科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
基礎演習/Basic Seminar |
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授業コード /Class Code |
B505632016 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
水2(後期)/WED2(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
水谷 勇/MIZUTANI ISAMU |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈学部共通科目〉/*** MAJORS *** 〈FUCULTY COMMON SUBJECTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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水谷 勇/MIZUTANI ISAMU | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
演習(対面授業) |
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授業の目的 /Class Purpose |
1年次での本格的な学部における演習授業の始まりとして、演習での学びの技法の習得と態度の形成を目的としています。具体的には、集団学習及び個人学習とその交流を通して上機会を達成し、学部DP(ディプロマ・ポリシー)の 3.自己の将来を計画的に考え、それを実現に結びつける行動力を身につけている。4.獲得した知識と体験と技能を活用して、自らが設定した課題や問題点を論理的な分析と考察をとおして解決・解明へと導くことができる。5.相手の意見を正確に理解し、自分の考えや意見を口頭や文章で的確に表現できる。6.情報に潜む危険性を認識したうえで、情報通信技術等を用いて情報を適正につかみ、伝えることができる。7.多様な他者と共存して、異なった価値観を尊重し、積極的に交流・協働できる。8.人文学の知見にもとづき、知的好奇心をもって、自立的に深く学修できる。の基盤的形成をします。 内容的には、教育改革、大学改革が叫ばれていますが、教育と大学をめぐる現状を正しく捉えているのか、「再生」「改革」と称して破壊や行き詰まりがもたらされていないのか、世間に流布している言説を学問やデータを元に批判的に検討していきます。さらには、近年我が国でもようやく着目されてはいるが、国際的には極めて後進国であるジェンダー・女性活躍の問題にも文献学習を通して迫っていきます。こうした作業を通して、文献の読解力、思考力、紙背を見る力を養い、他人に効果的に自分の思いを伝える表現力の向上に努めます。また、仲間(他人)と協力して課題をやり遂げる力の育成も図っていきます。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
以下の5点を到達目標とし、各自の不断の努力はもとより,、全員で助け合って達成をめざします。 1.読解力をを向上させ、ジェンダー・人間形成について基礎的・概説的な理解・認識を形成し、他人に説明することができる。 2.文献の深い読み込みやフィールドワークを通して、自己の考えを豊かで確かなものとして形成し、他人に伝えることができる。 3.他人の発表を静かに聴き、他人の考えに対して理解・受容(同調ではありません)することができ、それに対する共感もしくは反発といった自己の見解を相手に伝えることができる。 4.時間や約束を守り、仲間と共同作業できる。 5.自己の理解や見解を論理的かつ魅力的な文章に書き表すことができる文章表現力のパワーアップを図る。レイアウトや論述の様式を含め、レポート作成スキルを修得・向上させる。 |
授業のキーワード /Keywords |
教育問題(教育改革、大学改革)、ジェンダー |
授業の進め方 /Method of Instruction |
受講生各自が事前の作業・準備を元にレジメを作成して提出し、それに対して、教員はじめ、受講生有志が、何らかのコメントをしていくことで、学習を深めるという形式で授業を進める。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
演習なので、事前にしっかり準備して授業に臨み、他人(仲間)の意見に真摯に耳を傾けながらも、しっかり自己主張できることが望ましい。または、授業への参画を通して、こうした力を付けていくことを心がけてほしい。水谷は全力でそうした受講生の努力をバックアップしていく所存である。 質問・問い合わせは、mizutani@human.kobegakuin.ac.jp まで。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
与えられた文献を読み込み、辞書や関連文献で調べるなどして、内容理解を深め、毎回ではないもののレジュメを作成するという作業が必要です。(1時間以上の予習・調べ学習と30分程度の復習) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎回の授業では、発表の有無にかかわらず、学びの記録(200字以上)の小レポートを提出します。 提出された課題に対しては、次回の授業で、適宜フィードバックして、双方向コミュニケーションを図ります。 また、定期試験期間中までに、ゼミの総括を兼ねたレポート(2000字以上)を提出します。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業での学習状況(毎回の発表・討論・反省を含む、40%)、総括レポート(40%)、発表時のレジュメ・資料の内容(20%) による総合評価を行います。 授業への参加度(事前学習をしっかりして、自らの分担分をこなし、授業においても積極的に発言する、他人の分担にも積極的・支援的に関わる)を評価の視点とし、総括レポートにおいては、独自に調査、文献の読み込みを行って、正しく処理できているか、受講生の学習の質と量を測定します。 |
