科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
基礎演習/Basic Seminar |
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授業コード /Class Code |
B505632008 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
水2(後期)/WED2(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
前田 宏太郎/MAEDA KOTARO |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈学部共通科目〉/*** MAJORS *** 〈FUCULTY COMMON SUBJECTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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前田 宏太郎/MAEDA KOTARO | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(演習) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この授業は、人文学部人文学科のDPに示す「4.獲得した知識と体験と技能を活用して、自らが設定した課題や問題点を論理的な分析と考察をとおして解決・解明へと導くことができる」、「5.相手の意見を正確に理解し、自分の考えや意見を口頭や文章で的確に表現することができる」、「7.多様な他者と共存して、異なった価値観を尊重し、積極的に交流・協働できる」に関連した導入科目である。少人数での演習を通して、大学での学習に不可欠なスタディスキルズの習得を目指す。演習形式の特質を活用し、学生相互及び教員との双方向的な活動を行い、コミュニケーション力の伸張を図る。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
①議論構築(argumentation)の基礎について説明できる ②説得的な主張をするために適切な論拠(evidence)を用意し、理由づけ(reasoning)を行うことができる ③他者の議論を批判的に検討し、より良い議論構築に発展させることができる |
授業のキーワード /Keywords |
議論、推論、批判的思考 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
各授業のテーマに沿った課題に対して、グループ単位で活動してもらいます。また、グループで話し合った内容をクラス全体に発表してもらいます。また、各テーマに関して補足が必要な場合は、教員が説明を行う場合もあります。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
アウトプットを行いながら議論の仕方を身につけていくので、積極的にグループ内外の人と関わる必要があります。また、課題に取り組む際には日常生活に潜む「あれこれ」からヒントを得ることがあると思います。ぜひ、授業で得た視点から日常生活を眺めてみてください。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
・議論の例の収集(60分):授業で身につけた観点からニュースや広告などを改めて観察し、どこが良いか悪いかを検討する(これらの例が期末レポートの材料になります) ・授業内容の復習(30分) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎授業のコメントシート:課題に取り組む際、あるいは、日常生活で気づいたことや疑問について自由に記述する |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
コメントシート(60%) 期末レポート(40%):自分で見つけた議論の例を批判し、より良い議論にするために修正を行なったものをレポートとしてまとめる(第15回で修正を行なった議論をグループ内で検討します) |
テキスト /Required Texts |
配布資料等 |
参考図書 /Reference Books |
授業中に紹介します |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 導入 | 授業の概要(自己紹介、授業の進め方) | |
2 | 第2回 | ゆっくり考える 1 | 「熟慮モード」に切り替える | |
3 | 第3回 | ゆっくり考える 2 | 様々なバイアスに自覚的になる | |
4 | 第4回 | ゆっくり考える 3 | 目の前の情報を吟味する | |
5 | 第5回 | 因果関係を捉える 1 | 因果関係の基本を知る | |
6 | 第6回 | 因果関係を捉える 2 | 別の原因を模索する | |
7 | 第7回 | 因果関係を捉える 3 | 因果関係と相関関係を区別する | |
8 | 第8回 | 何かと何かを比較する 1 | 比較の基本を知る | |
9 | 第9回 | 何かと何かを比較する 2 | 2者間に違いがあることを示す | |
10 | 第10回 | 議論を構築する 1 | 議論構築の基本(主張・論拠・理由づけ)を知る | |
11 | 第11回 | 議論を構築する 2 | 演繹的な理由づけを行う | |
12 | 第12回 | 議論を構築する 3 | 帰納的な理由づけを行う | |
13 | 第13回 | 議論を構築する 4 | 仮説演繹法を用いて理由づけを行う | |
14 | 第14回 | #REF! | #REF! | |
15 | 第15回 | まとめ | グループ内で互いの議論について検討する(ピアレビュー) |