頁の取材依頼と取材を行います。取材依頼の方法、取材準備のしかた、取材の方法について学びます。
7 7 取材&原稿作成(1)  各自、担当頁の取材を行います。取材者は、取材内容を報告し、原稿作成にかかります。授業では進捗に応じて、新聞やマスメディアの歴史、その役割について学び、理解を深めます。
8 8 取材&原稿作成(2)  各自、担当頁の取材を行います。取材者は、取材内容を報告し、原稿作成にかかります。授業では進捗に応じて、新聞やマスメディアの歴史、その役割について学び、理解を深めます。
9 9 取材&原稿作成(3) 各自、担当頁の取材を行います。取材者は、取材内容を報告し、原稿作成にかかります。授業では進捗に応じて、新聞やマスメディアの歴史、その役割について学び、理解を深めます。
10 10 取材&原稿作成(4)  各自、担当頁の取材を行います。取材者は、取材内容を報告し、原稿作成にかかります。授業では印刷の歴史や仕組みを学び、原稿仕上げ、レイアウト発注、校正などの準備をします。
11 11 原稿仕上げと先方チェック  文章を整え、誤字脱字等をチェック。完成した原稿を取材先にチェックしてもらいます。最終原稿に必要な要素や構成を考え、漏れがないか確認します。
12 12 レイアウト発注 文章、写真、イラストなどを揃えてデザイナーに発注します。企画のコンセプトを振り返り、読者にいかに効率的に伝えるかを考えます。
13 13 校正 デザイナーから送られてきたレイアウトを校正します。レイアウトされた紙面を最初に確認する、一番楽しい瞬間です。 
14 14 最終校正  全員で校正に取りかかります。情報を正しく伝えること、校正の重要性を再認識します。 
15 15 レポート作成  「人文通信」完成。振り返ってレポートを作成します。 

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