科目一覧へ戻る | 2023/07/20 現在 |
開講科目名 /Class |
基礎演習/Basic Seminar |
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授業コード /Class Code |
B505632003 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2023年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
水2(後期)/WED2(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
上田 学/UEDA MANABU |
科目区分 /Course Group |
【専門教育科目】 〈学部共通科目〉/*** MAJORS *** 〈FUCULTY COMMON SUBJECTS〉 |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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上田 学/UEDA MANABU | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(演習) |
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授業の目的 /Class Purpose |
・本授業は、人文学科のDPが示すとおり、専門的な「知識・技能」を身につけ、自立的な「思考力・判断力・表現力」と、他者への公正な「主体性・協働性」を養うための演習である。2年次に受講する実践演習、3年次に受講する専攻演習に向けて、大学で必要な学習技術を修得することを目的としている。 ・映像を分析するための基本的な方法を学び、それを分析に活用して、自らの考えを具体的に述べることができるようにする。また、身近な地域に立脚したフィルム・アーカイブの見学をおこない、過去の映像文化についてのフィールド・ワークを経験する。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1.物語と音という要素に焦点を絞り、映像を分析するための基本的な映画研究の知識を修得する。 2.テキストやフィールド・ワークから得た知識を活用し、プレゼンテーションやレポートを通じて、自らの考えを的確に表現できるようにする。 3.質疑応答を通じて、他者の意見を正確に理解し、それを尊重しつつ、適切な自らの意見を述べることができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
映像学、映画史 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
・第2〜5回は、映像を分析するための方法を、物語と音楽という要素に絞って、講義形式で説明する。 ・第6〜8回は、グループで映像作品を選定し、分析をおこない、それをプレゼンテーションする。発表者以外は、積極的に質疑応答に参加する。 ・第9〜12回は、個人で映像作品を選定し、分析をおこない、それをプレゼンテーションする。発表者以外は、積極的に質疑応答に参加する。 ・第13・14回は、関西のフィルム・アーカイブの見学会を実施する。見学は12月上旬の日曜日(二回分連続)を予定している。見学先および日時は、あらためて10月に決定する。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
授業外でも、できるだけ多くの映像作品に接し、各自の関心を高めることが望ましい。 |
授業時間外に必要な学修 /Expected Work outside of Class |
事前学習:グループ・ワークによるプレゼンテーションは、授業時間外に準備しておくこと。また、他のグループが取り上げる映画作品についても、事前に視聴しておくことが望ましい。(90〜120分) 事後学習:授業で配布するプリントを復習に活用すること(一回の授業につき目安として60分)。プレゼンテーションは講評するので、期末レポート作成の参考とすること。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
プレゼンテーション、期末レポート。プレゼンテーションは講評するので、期末レポート作成の参考とすること。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業時の質疑応答20%、プレゼンテーション30%、期末レポート50%で評価する。 |
テキスト /Required Texts |
特に定めない。適宜資料を配布する。 |
参考図書 /Reference Books |
デイヴィッド・ボードウェル、クリスティン・トンプソン著、藤木秀朗監訳『フィルム・アート』名古屋大学出版会、2007年 ミシェル・シオン著、川竹英克、ジョジアーヌ・ピノン訳『映画にとって音とはなにか』勁草書房、1993年 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション | 授業の目的、到達目標、進め方および成績評価の基準について説明する。受講生は自己紹介をしてから、グループに振り分けられる。 | |
2 | 第2回 | 資料の探し方 | プレゼンテーションの準備に必要な映像資料、文献資料の探し方について説明する。 | |
3 | 第3回 | ストーリーとプロット1 | 『北北西に進路を取れ』を題材に、映画の物語におけるストーリーとプロットの違いを理解する。 | |
4 | 第4回 | ストーリーとプロット2 | 『裏窓』を題材に、映画の物語におけるストーリーとプロットの違いを理解する。 | |
5 | 第5回 | 音の機能 | 『天空の城ラピュタ』を題材に、映画を演出している音の機能について理解する。 | |
6 | 第6回 | グループ・ワーク1 | グループで選定した映像作品の分析をプレゼンテーションするための準備をおこなう。 | |
7 | 第7回 | グループ・ワーク2 | グループで選定した映像作品の分析をプレゼンテーションするための準備をおこなう。 | |
8 | 第8回 | グループ・ワーク3 | グループで選定した映像作品の分析をプレゼンテーションし、質疑応答をおこなう。 | |
9 | 第9回 | プレゼンテーション1 | 個人で選定した映像作品の分析をプレゼンテーションし、質疑応答をおこなう。 | |
10 | 第10回 | プレゼンテーション2 | 個人で選定した映像作品の分析をプレゼンテーションし、質疑応答をおこなう。 | |
11 | 第11回 | プレゼンテーション3 | 個人で選定した映像作品の分析をプレゼンテーションし、質疑応答をおこなう。 | |
12 | 第12回 | プレゼンテーション4 | 個人で選定した映像作品の分析をプレゼンテーションし、質疑応答をおこなう。 | |
13 | 第13回 | フィルム・アーカイブの見学1 | 身近な地域のフィルム・アーカイブを見学し、映像文化への理解を深める。(第14回と連続) | |
14 | 第14回 | フィルム・アーカイブの見学2 | 身近な地域のフィルム・アーカイブを見学し、映像文化への理解を深める。(第13回と連続) | |
15 | 第15回 | まとめ | 授業全体のまとめをし、2年次の演習について導入的な説明をおこなう。 |