科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
基礎演習/Basic Seminar |
---|---|
授業コード /Class Code |
B505632005 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
水2(後期)/WED2(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
新居田 久美子/NIIDA KUMIKO |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈学部共通科目〉/*** MAJORS *** 〈FUCULTY COMMON SUBJECTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
新居田 久美子/NIIDA KUMIKO | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
演習 |
---|---|
授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、人文学部のディプロマ・ポリシー 3.4.5.6 に示す「思考力・判断力・表現力」を身につけ問題解決力を高めることを目指すものです。 主題:アクティブラーナー育成プログラム「持続可能な社会の実現」 ★社会人と交流が図れるゼミ★ 企業が抱える問題や働く人々の現状とやりがいに触れることにより、ビジネスの仕組みや経営者マインドに近づくことを目指します。社会の動向や持続可能な経済活動を能動的に調査することで、アントレプレナーシップ(企業家精神)の基本を学びましょう。 PBL:課題解決型学習(Problem-based learning )を通して、新しい解決策を発見し、未来を模索しながらも社会に貢献していくことができる能動的学習者(Active learner)の育成を目的とします。チームという集団の中で、世の中に存在する様々な問題について、自由に調査し、話し合い、そこから生まれる集合知を生かしましょう。多様な文化と他者のあり方を尊重しつつ、優先順位を明らかにし、社会的実践能力を獲得していくことを目指します。 主な内容は、中小企業の経営活動を通したSDGs(Sustainable Development Goals)持続可能な開発目標、に関する研究と考察です。他人事と捉えがちな環境・経済・教育・社会の現状と問題を理解することで「自分ごと」とし、持続可能な社会の構築を目指す市民(グローバル・シチズンシップ)の自覚を持てる人が、今後求められる能力の一つになります。 学びの現場は企業・団体です。企業の新しい価値基準としてESG「Environment(環境)」「Social(社会)」「Governance(管理体制)」があります。環境汚染や社会的規範、コーポレートガバナンスの遵守、社会貢献など、企業の目的(パーパス、ビジョン)は、さまざまです。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・早くから、経済活動の視点で問題意識を持つことができる ・探究心や好奇心をもって、世の中の疑問や問題を探究できる ・調査によって発見した事実から、考察を加えて自分の考えや意見を文章で表現し、発表することができる ・人間の行動心理を考察しながら、効果的なかかわりを模索できる ・個性豊かな良識ある学習者を目指し、能動的に社会貢献に挑戦できる |
授業のキーワード /Keywords |
キャリア教育、ESD(Education for Sustainable Development)、社会的構成主義、アクティブラーニング、チームビルディング、集団ダイナミクス、協調性、反転学習 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
・兵庫県中小企業家同友会の協力のもと、グループを作って会員企業へ取材に行き交流を図ります。働く人々とふれあいながら、取材記事をまとめます。 ・集団活動(グループディスカッションやワークショップ)を中心に進めますが、情報収集や資料作成のためにラーニング・コモンズ(図書館)や情報処理室(パソコン教室)を使用することがあります。 ・予習として、書籍、新聞記事データベースの閲覧による事前学習を指示することがあります。 ・提出物の管理は、 OneDrive もしくはdotcampus、を 使用します。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
・学外にグループでインタビュー調査にでかけ、成果をまとめて発表してもらいます。 ・教員の価値観に合わせる必要はありません。みなさんの個性を尊重しますので、のびのびと参加してください。 ・講義の順番は準備の都合によって変更する可能性があります。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
発表のために、チームが自主的に、約1時間程度を設定して事前準備をする時間が必要になります(役割分担、個人作業、情報収集、整理など)。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
①出席カード提出(毎回)、②中間課題、③研究レポート(Word or PowerPoint) ①と②のレポートに記載された内容に対して、次の授業時に総評などを行います |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
・①参加態度・チーム連携姿勢(30%)、②研究・調査力(20%)、③出席カードなどの記載内容(20%)、③発表資料(20%)の配分で点数化し総合的に判断します。 ・定期試験は実施しません。 |
テキスト /Required Texts |
原 貫太 (2021) 『あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣 』 KADOKAWA 1,540円 ■資料保管場所(大学のアカウントでoffice365にサインインしてください) {https://kobegakuin-my.sharepoint.com/:f:/g/personal/hk142181_human_kobegakuin_ac_jp/EhbvJ3VaALpGvSM_LLXG9RsBkjHRjRJd8yYL100Z-yMFnA?e=EdGVfh} |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 第1回 | オリエンテーション | 本講義の目的、内容と方法、評価の説明 | |
2 | 第2回 | チームをつくろう | アイスブレーク、チーム結成、自己紹介 | |
3 | 第3回 | SDGs入門 | 持続可能な未来への学びとは。 | |
4 | 第4回 | 調査・研究の方法 | 訪問調査のアポイントを取り始める | |
5 | 第5回 | 学外調査 | 事業所訪問 運営の事例など見学しながらインタビュー調査を行う | |
6 | 第6回 | 学外調査 | 事業所訪問 運営の事例など見学しながらインタビュー調査を行う | |
7 | 第7回 | 学外調査 | 事業所訪問 運営の事例など見学しながらインタビュー調査を行う | |
8 | 第8回 | 学外調査 | 事業所訪問 運営の事例など見学しながらインタビュー調査を行う | |
9 | 第9回 | 外部アセスメント | 原則として自宅で、11時15分より約90分間、GPS-Academicというコンピュータを使用した外部アセスメントを受験する。 | |
10 | 第10回 | プレゼンテーションと意見交換(1) | テーマごとの個人発表。自由な研究と全体共有を楽しむ。 | |
11 | 第11回 | プレゼンテーションと意見交換(2) | テーマごとの個人発表。自由な研究と全体共有を楽しむ。 | |
12 | 第12回 | 「持続可能な社会の実現」を設計する | 各自が調査した結果から解決策を統合する。 | |
13 | 第13回 | 「持続可能な社会の実現」チーム作業 | チームで意見を出し合い、完成させる。 | |
14 | 第14回 | 「探究学習・中小企業研究発表会」 プレゼンテーション準備 | プレゼンテーション方法と成功への極意を復習する。 | |
15 | 第15回 | 「探究学習・中小企業研究発表会」 | ワークショップの開催 調査対象企業・団体を招き、未来について考える |