科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
基礎演習/Basic Seminar |
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授業コード /Class Code |
B505632009 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
水2(後期)/WED2(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
中山 文/NAKAYAMA FUMI |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈学部共通科目〉/*** MAJORS *** 〈FUCULTY COMMON SUBJECTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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中山 文/NAKAYAMA FUMI | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
演習(対面授業) |
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授業の目的 /Class Purpose |
<主題> 戯曲を読む・戯曲を書く この授業は、文化コース専門教育科目であり、文学・文芸専攻の学生が実践的なトレーニングにより専門的な内容を経験的に理解するための授業である。 人文学科のDPに示す、社会的な場において創造力や表現力を発揮し、自分の意見を的確に文章化し、多様な他者と共存して連携・協同を進める社会的実践能力を身に付けることを目的とする。 文学の喜びを個人的なものにとどめず、他者とつながる手段とするために演劇作品を創作する。 その題材として、戯曲を取り上げる。 演劇の台本を全員で役割分担し、声に出して読む。 そこで言葉にされるもの、言葉にされずに意図されているものを確認する。 その後、自分で5分の戯曲を書いてみる。どの場所でも構わないので、心に残る1シーンを 切り取る作品を目指す。 最終的には、戯曲の作者がゼミのメンバーからキャストを選び、リーディング公演を行う。 人の前に立ち、大きな声を出すことができる。 自分が書いた言葉が、他者の口から発せられて音になる感動を体験する。 また表現することを通して、集団で一つのことを仕上げる達成感を味わうことを大きな目的とする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
演劇作品の制作と上演を通して、「深い学び」「対話的な学び」「主体的な学び」の実現を目標とする。 具体的には、 ①集団の前で、大きな声が出せるようになる。 ②グループの中で、恥ずかしがることなく自分の意見が言えるようになる。 ③自分の分担すべき仕事に責任もって当たることができる。 ④グループワークを楽しむことができる。 ⑤前向きの議論をするために、居心地の良いグループを形成することができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
演劇ゲーム,ビブリオバトル、即興、、台本作り、上演 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
①自己紹介代わりに、ビブリオバトルを行う。 ②演劇ゲームを通して、思いを声に出す勇気と動き出せるからだを形成する。 ③古今東西の名作戯曲を声に出して読み、登場人物の心理を理解する。 ④各自で5分の台本を作成する。 ⑤作家がキャスト配役を決定し、リーディング上演を行う。 ⑥振り返りを行う |
履修するにあたって /Instruction to Students |
機会があれば、生の舞台に触れてほしい。 本学グリーンフェスティバルとして、11月12 日(土)14:00から能楽「巴」を観る会の上演が行われます。履修者は全員で鑑賞します。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
舞台、映画、テレビドラマをたくさん見る。 先週見たドラマ、読んだ小説について、毎回一人1分間スピーチを行う。 そのために、予習復習に2時間以上必要。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎回の感想カードと自作台本。 また自分が台本を作成した感想、自分の台本を同級生に声に出して読んでもらった感想、同級生の書いた台本を読んだ感想をレポートにして提出する。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
成績は、毎回の受講における態度や積極性を重視。授業への参加度40%・発表30%・レポート提出30%の総合判断. 発表の講評。レポート返却。 |
テキスト /Required Texts |
授業中に指示または、配布する。 |
参考図書 /Reference Books |
平田 オリザ 「対話のレッスン 日本人のためのコミュニケーション術 」 (講談社学術文庫) (日本語) 文庫 – 2015/6/11 杉山 純じ (監修) 「部活でスキルアップ! 演劇 上達バイブル (コツがわかる本!) 」 (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2018/4/30 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 自己紹介と今授業の進め方説明 | ゲームを通して自己紹介し、後期授業の進め方について説明を行う。 | |
2 | 第2回 | ビブリオバトル1 | 自己紹介の一環として、 ビブリオバトルの公式ルールに則って行う。1回の授業で6名行う。 ①参加者全員が読んで面白いと思った本を持って集まる。 ②順番に1人5分間で本を紹介する。 ③それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを2~3分行う。 ④すべての発表者が終了した後に、「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員1票で行い、最多票を集めたものを『チャンプ本』とする。 |
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3 | 第3回 | ビブリオバトル2 | 自己紹介の一環として、 ビブリオバトルの公式ルールに則って行う。1回の授業で6名行う。 ①参加者全員が読んで面白いと思った本を持って集まる。 ②順番に1人5分間で本を紹介する。 ③それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを2~3分行う。 ④すべての発表者が終了した後に、「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員1票で行い、最多票を集めたものを『チャンプ本』とする。 |
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4 | 第4回 |
ビブリオバトル3 | ビブリオバトル2回目。1回の授業で6名行う。 ①参加者全員が読んで面白いと思った本を持って集まる。 ②順番に1人5分間で本を紹介する。 ③それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを2~3分行う。 ④すべての発表者が終了した後に、「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員1票で行い、最多票を集めたものを『チャンプ本』とする。 |
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5 | 第5回 | 能楽を見る | 11月12日(土)14:00 グリーンフェスティバル 能「巴」を観る会 に振り替える。 |
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6 | 第6回 | 自己紹介2 |
少し仲良くなったところで、改めて自己紹介。 ゲームをを通して、自分自身を見つめ、世界と関係を結ぶ自信をはぐくむことを目標とする。 |
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7 | 第7回 | 就職応援講座 |
世界で働くということー-商社の仕事について | |
8 | 第8 回 | 台本を読む1 | 短い台本を、声を出して読んでみる。 | |
9 | 第9回 | 台本を読む2 | 棚瀬美幸「みなももみな」を読み、語られない関係性について考える。現代の劇作家の短編作品をテキストに、戯曲では状況理解に必要な条件がすべて語られるわけではないこと、何が語られ、何が語られないのかを考える。 | |
10 | 第10回 | 台本を読む3 | イプセン「人形の家」3幕を解説し、質問に答える。 | |
11 | 第11回 | 演劇ワークショップ1 | 演劇ワークショップを通して、学生が自分自身を見つめ、世界と関係を結ぶ自信をはぐくむことを目標とする。おもに身体を動かすゲームを通じて、注意力、イメージ力、コミュニケーション力を強化し、最終的には他者と協力してひとつの作品を作る。テーマは「転校生が来た」(平田オリザ作)。 |
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12 | 第12回 | 演劇ワークショップ2 | 「転校生が来た」2 |
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13 | 第13回 | 演劇ワークショップ3 | 「転校生が来た」3 | |
14 | 第14回 | リーディング上演1 |
ゼミ生が作った台本を、みんなで読む | |
15 | 第15回 | リーディング上演2 |
ゼミ生が作った台本を、みんなで読む. リーディングについて、意見交換。各自反省点を各自で振り返る。 アンケートを記入する。 |