テキスト /Required Texts |
使用しません |
参考図書 /Reference Books |
1.矢野眞和『「習慣病」になったニッポンの大学』日本図書センター、 2.高岡尚子編著『恋をする、とはどういうことか?』ひつじ書房 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション |
自己紹介。次回以降の進め方,発表分担についてなど。 |
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2 | 第2回 | ガイダンスその2 | 今後の講義について資料や物品を配布し、発表分担などを決定する。 | |
3 | 第3回 | 指定図書に指定された教育学文献の読み込み・討論による深め(1-1) |
指定文献1(『「習慣病」になったニッポンの大学』)を事前に熟読してくることを前提に、内容要約と感想・意見を受講生それぞれが発表・報告し、討論により深めていく。 本時では、はじめにと序章。 |
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4 | 第4回 | 指定図書に指定された教育学文献の読み込み・討論による深め(1-2) |
前時に引き続き、指定文献1を事前に熟読し、内容要約と感想・意見をそれぞれが発表報告し、討論により深めていく。 本時では、3章と4章を深める。 |
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5 | 第5回 | 指定図書に指定された教育学文献の読み込み・討論による深め(1-3) |
人文入門演習での学習を踏まえ、図書館の活用法を含め、文献検索の仕方、資料の探し方について深く知る。 図書館からズームによる授業を行います。 zoomアドレス・IDdはドットキャンパスよりお知らせします。 |
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6 | 第6回 | 指定図書に指定された教育学文献の読み込み・討論による深め(1-4) |
前時に引き続き、指定文献1を事前に熟読し、内容要約と感想・意見をそれぞれが発表報告し、討論により深めていく。 本時では、5章と6章を深める。 |
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7 | 第7回 | 指定図書に指定された教育学文献の読み込み・討論による深め(1-5) |
前時に引き続き、指定文献1を事前に熟読し、内容要約と感想・意見をそれぞれが発表報告し、討論により深めていく。 本時では、終章と追加資料を深める。 |
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8 | 第8回 | ジェンダーの基本概念と問題の把握(2-1) | これまでの学習成果を踏まえ、受講学生の要望を最大限尊重して学習する文献を選定し、分担発表と討議とで深めていく。要望がなければ、水谷が用意した教育学文献2を読み込み、その概要発表と討論による深めをおこなう。論文の内容要約と感想・意見をそれぞれが発表報告し、討論により深めていく。 | |
9 | 第9回 | 外部アセスメントテスト | 原則として自宅で、11時15分より約90分間、GPS-Academicというコンピュータを使用した外部アセスメントを受験する。 | |
10 | 第10回 | ジェンダーの基本概念と問題の把握(2-2) |
前時の学習を踏まえ、引き続き、指定文献を事前に熟読し、内容要約と感想・意見をそれぞれが発表報告し、討論により深めていく。 | |
11 | 第11回 | ジェンダーの基本概念と問題の把握(2-3) |
これまでの学習を踏まえつつもさらに発展させる形で、指定文献2を事前に熟読し、内容要約と感想・意見をそれぞれが分担して発表報告し、討論により深めていく。 | |
12 | 第12回 | ジェンダーの基本概念と問題の把握(2-4) |
前時の学習を踏まえ、引き続き、指定文献を事前に熟読し、内容要約と感想・意見をそれぞれが発表報告し、討論により深めていく。 |
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13 | 第13回 | プレゼンテーション(グループ発表その1) |
それぞれのグループ(もしくは個人) で研究・学習したことをまとめ、パワーポイントで作成し報告する。これを受けて全体で討論を行い、深める。 | |
14 | 第14回 | プレゼンテーション(グループ発表その2) | 前時の学習を踏まえ、引き続き、それぞれのグループ(もしくは個人)で研究・学習したことをまとめ、パワーポイントで作成し報告する。これを受けて全体で討論を行い、深める。 |
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15 | 第15回 | 全体まとめと総括、ポートフォリオの作成・記入 |
発表の内容と討論の結果を整理し、ゼミ生各自の学習成果を深化・発展・定着させる。学びの振り返りを通して、今学期分のポートフォリオの作成と記入を行う。また、それぞれの学習成果については、参考図書2冊以上、3000字以上のレポートにまとめ後日提出する。 |